母親に、幼少時からどんな風に自分の欲求・要求に、対応されてきたか。私の場合、それは「従がう」か、「従がわない」か、がメインだった。「受け止める」かどうかではなく。
子供の頃の私が何かを要求して、母は気持ちでは受け止めてくれなくても、しぶしぶこちらの要求を飲んでくれる時があった。私は母にそうしてもらっても、何か満たされなくてゴネていると、母は「やってあげたから、もういいでしょ」と言って逃げてしまう。
私は、今は自分自身に対して、母のようにしていると思う。自分の強い抵抗感、引きこもり欲求、何もしたくない、逃避欲求・・・そういうものに対して、私は「従がう」か「従がわない」か、しか応対の仕方がわからないのだ。
そういうインナーチャイルドの欲求であろう気持ちに、ただ行動で従っても、その時だけ気持ちがおさまるだけで、満たされはしない。
自分の気持ちを「受け止める」って、どうしたらいいんだろう・・・きっと、結果として行動で従がえなくても、気持ちを受け止めることは、できるんじゃないかとは、アタマで考えているのだけれども。
嫌なことから逃避するかしないか、だけじゃなくて・・・
ああ、その先がわからない。
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