1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
(現在 過去ログ5 を表示中)

HOME HELP 新規作成 新着記事 トピック表示 検索 過去ログ

No696 の記事


■696 / )  Re[1]: 【フラバ注意!】自分と両親について。
□投稿者/ ヤン・ウーロン [MAIL] -(2004/06/29(Tue) 23:34:25)
    木の芽さんはじめまして、よろしくお願いします。

    大きな一歩を踏み出しましたね。心からおめでとうを送りたいと思います。
    こうした掲示板に書き込むのはかなり勇気が必要だったでしょうね。


    >親から離れてみると、自分というものが何もないことに気づいて愕然としました。

    これは大きな一歩でしたね。そう気づかせないのかトリックの種なのですから。気づいたことは間違いなく一歩前進でしょう。


    >母の意見を一度捨て去り、自分の意見を出そうとしてみても、混乱してとても疲れてしまいます。

    これも似たような覚えがあります。私の場合は「親の意見VS自分の意見」のような図式の呪縛から離れるといい感じになりました。
    いいかえれば、自分の親とはいっても、ようは世間によくいる大人の一人であり、正しいことをいうこともあれば間違ったこともいうこともあるわけですから「親の意見だから100%正しい」も「あんな親の言うことだから100%否定してやる」も、親を極端に特別扱いしているという点では同じであり、心の安らぎはやって来ないような気がします。
    私の場合は「親の意見を捨てる」ことのこだわりから離れて、親の意見もありがちな(多分に間違った)意見の一つと思い、「それを実行する義務が自分にないこと」が、自分の中ではっきりしたとき気分が楽になりました。

    木の芽さんも、まだお若いのですから、こうした掲示板などでいろいろな人の考えを吸収して、自分のために役立ててくださいね。

    マイペースの人生を送られるよう、お祈りいたします。
返信 削除キー/


Pass

HOME HELP 新規作成 新着記事 トピック表示 検索 過去ログ

- Child Tree -