1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■3117 / inTopicNo.1)  妹たちが、帰省して・・・。
  
□投稿者/ キーコ -(2005/04/03(Sun) 07:10:33)
    こんにちは。
    春休みで帰省していた、妹と 二人の甥が 昨日帰りました。小学生と幼稚園の、とても活発な男の子です。
    わたしは、いつも、母とは別に 食事をとっているのですが、妹たちが帰って居る時には、なるべく共に 食事を取るようにしていました。

    甥たちは、息子と違って、非常ににぎやかなので、彼らと接するときは、とても戸惑います。
    小さい頃から、子どもが とても苦手なわたしは、どうしても 彼らを批判的に見る傾向が在ります。
    だから、「どういう風に、子どもを見るのが、『ふつう』なのか」、よく分からないのですが…。

     食事が始まって、しばらくすると『バトル』が始まります。 原因は些細な事、例えば、「用意されたパンを食べる、食べない・・・」ということです。
    5歳の甥が、グズグズ言い出すと、妹が「どうして、あんたは食べないの!…せっかく用意したのだから、出されたものを食べなさい。食べないと、テレビを見せてあげないからね!」と、いつもの口調で彼に言います。
    結果は五分五分で、甥が 母親の言う事をきかないと、バトルがはじまります。
    ・・・・わたしの目から見ると、「相当激しいやり取り」で、双方とも「何とか、自分の主張を相手に 飲み込ませよう」と、暴言、暴力が飛び交う・凄まじい心理ゲームが、延々と繰り広げられます。
    最後は、ほとんど甥が、母親の脅しに屈服するような形で、終わるのですが、母親に怒られて 泣きべそをかいた 甥の顔を見ていると、わたしは とても複雑な心境になります。
    妹も、母も、「子どもだから…」とか、「子どもは、あんなものよ!」といって、にこにこしながら、甥の姿を見ているし、事実、しばらくすれば、かなりぐずっていた彼も、けろりとして遊びはじめます。

    しかし、わたしにはどうも、何か解せないものがあるのです。
    実際、食卓を囲んでいる、わたし以外の者は、妹と甥の はげしいバトルを見ながらでも、平気で食事がとれるのですが、わたしは気分が悪くなって、食べられなくなります。
    上手く表現できないのですが、子どもの態度はどうあれ、妹の一方的で、抑えつけるような口調は、『しつけ』というよりも、『力で相手をねじ伏せてやろう!』という感じがして仕方がない・・・。
    両親、特に母が、わたしを叱りつけていた「あの口調・態度」にそっくりで、妹の様子や、声を聞くだけで、昔の思い出が、ありありとよみがえって来ます。

    かつてわたしが、息子を叱り付けていた時は(アビューズを加えていた時は)、理屈抜きに、ほんとうに ひどい態度をとっていました。暴言、暴力が止まらない、自分が ほんとうに情けなくて、怖かったです。
    でも、妹のしていることは、それとは、明らかに違います。
    それに、わたしほど「ひどい事をしていない。」・・・一応、常識の範囲で取っている行動のように…、考えようと思えば、できるのですが・・・。
    「何か、おかしい!」と、思います。彼女の 子どもたちに接する態度を見ていると、直感的に「変だ!」と思います。
    妹の立っている視点が、まるで「自分が正しいことをしているのに、子どもが それに従わない!・・・だから、言うことをきかせてやるのだ!」というふうに思えます。

     高齢になった母は、妹の側で、元気な孫の姿を 微笑んで見つめています。
    でも、わたしの頭の中では、『自分が正しくて、子どもが間違っているのだから、親であるわたしは、彼らを矯正して、まともな人間に育ててやらねばならない!』今も、こう言い切っている「母の思い」が、鳴り響いているのです。
     まともな食事の とれないわたしでも、たまに帰ってくる 妹たちとは、食卓を囲みたい…のですが、こんな光景を 目の当たりにしなければならないのは、わたしにとっては 拷問に等しいので、とてもさびしかったのですが、今回は、ずっと独りで食事をとっていました。
    「その場」の影響を受けなかったので、精神的には とても楽だったので、それは良かったと思います。
    ただ、息子だけは、あの食事風景をみて、違和感を持っているようで、それだけが救いです。
    妹と母は、ふつうに 話しができるのですが、いまだに『異分子』のわたしは、浮き上がっています。
    ・・・・こうなることは、予想していましたが、現実を 実際に見ると、とても厳しくて、と〜ってもシンドクて、疲れました。

引用返信 削除キー/
■3118 / inTopicNo.2)  Re[1]: キーコさんへ
□投稿者/ 花梨 -(2005/04/03(Sun) 11:56:31)
    キーコさんへ

    お疲れ様でした。
    ゆっくり、ご自分を労わってください。

    力でねじ伏せるお母さんは世の中に多いみたいです。
    先日も、百貨店で、とても若くて美しいお母さんが(先入観ではなく、美しい人でしたの。そういう人がそうする、というのではなく)
    エレベーターの前という人気の少ないところで、子供二人を怒鳴っていました。
    特に上のお子さんには手をあげてらして・・・いたたまれなくて。
    そりゃあもうヒステリックに怒ってました。
    電車でもバスでも、見かけます。よそさまのこととはいえ、心が痛みます。
    自分が母として、心が痛むだけではなく、あたしの中の子供が悲鳴をあげますね。

    あたしの弟も、甥、姪に対して、怒鳴り散らすのです。
    キーコさんがお母様を重ねて見られるように
    あたしは父の姿をそこに見ます。とても嫌な気分になります。
    でもあたしは、そこで黙らないのです。
    弟と喧嘩になることぐらい覚悟の上で
    「やめなさい!怒鳴ってしつけるのは!」と言い切ってしまいます。
    「自分がされていやだったでしょう?」と・・・。
    弟もわかってくれてきてるみたいです。子供も大きくなって、聞き分けますしね。
    といっても一番下は5歳ですが・・・

    食事は楽しくしたいですね。食事のときは叱らない、はあたしの原則でした。
    子供のころ泣きながらご飯食べたことがあったから・・・

    あたしは娘を強く怒った後、鏡を見に走って
    こんな醜い顔をしてるのだ、と胸に刻みました。
    こんな顔で物を言ってはいけないと思いました。

    妹さんも、気付く日がくるのでしょうか。
    その日を願いたいですね。


引用返信 削除キー/
■3119 / inTopicNo.3)  Re[1]: 妹たちが、帰省して・・・。
□投稿者/ まき -(2005/04/03(Sun) 11:59:15)
    No3117に返信(キーコさんの記事)
    キーコさんこんにちは。私も独りで食事しています。
    それは食事中に私が箸をつけるものを両親に監視されるからです。妹より私に多く食べさせたくないのです。
    別に私は沢山食べる方ではありません。食べる時は注意して食べても良いか母に確認
    してから食べます。
    特に妹の好物の肉類は妹の席の方に全部寄せてあって、うっかり一つ貰ってもよいか等と聞くと怒鳴りつけられます。
    「そんなに食べたきゃ自分で買ってこい、いつまでも親の世話になりやがって、今すぐ出て行けー」という感じです。
    しかも母の声は大きくてヒステリックなので私はすっかりへこんでしまいます。そして母は切れ始めるといつまでもぶつぶつ言い続けるので私は食事の味も分からなくなります。
    そしてその後大体胃が痛くなります。食費はちゃんと家に入れてるんですけどね。

    私の両親は「子供は親の言うことを聞いていればいいんだ」とよく言います。
    で、学校も就職も親が決めたところへ行きました。叩かれながら育ってきました。
    素手で叩くと痛いからと言ってスリッパとか本の角とかで。親というのはこういうものなんだと思ってました。
    でもある時なんか違うな、自分のことは自分で決めたいと思った時から母の態度が変わりました。
    今までは自分の理想の人間に子供を育てようと子供の尻を叩いていたわけですが、その子供が自分の言うことを聞かなくなった、
    今まで長女だから期待して目をかけてきてやったのに裏切られたというわけです。
    母は「おまえは言うことを聞かなくなって、どんどん性格が悪くなってくる」と言います。そのくせ自分の姉妹には「子供のやりたいことをやらせてあげなさいよ」等と平気で説教しています。
    妹は相変わらず自分の意思はあまりない方で母の言うことを良く聞くのでかわいがられています。

    家では犬を2匹飼っているのですが、犬たちに対する母の態度を見ていると胸がしめつけられます。
    メスの方は比較的人間の気持ちを察知するのが早く人の気を引いたり自分の意思を伝えたりするのが上手いので母にかわいがられていますが、
    オスの方はおっとりでマイペースな性格で自分の意思を伝えるのが苦手なのでたまに彼が鳴いたり母の言うことを聞かないと母は切れて彼をコブシで信じられないくらい殴ります。もう16歳を過ぎた老犬なのに…。
    気が付いた時は私が極力彼を守るようにしていますが「犬も甘やかすと人間を舐める」等と言って私の言うことなどもちろん聞きません。

    書き出すと長くなってしまって切がないのでこのくらいにしておきます。
    私は常に自分の内面を見つめて子供の意思を尊重できる親になりたいと思います。

引用返信 削除キー/
■3133 / inTopicNo.4)  Re[2]: 妹たちが、帰省して・・・。
□投稿者/ キーコ -(2005/04/03(Sun) 22:24:06)
    2005/04/03(Sun) 23:06:58 編集(投稿者)

    No3119に返信(まきさんの記事)


    まきさん、こんにちは。
    「投稿」を読ませていただいて、今の気持ちをどう書き表せばいいのか分かりません。

     共に食卓を囲むということは、とても「意味の在る大切なこと」だと思います。子どもが安心して、食事を取れるというのは、家庭が子どもにとって、とても安心して過ごせる場という、ひとつの指針になると思うのです。
    それにしても、食べ物で、妹さんと比較され、差別されるなんて、とても屈辱的なことです。
    自分の好きなものさえ、親の顔色を伺いながら、選ばねばならないなんて、ほんとうにひどい!…です。
    こういう状況では、とても食事なんか、とれるわけありません。

     わたしが、「食事を取れなくなった」のが 高校生の頃で、「いっしょに取らなくなった」のが、大学生になってからでした。
    夫婦の問題に かまけていた両親を、まともに戻して、子どもの現状を考えさせる 唯一の方法は、「食べない事」で、両親を脅かす以外に思いつかなかったからです。(もちろん、当事者である 本人のわたしも 無意識で取っていた行動でした。)
     わたしは、「食べたくないのに食べろ!」と、よく 父から命令されました。
    父は、自分の思い通りに、子どもたちを操りたい人で、父の言いつけには、子どもは従うものだ・・・というよりも、怖くて逆らえませんでした。
    妹よりも、姉の私のほうが、はるかに重圧が大きくて、父が 食べさせたいものを、父が望んだように食べなければ、とにかく機嫌が悪くなる・・・、それが怖くて、何でも パクパク食べていたので、小さい頃から とても太っていました。
     なんでも言いつけをきく、お気に入りの娘だった、わたしが、十代になって、反旗を翻したわけです。
    まきさんと、同じですね。
    『拒食症』になって、自分の命をかけて、親を諭すなんて、『ほんとうに、何と言う親なんだ!』と、ようやく今になって、正当な怒りが込み上げてきます。

    > 私の両親は「子供は親の言うことを聞いていればいいんだ」とよく言います。
    > 今までは自分の理想の人間に子供を育てようと子供の尻を叩いていたわけですが、その子供が自分の言うことを聞かなくなった、
    > 今まで長女だから期待して目をかけてきてやったのに裏切られたというわけです。
    > 母は「おまえは言うことを聞かなくなって、どんどん性格が悪くなってくる」と言います。

    10代の後半から、40代に至るまで、記憶がすっぽり抜けている所が在るのですが、まきさんのお話を読むうちに、当時の状況が少し蘇って来ました。
    うちの両親も、こういう路線で子どもに接していました。・・・そう、父が「お前は、この頃かわい気がなくなって、親の言うことをきかなくなった!」と、わたしの顔を見るたびに、言っていました。
    一切食事を取らなくなって、ドンドン痩せて来ると、さすがの両親も 娘の異変に気がついて・・・、ここまでは上手くいったのですが、それからが大変でした。
    食事の内容、量、箸の上げ下ろし・・、一切を父に 干渉されるようになって、もう息がつまりそうでした。
     
     とにかく、わたしたち 姉妹にとっては、エライことで、こちらの方をどうにか、解決して欲しかったのです。
    だから命がけで、「子どもの人権、尊厳」を守るべく、必死で 訴えていたのに、父は 何も気づかないまま亡くなり、高齢になった母も、依然として 同じ生き方を続けています。
    「人間の尊厳」が犯されていても、それに気づかなければ、分からない。
    「人権!」と声高に叫んでも、実際に体験しなければ分からない!・・・と、近頃つくづく感じています。

    大人になったわたしにとって、目の前に居る「老齢になった母」は、もう、「戦うべき相手」ではなくて、実際の敵は、「自分の頭の中に出来上がっている仕組み(現実の読み取り装置)」のようです。
    何度も何度も くり返し過去を語り、それと同時に、新しい生き方を学んでゆくことは、とてもシンドイです。
    それに加え、周囲の家族は、いまだに 同じパターンでかかわって来て、新しい生き方を始めた「子ども」を押しつぶそうとする。
    正直言って、途中で自分を諦めて、投げ出したくなります。
    でも、誰かが変えてゆかねば、同じことが延々と続いて、これからも、子どもは、踏みつけにされたままになってゆくと思うのです。だから、今は、自分の人生の結果は 分からないけれど、とにかく生きてゆこう!・・・と思っています。
       
     まきさん、お返事いただいて、ほんとうにありがとうございます。

引用返信 削除キー/
■3150 / inTopicNo.5)  花梨さんへ
□投稿者/ キーコ -(2005/04/04(Mon) 08:29:20)
    2005/04/04(Mon) 08:34:59 編集(投稿者)

    No3118に返信(花梨さんの記事)

    花梨さん、お返事ありがとうございます。

    最近、混乱して よく分からなくなっていることがあります。
    「わたしのとらえている『現実』は、一部分にしか過ぎないのだから、いくら同じ体験をしても、他の人は、まったく違ったものとして『現実』をとらえているはず。だとしたら、「この人」とかかわってゆく時、わたしは どうしたらいいのだろう? いったい何を土台にして、自分の行動を起こしていったらいいのだろう?」・・・と、考えはじめると、動きが取れなくなって、この頃、黙って、他の人の動きを じっと見つめています。
    そう考えると、やはり率直に、正直に「今、自分の感じ取っているもの」を 他者に提供して、お互いの気持ちを 分かち合ってゆくのが、よい方法だと思うのですが、わたしの家族だけに限らず、世の中で、そういうやり方を 実行してゆくのは、ほんとうに難しいなぁ〜。・・・と思います。
    外の世界をみると、視界が零の深い霧の中で、「自分の思い込み」だけで、現実を読み取り、他者や 世界とかかわって生きているような、感じがして仕方ガありません。・・・なにか、自分を開いて、人と深い交わりをもつことを、今は、とても恐れているように思います。

    そんなことを、わたしは、毎日、黙々と考えているので、たまに妹とあうと、ギャップが大きくて、まるで「浦島花子」になったような気分です。
    それでも、何とかチャンネルを合わせて、その場に留まると、妹独自の生き方に、色々気がついて、とてもおもしろい…です。

     
    子どもの頃、わたしは妹に対して、非常に 支配的な姉でしたから、かなり 彼女の境界に立ち入り、干渉したことが多く在ります。とにかく、両親から、妹を守らなくちゃ〜!…という気持ちは、いつも在りました。
    その影響もあって、彼女は わたしと違って、両親から離れて、『自己を形成するために必要な・ある程度の距離』は持てたようです。
    「それには、かなり貢献できたのではないかしら…、もろに波を被るより、防波堤が一つ在った方が、受ける被害が少なくて済んだのでは・・・。」と自分だけで、そう思っているのですが・・・。
     でも、父が亡くなってから、色々な事があったので、妹との「かかわり方」や、「関係」を、それを機に考え直しました。
    妹は、わたしが 母の体罰や 両親の暴力を見て、どれほど苦しんだかも、また わたしが、息子に虐待を加えて、彼が どんなにダメージを受けたかも、よく知っています。・・・にもかかわらず、自分の子どもたちには、「体罰を用いて、しつけ?」をしているようです。
    色々な本を読んでいるし、彼女の知人のことは、それなりに批判していますが、実際に 妹が、子どもたちとかかわる時には、「かなり威圧的な言葉」を使ったり、体罰?(暴力?)を、用いているように思います。
    事実、そうなのですが、「それが当たり前」だと感じている妹や 子どもたち、母を目の前にすると、何がなんだか分からなくなってしまいます。・・・頭が、真っ白になって、なにも言えなくなってしまうことが、とても多いのです。
    それに、「母親同士」ということもあるし、「どんなやり方でも、子どもたちの目の前で、母親のやり方に対して、批判的な意見を言うのは差し控えた方がいい。」と思って、意図的に黙っているようにしています。
    ただ、頃合を見計らって、自分の体験や、情報は伝えるようにしていますが、「馬耳東風だなぁ〜。」と感じながら、妹の姿を見ています。
    妹だから、かえってつらいことも在る。・・・と、今回の帰省でも、感じました。

引用返信 削除キー/
■3151 / inTopicNo.6)  Re[1]: 妹たちが、帰省して・・・。
□投稿者/ KY -(2005/04/04(Mon) 09:02:35)
    キーコさん、おはようございます。

    妹さんの、子供に対する接し方・・・私には弟がいて、弟には子供がいるのですが、
    その接し方と、よく似ているような気がします。

    弟は、「両親・・・とりわけ、父のような気分屋は嫌いだ!」と、常々言っていたにも
    関わらず、自分の子供や妻に対しては、第3者からみても気分が悪くなるくらい、
    感情の赴くまま接しています。機嫌のいい時は、子供に対して「〇〇ちゃ〜ん」などと
    猫なで声なのですが、機嫌が悪いと、「〇〇!ボケッ!カスッ!」などと、暴言を吐きます。
    妻に対しては、「メスブタ」とまで暴言を吐きます。

    でも、私達兄弟とも、同じ傷を抱えています。そんな中、私は傷を内に秘めて、
    両親に怒られないために、目立たないよう、存在を消して過ごしてきましたが、弟は、
    早いうちから家族に背を向けて、自分の傷を、外に向けて発散(非行に走るという意味
    ではなく)するようになりました。今でもそれはかわりません。

    元来の気質からか、もしくは傷のためか、弟は、私や両親と滅多に連絡を取ろうと
    しません。なので、本当にたまにしか会う事はないのですが(両親とは3年以上
    会ってないようです)、妻や子供達に対する相変わらずの暴言に心を痛めながらも、
    「お前も両親と一緒のことをしてるじゃないか!」
    「そんな両親が嫌で、連絡を絶ち、仲良く自分の家族だけで生きていきたいと
    言っていたのではないのか!?」
    と、言ってやりたいものの、同じ傷を背負っている者同士、弟ばかりを
    批判できるわけもなく・・・。

    妻・子供に対して暴言を吐く弟に対して、やるせない気持ちでいっぱいになります。
    ちなみに、弟は頑なになってしまっているため、自分がACであることなど
    ちっとも分かってないし、分かろうともしないと思えます・・・。

    現在私は、弟とは、距離を置いています。嫌いとかそういう意味ではなく、
    過去を思い出してしまうのが辛いのと、弟自身が最も嫌っている言動(両親の言動)
    を、弟自身が気づかないうちにしてしまっているのを見ることが辛いからです。
    ちなみに私とは、1年以上音信普通です。

    互いに独立した家庭を築いているので、なにがあっても互いの責任だし、互いが互いを
    癒す事などできないと思えるので、弟との関係も割り切っています。
    なので、これから先も、生死に関わること以外では、音信不通でありつづけること
    でしょう。

    自分の話ばかりでスミマセンでした。



引用返信 削除キー/
■3163 / inTopicNo.7)  Re[3]: キーコさんへ
□投稿者/ 花梨 -(2005/04/04(Mon) 19:01:47)
    キーコさんへ

    生活のリズムが早く戻るといいですね。

    > 最近、混乱して よく分からなくなっていることがあります。
    >動きが取れなくなって、この頃、黙って、他の人の動きを じっと見つめています。
    そうですね。わからないことってあります。キーコさんが書いてらしたように、同じ物事を同じように感じてるかといえば、違うのですよね。

    > そう考えると、やはり率直に、正直に「今、自分の感じ取っているもの」を 他者に提供して、お互いの気持ちを 分かち合ってゆくのが、よい方法だと思うのですが、わたしの家族だけに限らず、世の中で、そういうやり方を 実行してゆくのは、ほんとうに難しいなぁ〜。・・・と思います。
    ええ。難しいと思います。こんなにも言葉を自由に操れるのに、思うほどには
    自分の気持ちは相手に伝わっていなかったり。悲しいなって思うこともしばしば。

    > 外の世界をみると、視界が零の深い霧の中で、「自分の思い込み」だけで、現実を読み取り、他者や 世界とかかわって生きているような、感じがして仕方ガありません。・・・なにか、自分を開いて、人と深い交わりをもつことを、今は、とても恐れているように思います。
    でも、きっと誰もが「自分の思い込み」で世界を見てるのではないでしょうか。
    そんな気がします。もっとお互いを見つめればいいのにって思ったり。
    自分を開くときではなのかもしれませんね。
    もっと、安全と思えたら、深く関わったらいいのではないでしょうか。
    あたしは、かなりオープンで、アクティブなのですけれど。
    逢いたい人がいたら、東京だろうが名古屋だろうが行ってしまいます(笑)

    > そんなことを、わたしは、毎日、黙々と考えているので、たまに妹とあうと、ギャップが大きくて、まるで「浦島花子」になったような気分です。
    > それでも、何とかチャンネルを合わせて、その場に留まると、妹独自の生き方に、色々気がついて、とてもおもしろい…です。
    あたしには男兄弟しかいないのですけど、女同士でもわかりにくいものですか?
    あ・・・一番下の弟は優しくしてくれるなぁ・・・飲みにつきあってくれたり。

    > 子どもの頃、わたしは妹に対して、非常に 支配的な姉でしたから、かなり 彼女の境界に立ち入り、干渉したことが多く在ります。とにかく、両親から、妹を守らなくちゃ〜!…という気持ちは、いつも在りました。
    > その影響もあって、彼女は わたしと違って、両親から離れて、『自己を形成するために必要な・ある程度の距離』は持てたようです。
    > 「それには、かなり貢献できたのではないかしら…、もろに波を被るより、防波堤が一つ在った方が、受ける被害が少なくて済んだのでは・・・。」と自分だけで、そう思っているのですが・・・。
    >  でも、父が亡くなってから、色々な事があったので、妹との「かかわり方」や、「関係」を、それを機に考え直しました。
    でも、きっと、幼いキーコさんなりに、一生懸命、妹さんを守ったのでしょうね。
    あたしも、父の暴力から弟を守って、自分が怪我をしたりしました。

    > 妹は、わたしが 母の体罰や 両親の暴力を見て、どれほど苦しんだかも、また わたしが、息子に虐待を加えて、彼が どんなにダメージを受けたかも、よく知っています。・・・にもかかわらず、自分の子どもたちには、「体罰を用いて、しつけ?」をしているようです。
    キーコさん、というモデルがあるのに、認めていないのですね。そういう育て方があると。
    体罰はよくないって思ってるかもしれないけどやめられないのかもしれませんね。

    > 色々な本を読んでいるし、彼女の知人のことは、それなりに批判していますが、実際に 妹が、子どもたちとかかわる時には、「かなり威圧的な言葉」を使ったり、体罰?(暴力?)を、用いているように思います。
    > 事実、そうなのですが、「それが当たり前」だと感じている妹や 子どもたち、母を目の前にすると、何がなんだか分からなくなってしまいます。・・・頭が、真っ白になって、なにも言えなくなってしまうことが、とても多いのです。
    あたしも、弟に意見するのは、悩みました。それは義妹も非難することになりますし。
    でも姪の顔を見ていて、やりきれなくなって。自分の子供のころを見てるようで。

    > それに、「母親同士」ということもあるし、「どんなやり方でも、子どもたちの目の前で、母親のやり方に対して、批判的な意見を言うのは差し控えた方がいい。」と思って、意図的に黙っているようにしています。
    > ただ、頃合を見計らって、自分の体験や、情報は伝えるようにしていますが、「馬耳東風だなぁ〜。」と感じながら、妹の姿を見ています。
    > 妹だから、かえってつらいことも在る。・・・と、今回の帰省でも、感じました。
    そうですね。かえって、母親としての立場がわかって辛いのかもしれませんね。
    あたしは、言わずにいられなくて。よくなかったのかな・・・
    今は姪も甥も明るく育っていて、安心しています。弟もだいぶ怒鳴らなくなったし。
    ただ、義妹はいまひとつ、子供が好きではないみたいで・・・ちょっと悩みます。
    というか、家事も嫌いみたいで・・・。明るく、可愛い義妹なのですが。
    嫁と小姑の関係ですし、あまりやかましく言いたくないですしね。
    根気強く、キーコさんの体験を語っていかれるのが、遠いようで、近い道かも
    しれないですね。

    あたし、虐待を止めることができたキーコさんのことを尊敬しています。
    その一方で、摂食障害に悩んでらっしゃるのは、辛いです。
    あたし、自分は摂食障害はなかった、と思っていたのですが、あったのですよ・・・
    色んなことを忘れていて、振り返ったら、そういう時があったのでした。
    痩せすぎていたことがあったのでした。(今は痩せたい・・・)
    だから、あの苦しみを、今も抱えてらっしゃると思うと、辛いです。
    おいしいって心から思えるといいですね。
引用返信 削除キー/
■3165 / inTopicNo.8)  Re[2]: 妹たちが、帰省して・・・。
□投稿者/ キーコ -(2005/04/04(Mon) 20:47:58)
    2005/04/04(Mon) 22:01:00 編集(投稿者)
    2005/04/04(Mon) 21:26:51 編集(投稿者)

    No3151に返信(KYさんの記事)

    KYさん、こんにちは。
    わたしの よく知っている「男の人」は、女性問題で 散々家族を悩ませた父と、離婚した相手だけなので、どうしても「怖い!」と感じてしまうので、なかなか男の人と 話をすることができません。
    他の男の人や お父さんが、どのように 家族や家庭について考えておられるのか、知る機会が得られなかったので、お返事いただいて、とてもうれしいです。 ありがとうございます。

     同じ両親から生まれ、同じ環境で育っても、子どもの頃も そうなのですが、大人に成った今は、ただ見守るだけで、どうしようもないですね・・・・。
    「変えられるのは、自分だけ」と言われていますが、自分自身でさえも、「自力」で、到底変えてゆけるものではありません。「拒食症」になって、つくづく そう感じています。
    ・・・ほんとうに、意志の力や、どんなに努力しても、どうしようもないことばかりで、つらくてつらくて仕方がありません。
    妹に会う度に、こういう気持ちになるので、「自分を変えて、どうにかみんなに あわせられないかしら・・・」と思わず、つぶやいてしまします。

    母や妹の「ものの見方」や「考え方」に接していると、いつも『?!・・・』という感じに成ります。
    途轍もない怒りが 込み上げて来て、とにかく 以前のように、それを 暴発させないように、必死で 我慢するのが精一杯で、・・・これは体に 相当堪えます。

    「家族のおかしなやり方」に、気がついていない時も、苦しかったですが、気づいた今は、なおさら苦しいです。
    母と 何かトラブルが在って、今は絶縁状態の 異父兄がいるのですが、母の居る・家では、一切「兄」のことは話せません。
    それに、妹は若い頃、大きな病気をして 完治したのですが、それでよけいに、彼女のことが、気にかかるのだと思います。

    それでも、妹たちが 家に居る時には、かなり きつかった気持ちも、日が経つに連れて 落ち着いてきました。
    「とにかく、元気で暮らしているのだから、いいじゃないか。」と、思えるようになって来ました。
     父と母の生き方を、妹も わたしも継承しています。 ただ、わたしは「摂食障害」になり、治療をしたので、色々な事に気づく機会が得られました。
    「家族の歪んだやり方に、適応しようとしたのでしょうが、どうしても出来なくて、『発病」に至った。」と、近頃 考えるようになりました。
    切羽詰った時には、なかなか出来ないのですが、亡くなった父、母や妹、息子や自分自身についても、「結果を想定するよりも、今、自分が出来ることだけに 目を向けて、それを誠実に行って、後は手放してゆく・・・(今は、それしか出来ないけれど)、これが、一番大切なのだ。」と考えるようになりました。

    自分が 切り裂かれるような思いで、自ら積極的に、選びとってゆく行動ですから、やはり それなりの結果は、絶対に出て欲しい!・・・と思います。
    「けれど、自分で支配しないで、まかせてゆく。」・・・とても つらいけれど、それが、ほんとうの自由というものではないかしら?…と、考えたりもします。
    他の人のために、自分を犠牲にして生きてきて、ボコボコになった、わたしですから、二度とあんな風に 生きたくありません!
     でも、上手く言えないのですが、「言いたい事」を言わない!、「やりたい事」をあえてやらない!・・、そういう事を、「自由な気持ち」で選び取る、・・・取れるのですから・・・。
    「相手というよりも、なにか真実なものに、それをゆだねてゆく・・・。」という生き方をしていると、その時は、非常に つらいのですが、「それ」が、何か 自分を作り上げてゆく「土台」になっていることに、後で 気付くことが、しばしば在るのです。
    自分だけにしか分からない、小さなことなのですが、『これ』に 気がつくようになってから、苦しいなりに、「生まれてきてよかったなぁ〜。」と、時おり 感じるようになりました。

引用返信 削除キー/
■3168 / inTopicNo.9)  お返事、ありがとうございます。
□投稿者/ キーコ -(2005/04/05(Tue) 08:05:12)
    2005/04/05(Tue) 08:09:46 編集(投稿者)

    No3163に返信(花梨さんの記事)

    花梨さん、こんにちは。 
    お返事ありがとうございます。

    こうして、「スレッド」をたてると、お返事が返ってきて、色々な角度から 自分を見つめ直すことが出来ます。
    独りきりでやっていると、『モノローグ』のようになり、グルグルと同じ所に 留まってしまうのですが、耳を傾けて聴いてくれる人が居る!と、独りでは、どうしても向き合えなかった「自分自身と対話」ができるようになるので、ありがたいです。
    ・・・人って、ほんとうに不思議ですね。
     
     家庭の中で、自由に安心して話せて、聴いてもらえる人は、「自分の中の、短所を含めた・色々な豊かさ」を、小さい頃から楽しめて、「ありのままの自分」を 素直に認めることができるように、きっと 成長してゆけるのでしょうね。
    とにかく家庭は、『子どもが、安心して過ごせる場所』であって欲しいですよね、絶対に!・・・・・
    「そういう場を整える」のが大切だから。…と、正直言って、毎日しんどくて、家事を投げ出しそうになるのですが、このことを心に留めて、『どうにか・・・』という感じで過ごしています。
     以前、息子に「名前で呼ばない?」と、頼んでみたのですが、きっぱりと「お母さんがいい。」と言って、断られました。
    彼の 様々な思いが込められていることが、よく分かりましたが、「自覚を促さないと、鉄砲玉のように飛び出して、どこへ行くか分からないから、ちゃんとしてよ!」と、言われたのには参りました。
    でも、冗談まじりに「自分の気持ち」を、はっきりと わたしに伝えられるようになった 息子の姿を見て、とてもうれしくて、ホッとしました。・・・・・どう努力しても、息子と まともに関われなかった・わたしも、「親バカ」出来るようになれました。


    > あたしには男兄弟しかいないのですけど、女同士でもわかりにくいものですか?
    > あ・・・一番下の弟は優しくしてくれるなぁ・・・飲みにつきあってくれたり。

    家族のキャラクターなのでしょうか。うちの家族は、何と言うか…非常に固くて、生真面目と言うか、融通がきかない所があって、「箍をゆるめて遊べる・ゆとりのない家族」なんです。特に 母がこういう特徴を持っていて、わたしも非常に その傾向が強いです。
    話をする時には、なにか身構えてしまう所があるので、妹と 気楽に話しをした体験は、あまり無い?・・・・ような気がします。
    「テレビ・ドラマ」の、お茶の間や、そういった類のシーンが、感覚的に よく分からないので、息子と接する時には、「昔とった杵柄」で、頭の中で作り出した キャラクターを演じていることが、多いようです。・・・・アッ!だから彼と居ると、ハイテンションになって、饒舌になるわけです。
    本来の自分ではなく、かなり無理をしているから、とても疲れるわけなんですよね。


    > 根気強く、キーコさんの体験を語っていかれるのが、遠いようで、近い道かも
    > しれないですね。

    わたしの望む結果は 得られないかもしれませんが、機会が在れば、「自分の体験」を語ってゆこうと思います。
    妹に関しても、そうなのですが、結局、息子や、母や、他の人に対しても、同じ態度で のぞむことが大切かな。・・・と感じています。
    『場に向かって話す』という感じで、自分の思いや、得た情報を提示して、後はまかせてゆく…。 状態や時宜を判断して、必要ならば語ってゆく…。
    「摂食障害になって、今年で29年目ですが、病気に成って良かった。」と感じたことは、一度もありません。
    でも、この病気を通して、学んだことはたくさん在るようです。

引用返信 削除キー/



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