高校生までは、家族にとってのいい子であることに必死だったので、友達はいたけど、休みの日に遊んだりするようなことはほとんど無かった。 それまで、友達の家にお泊りに行ったこともなかった。 うちにくることも無かったし。 大学で初めて家を出て一人暮らしをすることになって、すごくワクワクしていた。 入学当初は地元の友達に手紙を書くことが多かったけど、だんだん大学のサークルが楽しくなってくるに連れて地元の友達とは疎遠になっていった。 休みに実家に帰っても既に事件の後で、うつ状態だったので会うことも出来なかった。 私は大学の友達を大事にして地元の友達を軽く扱っていたと思う。 他人は自分を映す鏡だという。 他人の行動は自分自身の行動そのものらしい。 他人への対応がそのまま自分に返ってくる。 地元の友達を私が敬遠していたので相手も敬遠している。 この間久しぶりに手紙を書いて、一応受け入れてはもらえたが、その後何も進展が無い。 ウソをつくことが無くなって、私は楽になった。 でも今会いたいとは強く思わない。 何を話していいのか分からないというのもある。 時間が経ちすぎて、まるで初対面のような、初めから友達の関係を築いていかなければならないようなそんな感覚だ。 私は友達作りが下手だ。 自分から心を開くことが出来ないというか、相手に受け入れられるのを待ってしまうというか。 自分から積極的に行動できない。 妹は私と違ってバイトに行ったりするとすぐにそこでの友達を作れてしまう。 自分に自信があるという自覚は無いと思うけど自分に自信が無いという感覚は持っていないと思う。 対人関係を考える上で自分が自分と他人に対して受け入れているかというので、自分の状態を知ることができる。 専門用語で交流分析というやつだ。 自分が自分にたいしてO.Kで、他人に対してもO.Kな時が一番良い状態らしい。自分も他人も受けいれることが出来ているからだ。 私は今のところ、自分にはO.Kではなく、他人はO.Kの状態のようである。 自分で自分を完全には受け入れられていないようである。 自分に対する完全なる自信というのは持てないとしても、自信が無いという感覚が無くなればより良くなると思うのだが。 普通に自分に自信のある人は、私は自信があるなんて過剰に意識していないと思う。 無意識の感覚というのが大事な気がする。 過剰に意識していれば、自信過剰ということに繋がると思うし。 意識の世界と無意識の世界は奥が深いので考え出すと長くなりそうだけど。 無意識に語りかけるにはやっぱりアファメーションなんだろうなあ。 自己肯定感って大事なんですね。 楽しいことにかまけて、ACの回復が遅れがちかも。 まあ、焦ってもしょうがないことだけど。 こうやって自分自身を振り返りつつちょっとづつ前進していこう。
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