1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■1761
/ inTopicNo.1)
親孝行 便乗
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□投稿者/ 風
-(2004/11/24(Wed) 12:24:09)
下のサキさんが立てられた「親孝行って?」のスレを読んで、とてもとてもうれしかったのですが、ツリーが長くなっていたので、別スレ立てさせていただきました。サキさん、ご了承ください。
サキさんのスレに対する皆様の返答を、いちいちうなづきながら読ませていただきました。私もこの「親孝行」という3文字に苦しめられています。
カウンセリングを始めた最初のころ、あまりに私が「親孝行しなければ、しなければ」と繰り返すので、カウンセラーさんが「親孝行は、しなければならないものなのですか?どうしてそう思うのですか?」と何度も問いかけをしてくれました。でも私は「だって、しなくてはいけないから・・・しなかったら、親不孝だから・・・親不孝をすると、自分がとても悪い人間のように思うから・・・」というばかりでした。
カウンセリングも3ヶ月すぎ、どうして「親孝行しなければいけない」と思っているのか、それを考えるようになりました。
「親孝行したい」と思っているのと「しなければいけない」では、全然違いますよね。
素直に「親孝行したい、親に感謝したい、感謝している」と思える人間になりたい、と思ってきましたが、ここへ来て、思えなくてもいいんだ、と。
思えない自分も、それはそれでいいんだ、と。
小さい時から今まで、「あんたのために、あんたのために」という言葉を何万回も言われてきました。昔は「誰もそんなことしてくれって、頼んでない!お母さんが勝手にしただけやろ!!」と言い返してきましたが、私も大人になり今は「それはほんとにありがとう。感謝してる。だから、これからは、お母さんは自分のために生きて。好きなことやって。」と言うのですが、そうすると今度は「そんなこと、いまさら言われても、今まであんたのためだけに何もかも犠牲にしてやってきて、友達もいないし、趣味もない。何をしろっていうの?」と泣かれます。
泣かれると、私は後ろめたさを感じ、どうしていいのかわからなくなります。
その反面「もういい加減にしてよ」という冷たい感情もあります。
「親孝行」という言葉のしがらみからは、まだまだ逃れられていませんが、ここで皆さんの感じておられることを読みながら、これからも考えていきたいと思います。
とりとめもなく書いてしまいました。
引用返信
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■1783
/ inTopicNo.2)
Re[1]: 親孝行 便乗
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□投稿者/ サイ
-(2004/11/25(Thu) 11:45:28)
風さん、こんにちは。
> サキさんのスレに対する皆様の返答を、いちいちうなづきながら読ませていただきました。私もこの「親孝行」という3文字に苦しめられています。
私だけじゃないんだって思えて、ほっとしています。
> 「親孝行したい」と思っているのと「しなければいけない」では、全然違いますよね。
そうですよね。そもそも親孝行って人に言われてするものでもないですし。
> 素直に「親孝行したい、親に感謝したい、感謝している」と思える人間になりたい、と思ってきま
> 思えない自分も、それはそれでいいんだ、と。
ご自身を肯定できたのは素晴らしいと思います。
読ませて頂き、風さんのお母さんと私の母は少し似ていると感じました。
「育児」に依存しているような気がします。そして今、私達が自立しようとすると
泣いて、すがるわけですよね。
勝手だなぁって思います。
>
> 「親孝行」という言葉のしがらみからは、まだまだ逃れられていませんが、ここで皆さんの感じておられることを読みながら、これからも考えていきたいと思います。
私も風さんを含め、このお話をさせて頂き、いろいろと考える事が出来ました。
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■1784
/ inTopicNo.3)
↑名前間違えました。
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□投稿者/ サキ
-(2004/11/25(Thu) 11:47:08)
サイではなく、サキでした。失礼しました。
引用返信
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■1788
/ inTopicNo.4)
Re[2]: 親孝行 便乗
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□投稿者/ 風
-(2004/11/25(Thu) 17:49:50)
> 読ませて頂き、風さんのお母さんと私の母は少し似ていると感じました。
> 「育児」に依存しているような気がします。そして今、私達が自立しようとすると
> 泣いて、すがるわけですよね。
> 勝手だなぁって思います。
サキさん、お返事ありがとうございます。
母親ってこういうもんだ、と思ってました。なんにも自分の趣味を持たず、娘(あるいは息子)だけが、すべて。夫とは仲が悪い。友達は、パート仲間など、いるにはいるが、悩みを話すような間柄ではない。。。
そこへ、娘が自立してしまうと、もう何もなくなってしまう。。。
でも、それはあくまで「母親」の問題なんですよね。そういう人生を選んだのは、彼女です。誰かが強制したわけではない。
「お母さんが、家のこと、あんたの面倒、お父さんの面倒、見なかったら、誰がするの!」と言うけれど、それは、ある意味、それをやるしかなかったから、やってただけ。他にやりたいことがあれば、そっちに行ってたでしょう。
高校生のころ、友達のお母さんが、習い事に行ったり、映画に行ったりしている、 と聞き、とても衝撃を受けました。「そんなお母さんがいるんだぁぁぁ」と(笑)
親は親、私は私、と思えるようになる日まで、お互い、ゆっくり行きましょう。
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