子供時代からの、親に対する過剰な責任感を取り除くための語りかけ

静かにひとりだけになれる時間を作り、子供時代の自分を心に思い描いて話しかける(当時の自分の写真などを見ながら対話すればさらに効果的かもしれない)。


1. きみには、親がきみのことを顧みず、放置して粗末に扱ったことについての責任はない。

2. きみには、親がきみのことを愛する価値がない人間のように扱ったこと、きみが親に愛されていないと感じたことについての責任はない。

3. きみには、親から残酷な言葉や思いやりのない言葉でからかわれたことについての責任はない。

4. きみには、親からひどい言葉で口汚くののしられたことについての責任はない。

5. きみには、親自身が不幸であることについての責任はない。

6. きみには、親が自分で抱えている問題についての責任はない。

7. きみには、親が自分の問題について何もしなかったことについての責任はない。

8. きみには、親がアルコール中毒であることについての責任はない。

9. きみには、親が酔ってしたことについての責任はない。

10. きみには、親がきみに暴力をふるったことについての責任はない。

11. きみには、親がきみに対して性的な行為をしたことについての責任はない。

……


この他にも、くり返し体験した苦痛に満ちた出来事があれば、リストにつけ加えてみる。
これを充分行ったら、つぎは本当に責任がある人間は誰なのかをはっきりと認識する練習をする。それには「私の親は……に責任がある」とはっきり声に出して言う。


1. 私の親は、私のことを顧みず、放置して粗末に扱ったことに責任がある。

2. 私の親は、私のことを愛する価値がない人間のように扱ったこと、私が親に愛されていないと感じたことに責任がある。

3. 私の親は、私を残酷な言葉や思いやりのない言葉でからかったことに責任がある。

4. 私の親は、私をひどい言葉で口汚くののしったことに責任がある。

5. 私の親は、彼ら自身の不幸について責任がある。

6. 私の親は、彼ら自身が抱えている問題について責任がある。

7. 私の親は、彼ら自身の問題について何もしなかったことに責任がある。

8. 私の親は、アルコール中毒であることに責任がある。

9. 私の親は、酔ってしたことについて責任がある。

10. 私の親は、私に対して暴力をふるったことに責任がある。

11. 私の親は、私に対して性的な行為をしたことに責任がある。

……


これらのことは頭でわかっていても、その理解に対して感情的に抵抗がなくなるまでになるには時間がかかる。したがって、心の底から抵抗なくこの事実が言えるようになるまで、この練習は何度もくり返す必要がある。


出典: 『毒になる親』スーザン・フォワード著 玉置悟訳 毎日新聞社