1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■4660 / )  私の家族8
□投稿者/ くり -(2006/01/20(Fri) 02:14:47)
    大学を卒業して一応就職はしました。
    しかしすぐにだめになりました。
    怖くて怖くて続けられないのです。
    ほんとにつらくて、泣いて母にそのことをいいましたが、母は嫌そうな顔をして「はやく寝なさい」と言っただけでした。

    父は「短大が有名だったから会社はお前をとったんだな」とこともなげに言いました。

    会社をやめてからバイトをすることにしました。
    それから一年後、友人と東京に住むことにしました。
    いったん家を離れました。
    しかしこの友人もおかしなところがあり、一緒にくらしてからそれがわかるようになりました。それもトラウマのひとつです。

    父が自殺したのはこのころです。
    もとからもう長くはないと言われていました。
    重度のすい炎と肝臓を患い、うつ病にもなっていました。おなかに水もたまっていました。原因はアルコールとタバコと薬のとりすぎでした。

    実家に帰ってるときでした。
    父が早朝電気コードで首をつって死んでいるのを妹が最初に発見しました。
    心臓発作ということにして葬式を行いました。
    涙はでませんでした。
    むしろ死んでくれてよかった!!と心の底から思いました。
    これで私は楽になれると本気で思ったんです。
    後日父の会社から偲ぶ会みたいなものがあり、父の軌跡を思い出すということでフィルムが流されました。
    父と私達の幼い時の写真が映し出され、「よき父として…」と読み上げられたとき、私は心の中で「何がよき父だ!」と毒づいていました。みんなに言ってやりたい衝動にかられました。「父はとてもひどい人だった」と。
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