1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
(現在 過去ログ12 を表示中)

HOME HELP 新規作成 新着記事 トピック表示 検索 過去ログ

[ 最新記事及び返信フォームをトピックトップへ ]

■1909 / inTopicNo.1)  この運命を生きる覚悟
  
□投稿者/ はなぽん -(2004/12/03(Fri) 16:43:01)
    ACに気づいて一年。
    気づいた頃は、妊娠3ヶ月。
    親に怒りをぶちまけ、怒りの手紙を書き、電話で怒鳴りあい、
    息子が生まれ、ビデオカメラの購入を拒否し、電話も途絶えがちに。
    写真は送っているけど、会わせていないし。
    亭主をカウンセラーにしてしまったし、たくさん泣いてたくさん怒ってたくさん甘えた。
    そして、たくさんたくさん考えた。
    ここにもたくさん書いた。スレッド立てたし、レスポンスも書いた。
    子供の立場と親の立場で、子育ての本も読んだ。
    反抗期宣言をした。

      * * *   

    台風や地震で被災した人たちが、振って沸いたような、まさに天災に苦しんでいるように、あの国に行った人たちが理不尽に殺されてしまったように、選べなかった運命があったならば、それが、私にとっては、「親」ならば、私はこの運命を生きる覚悟を決めよう。
    怒ってはいけないのではなく、悲しんではいけないのではなく、怒りながら悲しみながら苦しみながら、時には笑って、楽しんで、生きる覚悟を決めよう。
    今の生活が、もしも理不尽にひっくり返されても、怒り、苦しみ、泣き、そして笑うのだ。

    もう、怒りを誰かにぶつける必要もない。ただ、怒ればいい。
    もう、楽しみを誰かに強要する必要もない。ただ、笑えばいい。
    反抗期を経て大人になるということは、そういうことなんだと思いました。

    正月の帰省は、卒業試験になるかもしれない。
    もし、受かったら、ここを卒業できて、もし、落っこちたら、もう一年留年だ。


引用返信 削除キー/
■1956 / inTopicNo.2)  Re[1]: この運命を生きる覚悟
□投稿者/ SILVER7 [MAIL] -(2004/12/06(Mon) 00:49:28)
    No1909に返信(はなぽんさんの記事)
     はなぽんさん、遅レスですが…………

     うん、怒り、悲しみ、笑い、泣く、そうですね。
     全部、人間業ですよね。 人間ならばこそですよね。
     
     今までの傷も、消えて無くなりはしないだろうけど、どうなんだろうね、なんか、対処する方法が見えてくるんじゃないかな〜。 スキルというよりも、心構えというか、もっと広がって、そのまま受け取ることができるというかね?
     はなぽんさんが思われているところみたいですね。

     でもね、怒りたかったら、怒るんだよ。
     それと、卒業生だって、ときどき顔を出すんだからね。
     そう、私は思うんだけど、一定クリアーした人間だからこそ見えるというものが、あると思うんだよね。
     
     その辺を、大いに語って欲しいと、思うんですよね。

     だから、卒業しぱなっしは、だめだよ!

引用返信 削除キー/
■1972 / inTopicNo.3)  Re[1]: この運命を生きる覚悟
□投稿者/ クッキー -(2004/12/06(Mon) 08:04:24)
    はなぽんさん、こんにちわ。

    はなぽんさんの、芯の強さにいつも励まされています。
    この一年、御自分ができる限りのことを一生懸命にされてきて
    いるんですよね。
    そして、御自分の運命を今受け入れようとしている。

    > もう、怒りを誰かにぶつける必要もない。ただ、怒ればいい。
    > もう、楽しみを誰かに強要する必要もない。ただ、笑えばいい。
    > 反抗期を経て大人になるということは、そういうことなんだと思いました。

    感情を人に向けることが目的でなく、最終的には自分を解放するために
    感情を出せるように、ただただ自分の感情を喜べるように
    なりたいです。

    お正月、少しずつ近付いてきていますが、
    影ながら応援させて下さい。
    どういう結果になろうとも、はなぽんさんの言葉を聞いてゆきたいです。

引用返信 削除キー/
■1974 / inTopicNo.4)  Re[1]: この運命を生きる覚悟
□投稿者/ 柊 -(2004/12/06(Mon) 10:06:04)
    おはようございます!!

    影ながら、応援してますね!

    追伸;私の母ももうすぐ還暦です。
    (母親も同級生ですね!)

引用返信 削除キー/
■2001 / inTopicNo.5)  みなさんありがとう
□投稿者/ はなぽん -(2004/12/07(Tue) 15:53:33)
    お一人づつにレスをつけたいのですが、いつものように時間がないのでまとめて書かせてくださいね。

    自分の文を読んで、少々説明不足・・・(いつもすみません)
    「いやいや生きる」のを「いやだけど生きる」に変えていこうと思いました。

    こんな人生だけど、こんな自分だけど、あんな親だけど、あんなことしちゃったけど、それでもいいから、死ぬまで生きていこうと。
    これからもいろんな人にお世話になって、迷惑かけて、依存して、反抗して、でも、こういう一匹の人間として生きていくことを自ら選択しようと。
    そういう覚悟を決めることが、大人として自主自立の人生なのではないかと。
    その気持ちが、冒頭の文を書いた心理であります。

    SILVER7さん、悲しいとき、お母様の前で泣けますか?はなぽんは泣けません。母の前では感情を出すことなく、一人で、誰も見ていないときに泣くのが習い性になっています。そして、どうしても隠せないと怒ります。
    母の前で、いろいろな感情を出せるかどうかが、私の回復の目安なのかもしれません。合格、不合格にかかわらず。ちゃんと報告に来ますね。

    クッキーさん、はなぽんは、そんなにほめられたもんじゃあありませんよ。ぐちゃぐちゃなときはぐちゃぐちゃですし・・・今日も息子に怒鳴ってしまったし・・・オムツぐらい機嫌よく変えさせろよ!!!って。。。
    感情をコントロールするということは、「いついかなるときにも感情を出せる」「いついかなるときにも感情を隠していられる」の両方をマスターしていなくてはいけませんものね。どちらか一方ができなくては、自分で決めたことになりませんよね。はなぽんがこれに気づいたのは最近のことなのです。でも、これはACじゃない人にとっても難しいことなんじゃないかな?と思います。私たちは、まるで修行僧のように、人としての深いところを思索しているのかもしれませんよね。

    柊さん、やっぱりそうなんですね〜。
    その年代の親って、子供の頃に困窮生活をしていたりするせいで、「モノを買って与える」ことが愛情だと思っていませんか?娘に買っているようで、実は自分に買ってあげていたりして・・・でも、私たちは、モノには不自由していなくて、でも、親として当たり前のはずの愛情に飢えているものだから、モノをもらうのは苦痛ですよね。私は、息子に、何を与えられるのか?昼間、二人っきりでいるときに、しーーんとしてしまうと、不安になります。。。
引用返信 削除キー/
■2017 / inTopicNo.6)  Re[2]: みなさんありがとう
□投稿者/ 柊 -(2004/12/08(Wed) 09:37:05)
    はなぽんさんへ。
    おはようございます!

    「泣く」という感情なんですが、私も親の前でそれを見せるのをイヤがって泣きそうになると「怒る」ってはなぽんさんと同じことしてました。
    私の場合、「泣くな!」って泣くことを否定されてきて「泣くこと」は「恥ずかしいこと」ってインプットされてきたからだと思います。だから、テレビで感動して泣きそうになると、親に隠れてこそっと泣いたり。不覚にも親の前で泣いてしまったら「あんた、何泣いてるの?」ってバカにされるんです…

    > その年代の親って、子供の頃に困窮生活をしていたりするせいで、「モノを買っ
    ほんとそうですよ。母の場合も「買ってあげた」とか恩着せがましいこと言いながらも結局は「自分の満足のため」に買ってるだけなんですよね!
    息子の友達はおもちゃの数が半端じゃないぐらいすごい量(プラレールのレールの数は大きな衣装ケース2つ分とか、仮面ライダーの人形がダンボール1箱ぶんとか…)を持ってる子がほとんどですよ。「じじ、ばばが買った」とか「親が買ってもらえなかったから、親がせっせと買った」とか聞きます…
    思い返せば、ほんと心をもらえなかったなぁと思うことが多くて悲しくなります。例えば、りかちゃんの洋服が1着しかなくって同じ服ばかりで可愛そうだから母に誕生日に買って。と言ってもずっと却下されてました。りかちゃんの洋服を買ってもらえないことより、私の気持ちを無視されたほうが悲しかった…。
    ことに最近、気がつきました。

    ところで、北海道は地震が多いですね。はなぽんさんの帰省のときは落ち着いてるといいですね。
    ではでは、失礼します…
引用返信 削除キー/
■2021 / inTopicNo.7)  Re[1]: この運命を生きる覚悟
□投稿者/ まりこっち -(2004/12/08(Wed) 11:20:36)
    はなぽんさんの意志の強さに驚きです。
    ACと前向きにつき合っていかなければいけないとは分かっています。
    いろいろ悩んだり迷ったりして、結局は自分ができることをするしかないんだって思いました。自分のできることを一生懸命やればいいんだと思ったら、気が楽になりました。無理なことは無理してやらなくていいし、もっと力を抜けばいいんだって思ったら、自分の運命も少し楽観的に考えられるようになったと思います。
    自分の気持ちを苦しめない程度に、やっていってほしいなーって思いました。
引用返信 削除キー/
■2039 / inTopicNo.8)  Re[2]: この運命を生きる覚悟
□投稿者/ はなぽん -(2004/12/08(Wed) 22:12:47)
    まりこっちさん、レスありがとう。
    まりこっちさんは、怒りを感じているんですよね。
    強く強く怒りを感じれば感じるほど、いつか収まっていくもののようです。
    ぼちぼち行きましょう。人生は長いです・・・
引用返信 削除キー/
■2042 / inTopicNo.9)  Re[3]: みなさんありがとう
□投稿者/ はなぽん -(2004/12/08(Wed) 22:20:06)
    どーもです。。。

    私も、泣いているとバカにされていました。もう、コントロールされません。悲しいときは涙を流し・・・と宮沢賢治も言っている!(かな?)いいんだ。それで。親が間違っている。

    モノについても、買わないなら買わないで、言いようとかやりようがあるはずなんですよね。新米母ちゃんのはなぽんは、そういうことを模索しなくては・・・先は長いし、親のことばかりかまっていられないし。一番大切なものを一番大切にしたいです。そして、それは親じゃないのです。

    いつもありがとうございます。ではまた。


引用返信 削除キー/



トピック内ページ移動 / << 0 >>

このトピックに書きこむ

過去ログには書き込み不可

Pass

HOME HELP 新規作成 新着記事 トピック表示 検索 過去ログ

- Child Tree -