1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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No4289 の記事


■4289 / )  Re[1]: 今、思っていること。
□投稿者/ chikypug -(2005/11/07(Mon) 11:56:44)
    スケッチぶっくさん、こんにちは。

    スケッチぶっくさんが書いてくださる内容には、うん、うん、とうなずくことばかりです・・・。
    まさに、私が子供の頃からもやもやとかかえてきて、この年になるまで言葉で言い表すことのできなかった思いが、スケッチぶっくさんの書いてくださることに重なって、自分の中からあふれ出てきているような感じです。
    本当に不思議な感覚です。

    > 今、実母と同居しているのですが、
    > 「わたしの気持ちを、ほんとうに 受け止めて欲しいのは、お母さんなの!」 という思いを抱えている わたしにとって、一番むずかしいのは、それを 断念して、家族として、母と関わってゆかねばならないことです。

    私も同じです!
    私は実家が遠いので、母と関わる機会は少なくて済みますが、同居となるとどれだけ難しいことだろうと想像します。

    お子さんとの関わり方、まさに対等に、率直に、でも配慮をしないといけない、まさにそのとおりですね。
    それがまた、難しい・・・・
    自分の思いをすべてありのままお子さんに話すべきではないし、だけど、伝えなくてはならないこともある。
    それは表面的なものでもいけないし、本当のこと、真実のことを伝えたいですね。

    本当に、「大人になる、親になる・・・のは、並大抵のことじゃない。」ですね!

    人は皆、何かしら問題を抱えて生きているのですよね。
    それを無視している人、抑圧している人、感じないようにしている人・・・
    皆それぞれ心の浅いところ、深いところで何かしら抱えている。

    私の姉は、母のカウンセラー役をずっとしてきました。
    ものすごく意志が強く、私がこういう状況に陥っているときに、「自分の心も身体もコントロールして生きなければどうするの!」、と抑うつの私を叱咤激励し、通院はやめろ・クスリもやめろ・母として生きるのか女として生きるのか、はっきりしろ・・・・と強い調子で言います。
    彼女は。ものすごいエネルギーで自分を抑制しているのだと思います。
    離婚して2児の母で、家も建ててキャリアウーマンで。
    どうしてあの人は壊れないであの生活を続けられるのか、私にはわかりません。

    私の母もとても攻撃的です。
    ものすごく乾いた言い方で、「これが私の愛情だ!」と言い切りますが、その言動から私の欲しいと思っている愛が感じられることはありません。
    私も、ちっとも安心して関わることができません。
    未だに、あの人と関わるときは、傷つきたくなくて身構えてしまいます。

    人の悪口・非難ばかりして、いつも眉間にしわをよせて不機嫌な顔。
    そうして、子供の頃の私がぶすっとした顔をしていると、もっとニコニコしろ、感じよくしろ、はきはきあいさつしろ・・・と態度を改めるよう叱られ続けました。
    内と外での態度の激変、矛盾・・・・
    そんな環境で「愛されている」と実感できるはずがありません。

    本当に、母と娘という関係は、境界線が引けないことが多いのでしょうね。
    母親は娘に対し、愚痴を垂れ流し、不満・ストレスのはけ口にしてしまう。
    そこには「配慮」という愛が欠けています。

    それでも、前を向いて、今の生活を大切に思えるようになった、そんなスケッチぶっくさんに拍手です。
    私は春に内観を受けて感じたことがあるのですが、それは、感謝する心を育てよう、と思ったことです。
    私は介護職なので、ちょっとしたことでお年寄りに「ありがとう・・」と言っていただける機会が多いのです。
    家庭教師で教えている生徒さんにも、「先生、ありがとう」と素直に言われて、はっとするときがあります。

    こうして私も、ここに自分の思いを書くことができるようになったことに、本当に感謝してします。

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