1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■5736 / inTopicNo.1)  インナーチャイルドさん
  
□投稿者/ 冬子 -(2007/03/31(Sat) 04:51:22)
    最近では『私たちの物語』でも、いくらか呟きできるようになりました。
    そんな中で、ふっと思ったことでなのですが・・・。

    私には、インナーチャイルドというもののイメージはよくわからないんですけどね。
    で、ある時あるブログで、「脅かしですが(笑)、次にインナーチャイルドが騒ぎ出すのは、子育ての時ですよ?」という記事を読んだわけでした。

    ACを自覚して、親と同じ子育てはしないと決心したのに、なぜか感情のコントロールができなくてイライラしたり、結局親と同じ言動で子どもに当ってしまったりするのは、インナーチャイルドがヤキモチを焼いて、子どもに愛情をかけようとするお母様の邪魔をするからですとかって。
    「あなたの無意識の中で、あなたの子供の欲求を満たすより、私(インナーチャイルド)の欲求を満たす方が先よ!私を構ってよ!と暴れるのです」だそうなんですって。

    ここでも(特にどなたかのことを取り上げたい意図ではありません)、それから他所でも、そういうお悩みに苦しむお母様の声も聞きますしね。

    それでふっと、私の家では、姉がこのインナーチャイルドとして暴れ続けていたんだわねぇと、そんなことを思ったわけでした。
    両親としては、どちらも自分の子どもなわけで・・・でも、私を徹底的に排除しようとしてあらゆる攻撃をかけ続ける長女がいましてね、
    親として下のコを庇えば、上が泣き叫んで暴れだし、その怒りから更に下のコへの暴行がエスカレートする。
    とにかく一番先に、一番多く、少しの妥協もなく自分を優先してくれ!と暴れる我が子に、どうすることもできない両親達でしたから、
    「まぁ、この際は、黙って下のコに泣いてもらいましょう」「幸い、聞き分けも良くて、手もかからないコみたいだからねぇ」的な対応しかできないという次第だったわけでしたけれどね。

    なんかそんなことを改めて思い出してみたら、ACで子育てしている方(そのことで悩んでいる方)のお宅にも、子どもさんの上に、もう一人の暴れる子どもさん(私の姉のような)がいるようなものなのかな?なんて想像してしまいましてね。

    今さら考えても意味があるのかなぁ?とは思いながらも、
    私の両親は、ではどうすれば良かったのかなぁ?みたいな未練が、
    やっぱり私の中に残っているようだわねぇ?なんて思った次第でした。

    「答えの出ない思い」というもののことを「未練」というのよねぇ?と思いながらも、ふっと考えずにはいられない瞬間があるというお話でした。(ペコリ)
引用返信 削除キー/
■5737 / inTopicNo.2)  Re[1]: ご無沙汰しております
□投稿者/ とら [MAIL] -(2007/03/31(Sat) 06:20:55)
    No5736に返信(冬子さんの記事)
    ご無沙汰しております。お元気でしょうか?
    インナーチャイルドについてのトピックですね。拝見しました。
    まだ、チャイルドが良くわからないですか?うーん、時間がかかるのですよv
    俺はその感覚がわかるのに10年かかりました。今は、インナーチャイルドのとらちゃんとはいいお友達です。良く彼は仕事の助言をくれたり、恋愛の助言をくれます。(なんか笑えるでしょう?)この子は本能的に物事を客観的に見れるようです。自分の分身なのになぜ、こんなに洞察ができるか、不思議です。
    すこしずつ、ご自分のインナーチャイルドと向き合い、あやせるようになるといいですね。見えたり、見えなくなったりします。時には暴れます。そのときはしっかりとしかってくださいね。失礼します。
引用返信 削除キー/
■5739 / inTopicNo.3)  Re[2]: ご無沙汰しております
□投稿者/ 冬子 -(2007/03/31(Sat) 10:34:31)
    おはようございます。レス、ありがとうございます。(ペコリ)
    私は、変わらぬ毎日を過ごしておりますよ。
    とらさんは、ご自身のインナーチャイルドと、よい関係を築いているようですね?(ニコ)

    え〜と、自分のインナーチャイルドを見つけたいってお話ではなかったんですよ。
    私の場合は少し事情がありまして・・・彼女は、かなり深いところで眠り続けているらしい(あくまでも、らしい?ですが)ので。(苦笑)

    <インナーチャイルドさん>とは、実は私の姉のことだったりするわけでした。(笑)
    ただ、こういう考え方をしてみた時に、両親と姉の関係・両親と私の関係・姉と私の関係というものが、少し見えてくるんじゃないか?なんて考えましてね。
    私の両親は、ではどうしたらよかったのか?とか。(私には子どもはいませんのでね)
    家族や周囲の人達を苦しめた人でしたが、では本人の苦しさというものは、どんなだったのかな?とか。

    子育てしているお母様や、それ以外の方などのご意見もいただけたらと、そんな期待も混ぜながらの、スレ立てだったわけでした。
    (はっきりしない文章でしたよね?と、少し反省をしておりますが・汗)
引用返信 削除キー/
■5740 / inTopicNo.4)  Re[1]: インナーチャイルドさん
□投稿者/ 大門 -(2007/03/31(Sat) 13:02:27)
    ご無沙汰しています。こんにちは。

    > 今さら考えても意味があるのかなぁ?とは思いながらも、
    > 私の両親は、ではどうすれば良かったのかなぁ?みたいな未練が、
    > やっぱり私の中に残っているようだわねぇ?なんて思った次第でした。

    親は、姉も妹も同じ子供として平等に扱えばよかったんではないかなと。
    姉には姉の、妹には妹の不満がある。
    それを言う権利がある。
    親は聞く義務がある。

    1.総合的に判断する。もしくはお互いの妥協点を提案する。
    2.ジャッジの下せないことはジャンケン。
    3.それでもお互いが納得がいかないなら、親が悪者になる。
    4.下された結果で誰かが泣かないといけないときは親がフォローする。

    これらは、自分が親に望んでいたことですね・・・。
    姉にしか物を買わない両親でした。
    姉に貸してもらうのに、自分は小学生で姉にレンタル料を払っていました。
    いとこの家に遊びに行ったら、こんな感じのルールですごいカルチャーショックだったのを覚えています。

    だから今は「平等」がルールっす。
    それらは子供の為だよっていう理由が、子供に通るとは思わない。
    結局は自分の為ですね。
    自分がそうしたいからしてます。
    各自が納得いってるかどうかは分かりません。
    ただ不満があるときは、やはりいつでも聞くつもりです。
    自分もたくさん間違えますし、その場の雰囲気で言えないこともあると思うので。

    もし、大人になってお前のせいでこんな風になった!と責められたら
    素直に謝ろうと思います。

    ちなみに自分もインナーチャイルドさんているのかはっきり分からないです(笑)

引用返信 削除キー/
■5743 / inTopicNo.5)  Re[2]: インナーチャイルドさん
□投稿者/ 冬子 -(2007/04/01(Sun) 04:04:56)
    2007/04/01(Sun) 06:36:26 編集(投稿者)

    大門さん、お久しぶりです。
    一度書いた記事を、大きく編集しています。

    私の親は、自分の子どもに順番をつけていたんですね?
    私の親は、不満を言わない子どもには、不満は無いものと思っていたんですね?
    私には、権利があったんですね?
    私の親には、義務があったんですね?

    こんなふうにはっきり言葉にしてみると、自分の現状がよくわかるものですね。

    ↑のように書き始めていまして・・・なんかとっても、自分が恥ずかしくなったわけでした。
    「ふっと思って・・・」と書いた記事のつもりでしたが、ホンネは未練と寄りかかりだったような気がしてきましてね。

    > 親は、姉も妹も同じ子供として平等に扱えばよかったんではないかなと。
    > 姉には姉の、妹には妹の不満がある。
    > それを言う権利がある。
    > 親は聞く義務がある。

    わかっている答えでも、どなたかに言っていただきたかったような気がして・・・。
    こういうのは、完全な「甘え」ですよね。自分で言葉にすることは、でもできなかったんですね。
    頭の中では、いつも言葉にしてるのに、でも文章で出す時は、「そういうもんでしょ?」「しかたないことなのよ」風になってしまう自分なんですよ。どういうわけかね。

    > 1.総合的に判断する。もしくはお互いの妥協点を提案する。
    > 2.ジャッジの下せないことはジャンケン。
    > 3.それでもお互いが納得がいかないなら、親が悪者になる。
    > 4.下された結果で誰かが泣かないといけないときは親がフォローする。
    >
    > これらは、自分が親に望んでいたことですね・・・。

    整理して書いていただいてありがとうございます。
    あぁ〜、こういうこと辺りが、私が望んでたことだったんだ!と、
    出せないでいた気持ちを見つけていただいたような気持ちです。(感謝)

    > 1.総合的に判断する。もしくはお互いの妥協点を提案する。
    家の中で騒音が無くなることにだけ意識を向ける人達だったような気がします。
    妥協点とは、どちらかが先に手を引くこと(引ける私が引くこと)と教えられていました。
    > 2.ジャッジの下せないことはジャンケン。
    勝ちたい人が勝つまでは、何度でもやり直し可能なルールが設定されていました。
    > 3.それでもお互いが納得がいかないなら、親が悪者になる。
    前提が、家族内に「悪者はいない」だったので、納得しない者が「聞かず(悪いコ)」ということになっていました。
    > 4.下された結果で誰かが泣かないといけないときは親がフォローする。
    泣く役は決まっていたので、親が「オマエはオトナだからねぇ」と言い含めることがフォローと思っていたようです。

    考えると、大人が大人の判断をしていなかったのですね?
    コトを収めるための判断をし、ジャッジを下す人間がいなかったのですね?

    ↑こんなふうに、一度はボヤキを入れないと気づかないコトだったりしたわけですが・・・。
    オマケで、↓こういう愚痴も呟かせていただいてました。

    家族関係で、なぜか商取引になるのは不思議ですね。(ウチもそうでしたが)
    父は、「ウチに辞書は一冊で十分。二人に買ったものだからな」と言い、(そういう時代の人で、そういうことに美意識を感じていたようで)
    姉は、「これはあたしのもの(先住者?の権利)だから、許可なく触ることは禁止」と言い、
    つまり私が(たとえば学校で)必要な時は、常に禁止という規則になっていました。
    お小遣い制度が無い家だったので、懇願と労働の対価で貸し与えられることはありましたけど。(姉の機嫌次第でしたが)
    若しくは、上のルート(親に頼む)を使ってその時限りの強行策をとるかでしたね。(裏での制裁は必ずありますが)

    ↑いえ、愚痴らせていただいてます。(ですよね?)

    > だから今は「平等」がルールっす。
    > それらは子供の為だよっていう理由が、子供に通るとは思わない。
    > 結局は自分の為ですね。
    > 自分がそうしたいからしてます。
    > 各自が納得いってるかどうかは分かりません。
    > ただ不満があるときは、やはりいつでも聞くつもりです。
    > 自分もたくさん間違えますし、その場の雰囲気で言えないこともあると思うので。
    >
    > もし、大人になってお前のせいでこんな風になった!と責められたら
    > 素直に謝ろうと思います。

    こちらも感謝です。いいお話をきけて、なんか慰められました。
    慰められたかったのでしょうかね?自分の親とは違う人の言葉を聞くことで。

    言葉では、両親の怠惰を批判している私ですが、批判の先の納得の部分で、「じゃ、どう収めようかなぁ?」と行ったり来たりしているような状態の私です。

    権利も義務も平等も、ただある・認められているだけでは、機能しないものでしたよね。
    両親は、「子ども達は平等だ」と言えば、それで平等な扱いをしていると考える人達でした。
    でも、そうじゃないことは、身を持って理解しちゃってる自分なわけですからね。

    まだまだ未練タラタラな私ということでした。(恥ずかしいです)
    とてもいい気づきになりました。感謝です。(ペコリ)
引用返信 削除キー/
■5766 / inTopicNo.6)  Re[3]: インナーチャイルドさん
□投稿者/ 大門 -(2007/04/03(Tue) 21:37:13)
    こんばんはー。拝見致しました。
    あのような文章から、冬子さんがご自身に置き換え、噛み砕いて解釈してくださったことにまずお礼を申し上げます。

    > 私の親は、自分の子どもに順番をつけていたんですね?

    こちらは自分には分かりませんが、うちは絶対的な年功序列でした。

    > 私の親は、不満を言わない子どもには、不満は無いものと思っていたんですね?
    ないと思ったのか。あるいはないことにしたかったのか。

    小さい子にガマンさせていると思うと普通「ごめんね」という言葉がまず出ますね。なかったですか?

    > 私には、権利があったんですね?
    > 私の親には、義務があったんですね?

    そうですよー。
    親は子供を作ったのですから、それぞれの出生について、もしくは育て方について子供が不満を持ったとき、例えば家が貧乏だとか、もっとちゃんと生んで欲しかったとか、子供がその不満をぶつける先は親ですが、親にとってどうしようもないことは、ひたすら慰めるしかないです。

    それから、誰かに何か言葉を貰えたらと思ってスレ立てをするんですから、そんでいいんです。「甘え」じゃないですよ。えーと、そうだ、自分も困ったときに冬子さんからレスいただきましたし。それに、他の方のどんな言葉でもきっと上手に解釈されたと思います。

    > お小遣い制度が無い家だったので、懇願と労働の対価で貸し与えられることはありましたけど。(姉の機嫌次第でしたが)
    > 若しくは、上のルート(親に頼む)を使ってその時限りの強行策をとるかでしたね。(裏での制裁は必ずありますが)

    そうでしたかー。似てますね。たぶん子供だからですね。
    ただ、自分とは違ってガマンできるってすごいなと思いました。
    クールっす。

    愚痴でしたか?
    えーと、えぇぇっと・・・。
    ご承知の通りうまい慰めの言葉が思いつきません(笑)
    それでもよろしければいつでもどうぞです。
    失礼致しました〜。


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