今の私は14歳のころに見た占いで「この生年月日に生まれた人は同性愛者傾向にあります」という診断を見て、「ああ、今まではがんになりたい、神様」って言ったら・・・神様は私をがんにする。って思って、もう一人の私をいじめていたけれども、そのとき、その占いを見て「これだ、これ使おう」って思ったんだ。同性愛者傾向にある。それは、男の子との恋愛にとてもあこがれていた私を再びうちのめすものだった。そのころは男子ともまともに話せなかったからだ。きっと私は一生男子と話せないままに同性愛者として生きるんだわなんて思ったの。 私は「これだ‘‘」これ今度現実に身を呈さないために使う自分いじめのひとつの道具って決めた。そんなことをしている自分をどこかで「恐ろしく」本当に「恐ろしく」思っていた。 同性愛者でもいい、って今は思うの。私は確かに分裂している。ほんとに。 でも、もう私生きたくないの、このまま本当の自分を見せないで、偽自分で偽って。同性愛者にならないために自分から同性愛者になってしまおうなんて思っていた。 それは、私のいつものやり方なのだ。自分の気がつかないでかっこわるくなるのは怖い。自分がきずかないうちにレズになって、女の人を愛するよりも私はにせの自分でにせの人生を歩んで、本当の人生、本当の私を見ないで、そしたら、本当は汚い、レズになるかもしれない自分を見ないですむでしょう? ずっとにせでよかった。レズになるなら自分からレズのふりをして。 そんな人生ほとほといやになった。 ひきこもりしている、それも誰もきずかないように
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