「小学1年の時の事」(フラッシュバック注意)
図工の時間に、それぞれ自分の船を作る事になった。 他の子は家からきれいな竹串とか持って来ていて、それで帆柱とか作っていた。 私は割り箸しか持ってなかった。それがすごく悲しかった。 船を作りながら、泣いていた。周りの子が、「なんか、ないてるよ。」と言っていたが、誰にも私の気持なんてわかるもんか、と思っていた。 何とか完成して、先生や周りの子がすごいね、とほめてくれたような気もするが、よく覚えていない。それよりも、あの時感じた孤立感が今でも強烈に残っている。
どうしていつも私だけ違うの?みんなみたいじゃないの?という孤立感、不公平感を、ずっと抱いてきたように思う。ACを自覚して、自分のこれまでを振り返ってみると、そういう事の連続だったのかな、と気付くようになった。この出来事だって、以前はほんの小さな事、と思っていたのに。 人といて、表面では合わせていても、心の中ではずっと一人で生きてきたんだな。 そう思うと、すごく苦しいし、悲しい。
|