Top >>Read Me >>サイトでの宗教・政治等の扱いについて 基本的方針
当サイトはいかなる宗教、宗派、政党、企業、医療・心理療法機関などの団体とも、一切無関係で運営しております。 サイトとして特定の宗教、政治、企業その他の団体の援助を受けたり、あるいはそれらの団体のためにサイトとして支持を表明して活動するといったことは一切ありません。 サイト管理人個人はひとりのACとして、家族内での虐待をはじめとする暴力、弱者へのアビューズ(力の濫用、搾取)、また苦しんでいる人を孤立させたり、社会のある部分の人々にだけまったく不必要な罪悪感を押しつけるような偽善主義といったもの全般に反対しています。 しかし当サイトの第一の目的は、訪問者の皆さんにとって生きづらさの問題からの回復の役に立つことであり、サイトでの主義主張やキャンペーンの紹介などはすべて、管理人や他の訪問者さん個人の「提案」として位置づけています。 ですから、訪問者の皆さんには、サイトで紹介されているキャンペーンなどを、自分の意思や好みに反して支持する義務はいっさいありません。あくまで気に入って賛同してくださった時だけ、支持・参加していただければOKです。賛同しないからといって訪問者を排除することも一切ありません。 宗教的活動について
当サイトはいかなる宗教とも無関係ですが、このことは、何らかの宗教を信じている訪問者さんを排除するものではありません。個々人でさまざまな宗教的信仰を持った訪問者さん、無宗教の訪問者さん、どちらも当サイトは歓迎いたします。 しかしながら、サイト訪問者によるBBS等での宗教の布教・勧誘活動については、一切禁止とさせていただきます。 理由は、当サイトは家族関係などの中で何らかの心の傷・トラウマを抱えた人々が多く集うサイトであり、そういった心の傷を抱えた状態の人をターゲットにして勧誘を行なう悪質な宗教カルト・セミナーの類が世間にあまりに多いからです。当サイトでの、訪問者に対するそういった悪質な団体の接触をシャットアウトする必要がある、というのが第一の大きな理由です。 いやしかし、うちは社会の大多数が信仰しているし、そんな問題も起こしたことがない、「ちゃんとした」、安全な宗教団体なんだ、という反論があるかもしれません。しかし、「安全でちゃんとした宗教だから」という理由で「特例」にしてしまうと、「なんだ、ある宗教には布教活動を許して、他の宗教には許さないのか?」ということになってしまい、いかなる団体からも中立を守る、というサイトの基本方針に反することになってしまいます。だからといってすべての宗教団体に平等に勧誘活動を許せば…さきに述べたような悪質な団体にとっても自由に勧誘活動のできる“無法地帯”となってしまうことは、おわかりいただけると思います。 そしてもしそのようなことになれば、悪質な団体がサイトに入り込む隙を与えるというだけでなく、真面目であっても主義主張の異なる宗教同士の「勧誘合戦」のような状態になってしまうことで、自分のことを安心して語れるサイトの安全な雰囲気がいちじるしく損なわれることにもなります。 以上のような理由で「宗教の布教・勧誘活動は禁止」とさせていただいていることを、どうぞご理解ください。 宗教に関する話題・イベント等について
むろん、宗教の話題は何がなんでもアウト!というわけではなく、言葉の端々にふと自分の信仰のことが出たり、教典の言葉などについてニュートラルな立場で(決して相手に自分の信仰を押しつけないで)話し合ったりするのはかまいません。 その場合にも「自分の宗教的な前提が必ずしも他の人にも通用するとはかぎらない」ということを、どうか忘れないでください。 わかりやすい例で言えば、「神様は存在する」というのが自分にとって自明のことであっても、もしかしたら他の人にとってはそうでないかもしれません。もしかしたら他の人にとって自明なものは「神様」ではなく「仏様」であり「アラー」であり「孔子様」であるかもしれません。 また「親の愛情」の陰に「親による虐待」も存在するように、宗教によって救われたと感じている人々がいる一方で、世の中には、例えば宗教関係者による性的虐待やカルト教団の問題のように、宗教によってアビューズされ深く傷つけられたと感じている人々がいるのも事実です。 そういうところで「自分が当り前だと思っていることが、他の人にとっては当り前などではないこともありうる」ということを忘れてしまうと、「ハァ? 何言ってんの?」という反応しか引き出さないものだし、場合によっては自分の信条の押しつけと取られてしまったり、他人の心の傷に不用意に触れてしまうことも起こり得ます。 どうかそのことに十分配慮して、宗教の問題はあくまで自分自身の個人の問題として淡々と語るにとどめてくださるよう、お願いします。 また当サイトでは、たとえばクリスマスやハロウィンといったような、一応宗教が起源だけれどほとんどすべての人が気軽に参加して季節感を感じることのできる行事や、宗教の教典の中の有益な言葉、宗教関係者で暴力やアビューズに反対した人類的な功績のある人物なども時々紹介しています。その際にも、訪問者の皆さんに特定の宗教をすすめるといった主旨はいっさいありません。 また宗教関係者によるイベントとして、たとえば「お寺や教会の主催で、DVシェルターの資金援助のためのチャリティバザーを行なう」といったようなイベントがあれば、どの宗教・宗派・立場の人でも参加できるものであるかぎり、『PR・イベント告知BBS』などで宣伝してもらってもかまいません。とくにDV問題など「家族の暴力」の防止・被害者の支援をめざす運動はサイトとしても歓迎します。ただし、「宗教への勧誘がおもな目的ではないこと」「イベントと銘打ってはいるけど行ってみたらしつこく宗教への入信をすすめられた、といったような悪質・カモフラージュ的なものではないこと」が条件です。 ちなみに管理人は無宗教ですが、宗教に対してけっして否定的ではありません。 管理人自身の考えをいえば、あらゆる真面目な宗教というものは、「人間と生命」「心の成長」といったことについて、同じ本質をそれぞれ違った言語文化で語ったものなのではないか、と思うのです。おなじ「机」や「椅子」や「リンゴ」を日本語や英語やフランス語でそれぞれ表現する言葉があるように、クリスチャンや仏教徒やムスリムや、また無宗教者もそれぞれに「人間の魂」を語る言葉をもっている、そういうものではないかと思うのです。それぞれの言語がちがった光を持っていて、またそれぞれの言語が人間の発明品である以上、取りこぼしている何かを持っている。 それはたとえて言えば、日本語に対してフランス語の方が優れているとか、英語が大多数だから正しい、とか言うのが馬鹿げているのと同じことではないかと思います。大切なことは、自分が「優れている」と信じる言語だけを声高にまくし立てることではなく、そこに他者がいるかぎり、共通な言葉でもってコミュニケートすることだと思います。 そしてまた、本当に意義のある宗教の伝道活動があるとするならば、それは自分自身がその宗教によって本当の成長をとげ、深い意義のある精神的生活の「生きた見本」となることではないか、そうすれば無関係な他人をつかまえて宣伝活動などしなくとも、きっと周囲の方から引き寄せられていく。そんなふうに思います。 政治的活動・キャンペーン等について
当サイトでは「家族の暴力」の防止や弱者へのアビューズ撤廃などの見地から、さまざまな市民運動やキャンペーンなどをサイト上で紹介することがありますが、あくまで管理人個人としての「提案」である、というスタンスをとっております。サイトと管理人はこれらの団体とは一切関係ありません。 また、当サイトはいかなる政党、政治的グループ、圧力団体とも一切関係ありません。 サイト内での特定の政党・グループの宣伝や選挙動員などの活動は、「宗教」の項で述べたのと同じ理由で、一切禁止とさせていただきます。何とぞご了承ください。 |