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私たちの物語 - 性的関係・ジェンダー・過去ログ No.2
メッセージ数:40件

<40> ebp ■2003年11月17日 月曜日 19時00分55秒
異性を好きになったことがない。今まではそんなに気にしてなかったけど、これっておかしいことなのかと思った。
片思いしてる友達は、すっごくいきいきしてる。好きな人と話してるとき、本当に楽しそう。「好きな人と話せるだけで、生きてて良かったって思える」って言ってた。「生きてて良かった」って思ったことなんて、私にはあるだろうか。好きな人がいるとそんなに楽しいのだろうか。私はどうして好きな人ができないんだろう。男友達はいるけど、友達以上になりたいとは思えない。

誰かと深い関係になるのが怖いのかもしれない。異性だけじゃなくて、同性の友達とも深い関係になれなくて、うわべだけの付き合いって感じ。自分の心の奥のほうに入ってこられるのが怖いのかもしれない。

「もっとこころを開かなきゃ」って思うけど、どうやったらいいのかわからない。でも、少しずつでも、変わっていきたい。変わりたい。
<39> そら ■2003年11月13日 木曜日 18時01分38秒
昨日結婚した友達のところに行ってきた。
女性だからっていう理由だけで、仕事や役割を決めつけ、押し付けられるのはおかしいよねって。
結婚したからって男が求める役割を果たさなきゃいけなくなるのはおかしいよねって、そう一緒に語ってた子だった。

まぁ、「結婚なんて女の墓場」なんて感じる私ほどに「女の人権」について考えてのこととは思ってなかったけど。
相手がほんとに家事について何もしなくなって、「子どものこと可愛がってくれるだけでも幸せなのかな」なんて言葉が出てきたときはさすがに唖然としたよ。
結婚って恐いよなって改めて感じた。

想像できないことはないよ。
そう考えるようになるまでの、そう考えなきゃやっていけなくなるなるって現実。
きっと、そうやって女性のパワーは奪われていくんだろうなって思ったし。
現実を受け入れるしか、順応していくしかない現実がそこにはあるんだろうね。
子どもが生まれ、生活に追われるようになったら、それなりに家庭を維持する必要が出てくるし、そのためには、それをうまくやるためには男にとって都合のいい「妻」や「母」を演じる必要性が出てくる。
自分の立場を守るために。仕事を失ってたらなおさらだよね。
相手の機嫌を損ねると被害を被る立場に置かれるから。
家庭ってほんとに支配関係って生む要素に溢れてるよね。
これも経済的な支配の面を持ってる。
男がそのことに気がつくかどうかは疑わしいけど。
まぁ十中八九気付かない。
そんなこと考えもしないだろうね。
支配されていることは、されてる人にしかその言葉にできない息苦しさが分からないから。
だからさ、わかるんだ。
女の人はそうやって順応することで生き延びていくんだって、そしてみんなそうやってるし、そうやってきた。
無意識のものだったり、わかっててもそうやらざるを得なかったのかもしれない。
そこらへんは人それぞれだと思うけどさ。
なんだかそんなの悲しいよね。
女ってなんなんだろうね。
そうさせる作用を持つ結婚ってなんなんだろうね。
生活を守る、それは大切なことだけどさ。
そうすることが生活を守ることってのもどうかと思わない?
そんなちっぽけな、目の前のことだけに縛られなきゃいけなくなるなんて。
せっかく生まれてきたのに。
たった一度の人生なのに。
こんなふうに思う私がおかしいの?
最近出てくる話題は愚痴しかないよね。
もっと自分の人生についての話はないのかな?
そうなっていくことが結婚した女性?
あなたがどんどん小さくなっていくようで、なんだか少し寂しかったよ。


<38> L ■2003年11月13日 木曜日 07時07分35秒
昨日「ジェンダー」について、わかりやすい入門書みたいなものを買ってきた。
昔は、女性学とかフェミニズムとか言われると、何だか居心地が悪い感覚があって、なるべく近寄りたくなかったんだけれど。
(欲求不満のおばさんが自己主張する、みたいな偏見・先入観を持ってました。ごめんなさい)

この頃、でもそれって避けて通れないような気がしてきた。
いわゆるAC movementというのも、その根っこの一つにはフェミニズムが関連しているって言うし。
私の「生きにくさ」とジェンダーの問題が、無関係ではないということも、最近だんだん納得してきた。

特に私の所属する某宗教団体は、ジェンダーの問題を、否応なしに考えさせてくれる。
それに、これって何も女性だけの問題じゃないよね。男性も苦しんでたりする。

それにしても、自分が女として生まれただけで、社会が「女らしい」と定められた役割を、どれだけ忠実に引き受けてきたのか、
今更ながら発見してびっくりする。
これが「女らしい」だとかこれこそ「男らしい」とか決められると、何だか息苦しい。
いろいろいたっていいじゃない?

何でも無条件に受け入れて、やさしくて従順で、目立たなくて謙遜で、そのくせ芯は強くて人を支え、助け・・・ああ!しんどい。
そんなこと、できるかっていうのよ。
女は男の「理想のお母さん」役か?
できるなら、そこのあんた、やってみてください。
・・・こう思ってしまうのは、私がおかしいんだろうか。
そういう理想像を「押しつけられている」気がする私が、おかしいんだろうか。
私の持つ宗教って、よくこういう女性像を描いてみせるんだけれど、
それって、その宗教の本質じゃなくて、一部の男性の強迫観念?じゃないか、と思う。
何か、ゆがんでるような気がするんだよね。
(それとも、私がその宗教を捉え損ねてる?)

私の原家族の中でも、女性は「やさしく、支える」存在であるべきだった。
私はよく、理屈っぽいから、とか目立つからダメだと言われた。
頭があんまり回らなくて、無邪気なのが「女らしい」「かわいい」んだと言われた。
そうやって「男を釣る」んだとよく、父に言われた。
お前はかわいげがない。男をだませない。女の価値は男を如何にだまして手の上で遊ばせるかだ・・・云々
最後には「これ以上勉強したら、男をバカにして結婚できなくなるから、あんまり高学歴じゃない方が良い」とまで言われた。
そういうものなのか?
そういうものなのか?
もし、男性と女性の関係ってそういうもんだったら、私、つまらない。
人間ってそういうもんだったら、やる気がなくなる。

自分では、そういう父の言葉をはね返してきたつもりだったけれど、何だかもやもやが残っている。

ううむ。
コレ、何だろう。
<37> こん ■2003年11月10日 月曜日 14時51分25秒
小さい頃からおませな私は近所の子たちとお医者さんごっこをしたり、オナニーしていました。きっかけは、おばぁちゃんによる性器の執拗なまでの洗浄でした。
親戚のおじさんに胸をさわられたりすると、自分の身内が余計に嫌になりました。
そのくせ、性に関しては激しく興味をもっていました。小学校6年生くらいになると、男の人に触ってほしくて二人で留守番していた弟の指を自ら陰部に持って行き弟の「気持ちいいの?」とゆう問いかけにうなずきながら目の前で狂ってしまいました。終わったあと非常に強い後悔をしました。数十年たった今も弟と目を合わせることもできません。今もセックスを嫌悪してしまう。自分が悪いのに.ゴメン
<36> はな ■2003年11月10日 月曜日 12時37分43秒
「子供はどうしたらできるの?」私より2歳上の兄が父親に聞いていた。
私はそのそばで話を聞いていた。幼稚園ぐらいだったかな…記憶が今でも曖昧。
子供なら一度は親に聞く話だ。でも私の父は誤魔化す事をしなかった。むしろ楽しそうに私達に話した。何か得体の知れない本を持ってきてそれを広げて見せながら話した。よく覚えてないけど明らかに子供が見る物ではない本だった気がする。それを聞いた兄は夜中、私に「ためしてみよう」と言い出した。私は冗談だと思っていたし、よく分かっていなかったから笑って嫌だと言った。その私の言葉を兄は無視し、私のパジャマのズボンに手をかけた。止める事なんて出来なかった。

怖い怖い怖い、痛い、気持ち悪い、誰か助けて。
ソレは毎晩続いた。どれ位続いたのかは今でも思い出せない。でもいつもより大きな声で「嫌だ」といった時があった。変に思ったのか母が寝室のふすまを開け私達を見た。兄は素早く自分の布団に戻り私は横になったまま母の姿を見た。(お母さん何を言うだろう、見たよね今)そう思って何か言ってくるのを身を硬くして待った。でも母は何も言わずふすまを閉めた。(どうして何も言わないの?それとも何も見えなかったの?)不信に思った事は覚えてる。それから兄は私に夜さそって来るのをやめた…と思う。

幼稚園に行く前、よくパンツが気持ち悪いと言って朝泣いていたのを覚えている。それはただ甘えたかったからだと前まで思っていたけど、今その気持ちを思い出すと本当に気持ち悪かった事を思い出す。それに母や父に気づいて欲しいと思っていたのだろう。小さい頃から兄と仲のよかった私はその出来事があった後も何も無かった様にしていた。そうしなきゃ駄目だと思っていたし、兄に言うなよ、と釘を刺されていたと思う。今でもそうだ。兄は私の部屋によく来た。ベットに寝そべり私に話しかける。外から見れば仲の良い兄弟だ。本当は凄く気持ち悪くて早く出て行け!と思っていた。でもその気持ちさえ私は無視をし続けた。大体は笑顔で話を聞いてあげた。今やっと兄は就職し家を出た。そうなってやっとホッとしている自分に気づき、今まで一生懸命兄を嫌っている自分を無視し続けた事がじわりと分かってきている。今思えば兄が近づくだけでゾッとしたり、落ち着きが無くなったり、兄が家に居ると鬱が増したりしていたな…。でも兄を憎む以上、父を憎む。子供にセックスについてそんなに事細かに説明するな!親が無神経だと子供が傷つくんだ。

今は私も傷ついたけど、兄も少なからず傷ついた思っている。今でもまだその事は親に言えていない。言うべきかも分からない。私の中にしまっといた方が良いのかも知れない。いつかカウンセラーの先生に話そうかと思う。
<35> およよ ■2003年11月09日 日曜日 02時13分20秒
あいつにされた事が、辛い。私は、いつになったら、本当に人に愛される?私は、いつまで、この淋しい闇の中を這いずり回らなければならない?いつになったら、この記憶から、開放される?いつになったら、幸せと感じるようになる?何故に、私は、生きているの?私は、生まれたから、生きてきた。それだけ?ダレカ、私を愛して欲しい。誰か、私を愛して欲しい。私は、本当に淋しい。生きていることの、喜びを感じたい。春の風を、体に感じたい。
<34> かず ■2003年11月09日 日曜日 00時38分34秒
男の人が怖くて、でも愛しくて、切なくて、苦しくて、いつも逃げる。
結婚なんて一生しない。
子供も作れない。
大好きな人さえ、私は傷つける。
怖くて、信じきれなくて、いつも怯えてしまう。
そんなんで、どうやって愛せるって言うの?
だけど、抱きしめてほしくて、側にいてほしくて、甘えたくて、そんな事だけ求めてしまう自分が嫌になる。
私からは何も与えずに、与えてもらおうとしてばかり。
セックスは嫌い。
親の理解不能さを思い出す。
何で、憎しみ合ってるのにセックスするの?
何で、無理やり犯すの?
何で、愛情があるふりするの?
今なら、愛情とセックスが等しいって思わないけど、子供の私は愛情=セックスだと思っていたから。
だから、セックスは嫌い。
怖くて、怖くて、たまらなくなる。
ただ、抱きしめてほしいなんて言えないくせに。
<33> そら ■2003年11月07日 金曜日 16時05分23秒
男性不信なんだと思う。
自分は基本的に男なんてバカだと思っているのかもしれない。
だって、男なんて自分勝手で、甘えが強くて、自分が甘えていることにすら気付かず、そうした自分の甘え振りかざし、女は甘えでしかない男の勝手を受け入れるものだと思っているようにしか思えない。
それがいい女性、女性のあるべき姿。
社会(男性中心社会)が求める女性像。
女はいつも社会からそのような無言のメッセージとプレッシャーを受けている。
そう感じる私はおかしいのか?

私は結婚なんてしたくない。
子どもなんて生めない。
だって家族って、子どもを育てるってとても恐いこと。
そう簡単に、軽軽しくなんてできない。
家族の、親の持つ影響力を考えたら、とてもじゃないけど家庭なんて持てない。
それに、私のような考え方では結婚は難しいと思うから。

対等な関係で家事育児を行うって言っても、結局女は期待される。
分担っていっても、分担の意識や感覚は男と女で違うと思う。
「手伝ってる」って言葉が出てくる自体、分担意識があるなんて思えない。
自分がするのが当たり前って思ってたら、「手伝ってる」とか「参加してる」なんて言葉は出てこなくない?
当たり前のことを当たり前にしてるだけなんだから。

男、女関係なく人間が生きていくために必要なもの。
それが仕事、家事。
だから、どちらかに求めるなんておかしい。
自立した一人の人間として、必要な能力。
育児は2人の選択の結果生じる新たな仕事であり、身に付けるべき能力。
そう思うのに、それを通せない。
期待されるものに、求められるものに逆らえない。
だけどそれは違うって、それでは嫌だって逆らっているけど、そうするととても生きにくい。
負けそうになる。
期待されるものになったほうが、求められるものになりそのとおり生きる方が楽なのだと思う。
賢い生き方なのかもしれないと思う。
でもやっぱりそれは違うと思うから、逆らうけど苦しくて。
そんな苦しみを与える男性社会を憎く思う。
なぜ気付かないの?
そんな思いを女にさせていることにどうして気付かない?
自分が同じ立場に置かれてもなんとも思わないでいられる?
我慢できる?
なぜ自分だったらどうかという、簡単な想像力さえ働かせられない?
男なんて嫌いだ。

でもそれなのに、男になんて期待できないって分かっているのに、恋愛をしたいって思う私は何?
期待していないから、信じられないから、でもだからこそ期待したい、信じたいって思っているのかもしれない。
私が思うような男たちばかりではないって信じさせてほしいのかもしれない。



<32> YUZU ■2003年11月04日 火曜日 00時29分14秒
ACって性倒錯する場合があるって言うけど、
私の不倫癖もそうなのかな?
惚れる人、惚れる人、みんな既婚者。うんと年上。
もちろん、年相応の相手とも恋愛したけど、
結局今も、17も年上の既婚者。

「包まれたい、受け入れられたい」って思ってるくせに、
なのに、なぜか「信じられない」って思う。
「どうせ、私を傷つけるんだ」「どうせ、裏切るんだ」って
疑いの目で見てしまって、挙句には本人に言っちゃう。
悲しそうな目で相手が私を見るとすんごく申し訳ないって思うんだけど、
でもやっぱり信じられない。
既婚者じゃなければ、不倫じゃなければ信じられるのかな?って思ったけど、
そうでもないことが判明した。
「頑張って信じてみよう」と思った相手と結婚したら、
鬱病になって、居たたまれなくなって結局離婚した。

根っからの不倫体質?なのかなぁ?
でも、今は不倫とは言え一筋だからいいかなぁ?
相手も、受け入れてくれてるからいいのかなぁ?
いつまで続くのかなぁ?
<31> MARU ■2003年10月27日 月曜日 21時23分33秒
女でいたくない。
(男にもなりたくないけど)

なのにね、
ちょっと関心持ってくれる男が現れると、尻尾振って飛びついちゃうんだ、あたし。
逃げられないように、セックスを武器にして、しがみついちゃうんだ。
心のどっかで、セックスやらせとけば付いてくる男をバカにしてる。
けど、毎度、最後に捨てられるのは、あたし。

分かってんだよぉ。
セックスだけを武器にしてたり、女らしい振りをしてるあたしに、みんな飽きちゃうんだ。
本当に自然にしてたら、出会えるかも知れない男とも、出会えないまんま、捨てられる。

こんなの、ほとほと疲れる、もう止めようって思う。
一人が一番、って思う。
けど、一人の時間に耐えられなくて、また男の視線を求めちゃうんだな。
<30> SUN ■2003年10月18日 土曜日 02時20分22秒
私は普段自分のことを「ボク」と言う。
小さい頃からおしゃれには興味がなかった。母が私の服装には全く無関心だったので、小学校時代は体操服で毎日通っていた気がする。スカートなんてほとんどはいた記憶がない。
中学以降はボーイッシュな服装が好きだった。女の子チックな服なんて着たことない。ちょっと太っていた時期なので、だぼっとした服をよく着ていたな。
別に自分を女として認められないというわけじゃない。女の子らしい服装は嫌いなだけだ。絶対似合わないと思うので拒否してしまう。
最近の服装はシャープな感じのシャツにパンツスタイルかな。少しやせたので体のラインが分かりやすいものが多い。だぼっとしてるのはもう着ないなあ。
<29> あじしお ■2003年10月16日 木曜日 23時19分10秒
女である事を利用し、身体をおもちゃのように使うことは男を軽蔑して
していること、復讐する事だとずっと思っていた。
でもあとに残る気持ちは空虚で悲しくて。
父親におもちゃにされることも最初はへどが出るくらい嫌だったけど
「自分からすすんでこうなっているんだ」と思う事で救われる様な気がして
自発的に誘った。彼とも同じ。
誰とも安心できない。
自分を許せない。
<28> WINNIE ■2003年10月16日 木曜日 03時17分15秒
自分の性について、カウンセラーさんに、話してしまいたい。
でも、なかなか話せない。
どうしたら、話せるんだろう。
<27> 霧の森 ■2003年10月13日 月曜日 01時58分07秒
女になりたくない。
女も大人も嫌いだ。子供のままでいたい。思春期をとても強い自分自身の抑圧の中ですごした。体の成長を止めたい。願わくば、ゆっくりと誰にも悟られずに朽ちたい。
案の定、自分の体は成長しなかった。これは遺伝なのか自己抑圧の賜物なのかはわからないが、思春期入りかけの肉体でとまっている。とっくに成人しているんだが。骨格が子供のままなのだ。肩幅、骨盤、肋骨をはじめとして子供のバランスのまま。
でも自分は好きだけどね。
ヴィジュアル的に子供って好きだ。性的対象にはまったく見ていない。むしろ実物よりも写真とかがすき。実際、性的な精神はあまり育っていないんだろう。
しかし、この奇特な肉体のせいでロリ好きな人に寄られてしかたない。性欲はロリでも考え方や生き方がすでに「子供」じゃないのにね。よく見てよ。
<26> しばわんこ ■2003年10月12日 日曜日 23時40分31秒
 あたしは子供の頃から母親に女らしさを否定されてきた。母はあたしが良い娘であることを強要すると共に、あたしが自立した一人の女に成長することを拒否したんだ。母は様々な手段であたしを否定した。あたしが初めて自分で選んで買ってきた服を、趣味が悪い、似合わない、いやらしい、見たくもない、と言ってにらみつけた。手洗いしなきゃならないものをわざと洗濯機で洗って、着られなくした。クリーニングしなきゃならないセーターやコートを、お風呂場でもみくちゃに洗って、着られないくらい縮ませた。それだけじゃない。初めて彼氏ができて、帰りが遅くなると、「この男ったらし。汚らわしい。あんたなんか水商売しかできないわよ。このアバタ。出てけ。」と散々、侮辱した。あたしが化粧すれば、汚いものを見るような目でにらみ、「ぶさいくね。似合わないわよ。あんたはすっぴんがお似合いよ。」と言う。どうして、そんなこと言うの。あたしが家事を手伝っているときは猫なで声で「あらあ、○○ちゃん、良い子ねえ。」と言うくせに、アバタが良い子かよ。もう24だぜ。何なんだよ。あたしはあんたのお人形じゃねえんだ。ふざけんな。
<25> およよ ■2003年10月10日 金曜日 00時51分31秒
私は、なぜ女性に生まれたのだろう。人間であればよかった。性は要らなかった。私は、なぜ女性の体を持っているのだろう。なぜ、精神と肉体にこんなに違和感があるのだろう。
私によってくる男性は、私の顔と体ばかり見ているような気がして、すごくいや。多分そうではない人も多いと思うけれども。一目見て、私の心を見ているのか、感じてしまう。
別に女性がスキって訳じゃない。でも、父と同じ男性は、嫌い。すごくキライ。哀しいくらいキライ。絶対キライ。女性として生まれたのに、こんな気持ちを持つなんて、哀しいな。女性も、男性も素晴らしいものであるはずなのに、なぜこんな感覚を持ってしまっているのだろう。命をすごく無駄に扱ってるような気がする。
男性が悪いんじゃない。レイプをするやつ、暴力を振るうやつ、そんな人間が悪いんだ。性を恨む事は、やめよう。悪い人間を、悪行を憎む。悪が存在するこの時代を憎む。悪を作り出す、人間を憎む。
<24> およよ ■2003年10月08日 水曜日 21時22分25秒
自分の中にある自分が、わからない。そうです。自分の体は、女性だけれど、それを否定され続けたので、きっと、自分の性が嫌いになってしまったのだと思う。父からの被害の影響は、限りなく大きい。男性への恐怖、嫌悪感、蔑視、自分でも気がつかないくらいだった。小さいときからだったから・・・

体に触れられる恐怖は、言い様もないくらい・・・男性が、私に対して、女性としての魅力を感じていると思うと、なおさらに、嫌悪が酷くなる。私の心を見て欲しいと叫びたくなる。男性、女性でなくて、人間として感じて欲しい。
同じ人間と言う種族として、同じ感覚があるはず、認めるところがあるはず、
違いは、尊重できるものであるはず、強いものは、弱い物を守る物であるはず、私を人間として、見て欲しい。その次に自分の性を尊重して欲しい。これは、父の言いたかった私の言葉だ。今、私は、やっと言いたかった言葉を探し当てたんだ。
<23> まさみ ■2003年09月25日 木曜日 00時38分36秒
身体は、女。でも心は両性具有。
街を歩けばオトコなあたしが思う「あのコいい脚してるなあ」 オンナなあたしも思う「あの男の背中、広くて抱きつきたくなる」

あたしを産んだ人はあたしにいつもひらひらとキレイな服を着せてお人形のようにしまいこんでおきたいみたい。
でもオレは出て行くね!!この二本の足さえあれば、何処へだっていけるから!
仕事で鍛えられた二の腕のちからこぶがオレの自慢。仕事で鍛えられたスレンダーなウエストラインがあたしの自慢。
あたしの中であたし達が相談する。「今日はどの服着る?」「昨日は花柄ベルベットのブラウス着たから今日はフェラーリのパーカーでボーイッシュに行こうよ」
たまに意見も衝突するけど絶対に揺るがないあたしたちのポリシーは「スカートは穿かない」。
 あたしを産んだ人に、小さい頃さんざっぱら着せ替えさせられて遊ばれたから、もう嫌なんだよね〜スカートばっかしは。
 今度、ベネトンのライダージャケット買うんだ。
<22> maru ■2003年09月18日 木曜日 22時37分03秒
俺は、実は男なのだ〜って、思えたら楽なんだけどな。
俺は、時々、俺。
時々、あたし。

女でも、男でも、いたくない。

ガキの頃、実の兄貴に強姦された。
家庭はむっちゃ崩壊してたから、
誰にも言い付ける事もできなかった。

俺の性は、10才で止まってる。

俺は、子どもでいたい。ずっと。
女の子の、俺。
手芸や、可愛らしい物が好きな、普通の女の子。
一人でいるのが好きな、変わった女の子。

女には、なれなかった。
頑張ってみたけど。
疲れた。

男になろうなんて、思わない。

ただ、女である事が、俺には不愉快。
俺にぴったり来るカッコは、男のナリ。それも、ホームレスの。
社会生活放棄したからって、何もホームレスまでいかんでも、って思うけどさ。
<21> maru ■2003年09月08日 月曜日 22時03分05秒
俺、
「俺」って一人称が、一番ぴったり来る。
ベストじゃないけど、他にナイ。

俺は、肉体は女だ。
女である事が、すっげぇ嫌だ。
36才になる今でも。
結婚もした。離婚もした。
色んな男と、ヤリまくった時期もあった。
今も、そうだ。
メル友を一杯作って、やろう、やろうとしてる、俺がいる。

やりたくない。
男は大嫌い。
性は気持ち悪い。
なのに、やめられない。

精神科医も「強姦されたなら、セックス嫌いになって当然なのに…」と不思議そうだった。
俺が、一番、ワケ分からんっちゅ〜の!

さくらさんの、気持ち分かる気がする。(勝手に分かった気になって、ゴメン)!
俺は、ずっと、スッピンだ。
化粧って、何なんだって思う。
化粧すると、ケバイ美しさを持つ、自分の顔も、よく知ってる。
だから、必要な時には、化粧して見せる事もできる。
けど、しない。
スッピンの、俺が美しい、と思う。
今の文化では、俺はただの汚らしいホームレスだ。

また、メル友とやりに行く時だけ、
けばい化粧と、「女装」を、するんだ、俺は。


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This script written by Shintaro Wakayama.