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インナーチャイルドの傷(2)

このテストは、あなたのインナーチャイルド(内なる子ども)が育ってきた子ども時代の中でどの時期にどんな傷やつまずきを抱えているかを大まかに知るためのテストです。
自分について当てはまるものにチェックを入れ、最後に「診断」ボタンを押してください。
A
現在あるいは過去において摂取性の依存症(過食症、アルコール依存症、麻薬依存症など)になったことがある。
自分の欲求を実現させる能力を信じることができない。誰か、その欲求を実現してくれる人を見つけなければならないと思っている。
他人を信じることは難しい。いつも自分がすべてを把握していなければならないと思う。
自分の肉体的欲求が身体に現れても気づかない。たとえば、空腹でないのに食事をしたり、自分がどんなに疲れているかに気づかないことがよくある。
自分の肉体的欲求を無視する。栄養のことを考えないし、十分な運動もしない。病院や歯科医院に行くのは緊急の時だけである。
見捨てられることをとても恐れている。失恋したために自暴自棄を感じたことがある。
恋愛や結婚に終止符を打たれた時、自殺を考えたことがある。
自分がどこにも合わないとか所属していないと感じることがよくある。他人が自分の存在を本当は歓迎していないと感じる。
公の場で、できるだけ人に気づかれないようにする。
愛情関係においては、いつも努めて協力的にふるまって、相手(友人、恋人、夫・妻、子ども、親)が自分と離れられないようにしている。
自分が最も欲し、空想にふけるのはオーラルセックスである。
触ったり抱いてもらいたいという欲求が強い(その気持ちは、他人に聞きもしないでしばしば相手を触ったり抱いたりする形で現れる)。
絶えず認められたいとか、ほめられたいという欲求を持っている。
しばしば他人にきついことを言ったり、皮肉っぽくなったりする。
いつも孤立していて一人ぼっちでいる。他人とかかわることは無意味だと感じることがある。
だまされやすい。十分考えずに他人の意見を受け入れたり、うのみにする。

B
自分が何をしたいのか、わからなくて困っている。
未知の場所に行ってあれこれ探索するのは怖い。
新しい経験をしてみるのは怖い。もし新しいことをするとしても、誰かほかの人が最初にやってみるまでいつも待つ。
見捨てられることがとても怖い。
困難な状況に直面した時には、どうしたらいいか、誰かが教えてくれるのを待ち望む。
もし誰かがアドバイスをしてくれたら、それに従うべきだと思う。
実際あることを体験している時、不安になる。たとえば、旅行中、素晴らしい光景を見ている時に、観光バスが自分を残して発車してしまうのではないかと不安になる、など。
大変な心配症である。
自然体になることは難しい。たとえば、楽しい気分になって歌を歌おうとする時、抵抗を感じる。
目上の人とよく言い争いをする。
「小便野郎」「くそったれ」などの大小便に関係ある言葉をよく使う。自分のユーモアの感覚は下ネタに集中している。
男・女のお尻のことでいつも頭がいっぱいである。ほかの種類のセックスより、アナルセックスについて、空想にふけったり、アナルセックスを実際にしてみたいと思う。
お金や愛情、感情表現を出し惜しみしているとよく言われる。
几帳面さや清潔さにとりつかれがちである。
他人の怒りあるいは自分自身の怒りを恐れている。
争いごとを避けるためだったら、ほとんどなんでもするつもりである。
何かを断る時、罪悪感を感じる。
直接ことわりの言葉を言わずに、いろいろな遠回しの巧みな言い方で、自分がやると言ったことをやらないことが多い。
時々怒り狂ったり、ふさわしくない形で自制心を失ったりする。
他人をひどく批判することがある。
人と一緒にいる時は愛想よくふるまって、その人がいなくなると、その人の陰口を言ったり、批判したりする。
ある仕事をうまく仕上げた時でも、自分の業績を喜んだり、その価値を認めたりすることに何か引っかかりを感じる。

C
自分のアイデンティティの問題は深い。
(たくましく見せようとしたり、色っぽくふるまおうとして)自分の性を誇張し過ぎている。
正当な関係の人とセックスしても、罪悪感を感じる。
ある瞬間、自分が感じていることがわからない時がある。
身近な人々(配偶者、子ども、上司、友人)とコミュニケートするのに困難を感じる。
いつも感情を抑えようとしている。
周りの人々の感情をコントロールしようとしている。
怒っている時に泣く。
脅されたり、傷つけられたりした時に激しく怒る。
感情をあらわにするのに抵抗を感じる。
ほかの人の行動や感情を自分のせいだと思う(たとえば、自分がほかの誰かを悲しませたり、怒らせたりすることができると思う)。
家族に何か問題がおきた時、それに対して罪悪感を感じる。
自分のやり方しだいでは相手を変えることができると思う。
自分が何かを望んだり感じたりすれば、それが実現すると思う。
矛盾した情報、あるいは一貫性のないコミュニケーションを、説明を求めずに受け入れることが多い。
憶測や仮定を現実の情報のように扱い、行動することがある。
両親の夫婦問題や離婚を自分のせいであると思う。
自分が努力しているので、両親の関係がうまくいっていると思う。

D
自分と他人とを比べて劣っているような感じがすることがよくある。
男でも女でももっと仲の良い友人がいればいいのにと思う。
社交的な場ではいつも居心地が悪い。
グループの中にいると居心地が悪い。一人でいるのが一番落ち着く。
競争心が強いといわれることがある。勝たなければいけないように感じる。
一緒に仕事をする人としょっちゅうけんかをしている。
家族の誰かといつもけんかをしている。
交渉の時は、(a)完全に譲ってしまう、または、(b)自分の意見を主張して譲らない、のどちらかである。
決められたルールを常に守ることを誇りにしている。
いつもぐずぐずしている。
仕事などを仕上げるのに苦労する。
説明がなくても自分はなんでもできるはずだと思う。
間違いを犯すことがとても怖い。
もし自分の間違いを見直すよう強要されたら耐えがたい屈辱感を感じる。
いつも他人を怒ったり、批判している。
基本的な生活技能が欠けている(読む力、話す力、正しい文法で書く力、必要な計算をする力)。
誰かに言われたことが頭から離れなかったり、その意味を分析したりするのに多くの時間を費やす。
自分が醜いとか劣っていると感じる。もし感じるなら、衣服、物、金、化粧などでそれを隠そうとしている。
自分や他人に嘘をつくことが多い。
何をしても十分ではないと思い込んでいる。

E
よく親や権威のある人(上司や警官など)とトラブルを起こす。
他人が受け入れているように見える「意味のないルールや規制」にいらいらする。
両親の前では、従順な(あるいは反抗的な)子どもの役割を演じてしまう。
本当の自分がわからない。
自分の生き方は普通と異なっており、社会規範に従っていないので、他者よりも勝っていると感じる。
子どもの頃からの宗教を何も疑うことなく信じている。
異性としか友情関係を築けない。
仕事以外の異性関係はすべて、性的なあるいは恋愛関係である。
何か行動するよりも空想にふけったり、恋愛小説やSF小説を読むほうを好む。
成長しなさいと言われることがある。
一般に受け入れられているものに反する自分の意見を述べることは、不可能に思える。
グル(導師)やヒーローに追従したり、カルトや秘密集団に強くひかれる。
自分がしようとすることが、いかに偉大であるか話しておいて、実際にはそれを実行しないことが多い。
自分のようなひどい体験は誰もしたことがなく、またこの独自の痛みを本当に理解できる人は誰もいないと思う。

出典:『インナーチャイルド - 本当のあなたを取り戻す方法』ジョン・ブラッドショー著、新里里春訳、NHK出版

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