1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■4044 / inTopicNo.1)  同じ境遇の人がいらしゃったら・・・。
  
□投稿者/ きよちゃん -(2005/09/02(Fri) 10:33:19)
    以前、書き込みさせていただいていた、30代半ばの男・妻子持ちです。
    仕事は、自営手伝いです。

    お客さん・友人・知り合いetc.色んな人に、
    「お父さんの仕事を手伝って偉いな〜。行く末は2代目か!?」
    とよく言われます。まるで挨拶代わりのように。
    でも、僕自身、人に言われるほど偉くはないし、そもそも
    好きで手伝ってるわけではありません。
    仕事内容もそうですが、なにより両親が・・・・・・。
    単に、よそでやっていく能力が欠如してるだけで、
    たまたま欠如した僕でも働ける環境(自営)があったから、
    働いている・・・そんな感じです。

    そんな僕なので、「お父さんの・・・」と人から言われると、
    顔では笑って誤魔化しているものの、内心は、その場で嘔吐
    しそうなほど、嫌悪感を感じています。
    「行くところないから、親父のところで働いてるのか?」
    と言われたほうが、どれほどスッキリするか。
    「親父」の言葉に嫌悪感を感じることは否めませんが。

    これまで、人から見れば「虐待」と思えるようなことでも、
    それが当たり前として、過ごしてきました。
    自分がしっかりしてないから、怒られたり叩かれたりバカにされたり・・
    それは、仕方ないことだと思ってました。

    ある程度大きくなり、昔の思い出話をすると、決まって母は言います。
    「厳しくしたおかげで、今のお前がある。感謝しろ」と。
    それを横で聞いてた父は「でも厳しすぎたんじゃないか〜?」と
    なんとも他人事のように言います。ほとんど僕達に関わってなかったから。
    でも、そんなことを言われても「そうなのか」と、納得してしまっていた
    自分がいました。

    自分も人の親となり、いかに両親が僕に対して「しつけ」と称して
    理不尽な行いをしていたのかが、よく分かります。
    でも、分かったところで、心は空っぽです。
    せめて、自分の子供達には、自分が背負ってきたものを押し付けないで
    おこう・・・そう、考えるのが精一杯で、他にはなにも。
    精一杯考えたことでさえ、気がつけば、自分と同じ目に子供を遭わせて
    いることがあったり・・・なにがなんだか分かりません。

    自分が何者で、なにがしたいのか。
    したいことがあったとして、具体的にどうすすめていけばいいのか。
    何故、知らずして、自分の子供を嫌な目に遭わせてしまってるのか。
    これからも、今のように両親と関わっていると、
    自分はどうなってしまうのか。
    もう、若くはない年齢に差し掛かり、とても焦る気持ちでいっぱいで、
    そんなことで焦る自分に嫌悪感を感じます。

    いっそのこと、両親の目の届かない場所に引っ越して、
    一からスタートすればいいのでは?と、考えたこともありましたが、
    自営手伝いをしていると、人には言えないしがらみetc.があって
    引っ越したとしてもついてまわる・・・。加えて子供の問題も。

    自営手伝いをすることになった時、大半が「お父さんの・・・」と
    言っていたのですが、ある人だけ違うことを言ってました。

    「一旦、手伝い始めると、ズルズルと抜けれなくなる。よく考えろ。」

    今、その言葉が頭に渦巻いてます。言葉の意味が、今になって理解
    できたので。

    似たような境遇の方で、自分だけの人生を見つけられた方、
    僕と同じように悩んでいる方、どんな方でも結構ですので、
    なにかお返事がいただけたら幸いです。

    ACとは関係のない話が含まれていた上、長々と失礼しました。




引用返信 削除キー/
■4047 / inTopicNo.2)  Re[1]: 同じ境遇の人がいらしゃったら・・・。
□投稿者/ 冬子 -(2005/09/02(Fri) 16:26:10)
    こんにちは、冬子と申します。
    私は、サラリーマンの夫と二人暮らしで、自分は無職の女ですので、きよちゃんさんの境遇とは・・・ですが。
    自営のお仕事とご両親とご自身の家庭と、いっしょくたに苦しんでいらっしゃるご様子ですね?

    > 「お父さんの仕事を手伝って偉いな〜。行く末は2代目か!?」とよく言われます。まるで挨拶代わりのように。

    これ↑、あんまり気にされない方が・・・と思いましてね。
    つまり、殆んどの方は、なにも考えてないただのご挨拶だったりするわけでしょうから。
    親がご商売をなさっている家庭では、「子どもがそれを手伝って受け継いでくれる」というのが、一般的な親孝行という意識は出来上がっているもののようですから、
    「きよちゃんさんは、そのようになさっているんですね?」という、普通のご挨拶というお話だったりするんですよね?
    一見、表面的には何の問題も起こさず、親のご商売が継承されているように<見える>ことをさして、親御さんには「いいですねぇ」、きよちゃんさんには「偉いですねぇ」というご挨拶をくれるものですからね?よその方というものは。

    ということで、「よその方はよその方」「自分ではない方に、自分の状況がすんなり理解されるはずもないから」と、私は「あえて気にしないように」と考えてきた次第でした。

    男の方は、経済的にも家庭を維持していく責任がありますから、「それは大変なことですよねぇ」と、私などはいつも考えている次第です。
    きよちゃんさんは、少なくとも、そういう責任はきちんと果たしていらっしゃる。
    そのことだけでも、大変立派になさっている自分ということは、評価してあげてもよろしいのではないでしょうか?

    > たまたま欠如した僕でも働ける環境(自営)があったから、

    それがもし事実だったとしたら、それはそれで恵まれたことではないでしょうか?
    男の方の社会は厳しいですから、自分の生活を支えられる仕事を持てることは、「それだけでも恵まれたこと」と、私などは考えてしまいますので。
    でも、そうやってご自分を無理矢理納得させてしまったのだとしたら?
    そこの部分で、本当には納得してないきよちゃんさんがいるのだとしたら?
    というお話でした。

    お一人だけ、他の方とは違うことをおっしゃった方がいたそうですが、
    その方には、こういうこと(自営を継ぐということ)の内部事情が判っていらっしゃったということだったのでしょうね?
    そういうお知り合いがいらっしゃることは、大変貴重で心強いことですね?と感じました。

    > いっそのこと、両親の目の届かない場所に引っ越して、一からスタートすればいいのでは?と、考えたこともありましたが、

    はい、そういうことができるのならば、それもいいのかもしれませんよね?
    ただ、お仕事を変わるリスクということはありますよね?
    ご家族を抱えた状態で、二度目の就職活動というお話になりますから。
    でも、そういうことをなさっている方は、それでもたくさんいるわけですから、
    きちんと準備さえ・計画さえ・ご家族の理解さえできているのなら?というお話です。

    人には言えないしがらみというものがあると、きよちゃんさんがおっしゃるなら、それについては、私が伺っても無理とおっしゃるなら、私は何かを言うことはできませんが。
    また、お子様の問題ということも、私は具体的には知りえませんが。

    ただ、どうにもならないように見えることでも、リスクは理解して、その上で「とれる方をとる」もしくは「とりたい方をとる」という方向で考えると、狭いながらも「選択肢というものはある」ということになるように思いました。
引用返信 削除キー/
■4063 / inTopicNo.3)  Re[2]: 同じ境遇の人がいらしゃったら・・・。
□投稿者/ きよちゃん -(2005/09/03(Sat) 09:26:29)
    冬子さん、おはようございます。
    早速にお返事いただけて嬉しいです。

    > これ↑、あんまり気にされない方が・・・と思いましてね。
    > ということで、「よその方はよその方」「自分ではない方に、自分の状況がすんなり理解されるはずもないから」と、私は「あえて気にしないように」と考えてきた次第でした。

    気にしないようにしているつもりなんですが・・・。
    僕の性格が災いしてるのか、サラッと聞き流すことが難しくて、
    いちいち気にしてしまうのです。
    でも、仰るように、気に病んでもなにも解決しませんよね。
    そもそも、相手には悪気はないのですから。

    > きよちゃんさんは、少なくとも、そういう責任はきちんと果たしていらっしゃる。
    > そのことだけでも、大変立派になさっている自分ということは、評価してあげてもよろしいのではないでしょうか?

    以前の投稿でもお話しましたが、怒られたり叩かれたりバカにされたり・・・
    そういうことが僕にとっての当たり前で、肯定されることより否定される
    ことに慣れてしまった節があります。
    そうやって親に否定され続けられた挙句、気づけば、自分自身を否定する
    自分がいます。なにか成功したとしても、心のどこかで肯定
    できないのです。評価することが、とても難しいです。。。

    > 男の方の社会は厳しいですから、自分の生活を支えられる仕事を持てることは、「それだけでも恵まれたこと」と、私などは考えてしまいますので。

    仰るとおりです。自分の責任ではなく、周りの環境が原因で、
    仕事を持てない人達がたくさん、このご時勢、おられますのでね。
    きっと、僕の中に甘えがあるから、今の仕事に不満を持つのでしょう・・・。

    > その方には、こういうこと(自営を継ぐということ)の内部事情が判っていらっしゃったということだったのでしょうね?
    > そういうお知り合いがいらっしゃることは、大変貴重で心強いことですね?と感じました。

    残念ながら、その方とは疎遠になってしまいました。
    さほど親しいわけでもなかったのですが、世間から見れば、ひねくれた
    ような物の見方をしているようでも、僕にとっては鋭いと思える見方を
    する人でした。疎遠になったのは残念です。

    > ただ、どうにもならないように見えることでも、リスクは理解して、その上で「とれる方をとる」もしくは「とりたい方をとる」という方向で考えると、狭いながらも「選択肢というものはある」ということになるように思いました。

    要するに、リスクから逃げてはだめなんですよね。
    逃げていては、どんな選択肢も上手くいかない・・・。
    分かってるようで、分かってないことです。

    もう少し自分を肯定できて、少しでいいから自信を持てる
    自分であったら・・・と、思います。
引用返信 削除キー/
■4071 / inTopicNo.4)  Re[3]: 同じ境遇の人がいらしゃったら・・・。
□投稿者/ 冬子 -(2005/09/04(Sun) 12:02:34)
    きよちゃんさん、こんにちは。

    > 僕の性格が災いしてるのか、サラッと聞き流すことが難しくて、

    いちいち気にしてしまうのがきよちゃんさんの性分だというなら、
    つまり、それがご自身で判っていらっしゃるなら、
    「それがきよちゃんさんという方だ」ということで、そのことにだけ納得してしまえばよろしいのではないでしょうか?

    お相手に悪気がないのは判っている、
    なら、お相手の言葉自体には、気にする要素はないわけですから、
    ただ、「気にしちゃう自分」ということにだけ、自分に対して意識しておく。
    それも、「それが自分の性分なんだなぁ」と、自分に納得という形の意識だけにしておくということではいかがでしょうか?

    私が「<あえて>気にしないようにしてきた」というのも、そういう自分を納得させるように、自分で仕向けてみた結果というお話でした。
    もっとも、こういうやり方が、つまりは私の「性分に合っていた」というだけのお話なのかもしれませんが。

    > なにか成功したとしても、心のどこかで肯定できないのです。評価することが、とても難しいです。。。

    ある事柄が、結果として成功したなら、その結果のみ評価してしまうということではないでしょうか?
    結果は結果として、きっちり形に表れているわけでしょう?
    その現実に対して、わざわざマイナスの理屈をつけて評価をする必要はないように感じました。
    いえ、馴染んでしまった習慣というものは、それは厄介な部分でもありますが、現実を歪めて不当に悪い評価を与えるというのは、公平なことではありませんよね?

    きよちゃんさんは、習慣として自分に対してはそうしてしまう?
    では、たとえばきよちゃんさんの子どもさんに対して考えてみてくださいな?
    そんな不当な評価をきよちゃんさんの子どもさんが与えられたと考えたら?
    子どもさんの立場で考えたら、それではあまりにも寂しい・理不尽な思いになるとは思いませんか?
    きよちゃんさんがご自身に与えていた評価ということも、それと同じだけ「理不尽なこと」とは考えられないでしょうか?

    > きっと、僕の中に甘えがあるから、今の仕事に不満を持つのでしょう・・・。

    甘えですか?
    きよちゃんさんの中のどんな甘えが、今のお仕事に不満を持たせていると考えているのでしょうか?

    多分・・・なのですが、いろいろなことに不満を感じてしまうのは、自分自身が納得してないで何かをしているからということのような気がするのですが。
    本当は納得できないことを、納得できないまま続けていれば、「不満が溜まって当たり前」と私などは感じてしまうのですが。

    > 要するに、リスクから逃げてはだめなんですよね。
    > 逃げていては、どんな選択肢も上手くいかない・・・。

    ん?リスクというものは、別に逃げてもよろしいのでは?
    そもそも、どんなことにもリスクというのはついてまわるものですよね?
    これは、どうにもならない、避けられない現実というお話で。
    だから、「リスクは最小限に押さえる」というふうに、普通の人は考えるもののように思います。
    わざわざ、勇敢にリスクに挑む必要など、何方にもないわけですからね?
    ただ、「どの事柄にはどんなリスクが存在するか?」「それぞれの事柄について、そのリスクの内容は理解しておく」と、
    そういうことでよろしいのではないでしょうか?というお話でした。
    その上で、「自分がが納得できそうな事柄を選択していく」というのが、たとえばの「私のやり方です」というお話でした。

    ついでに言いますと、これはあくまでも、こういう性分の私のやり方というお話ですから、
    きよちゃんさんには、きよちゃんさんの性分があるわけですから、
    私の話など気にせず、「サラッと聞き流してしまう」ということもアリだというお話でした。
引用返信 削除キー/



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