上司とのズレは20代前半ころから。 サポートと言う感じで あちこちくっついて仕事してた。 でも 会社を将来的に考えたとき 自分が自立して仕事できた方がいいと思い 「一人前に仕事ができるようになりたいので 打ち合わせにも同行したい」 と上司に言ったところ「女がそこまでする必要はない」と言われた。 加えて「言われたことだけやっていればいいんだ」とも言われた。 そのころ その仕事に若い女を連れ歩く会社はなく 上司も若く 取引先や他の会社への対面からの言葉だったらしい。 それと 若い女に仕事を教えたところでどうせ結婚して辞めてしまう と考えていただろうことも 上司の言動から明白だった。 私は私なりに会社のことを考えていただけに ショックだった。 それからも何度か 同じようなやり取りが上司との間にあった。 その度に 失望し 徐々にやる気を欠いていった。 そんな中 アクシデントに見舞われ さらに上司に失望した。
それからはずっと 悪循環だったと思う。 上司と自分はまったくかみ合わず お互いに裏目裏目になってた気がする。 先に上司を尊敬することができなくなったのは 私の方だったと思う。 とにかく 上司に対する失望が大きく 敬意を表することができなくなった。 それを受けて 上司の方でも私を見下すようになったんだと思う。 そうなればますます上司を尊敬することなんてできなくなり…
仕事だけじゃなく 人間関係全般でこういうこと多い気がする。 自分と他人とで 見ていることが違うんだと 最近気づいた。 人よりもっと先を 人よりもっと広い範囲を 見てしまうらしい。 自分にはそれが当然であり 人も当然に見ているものだと思ってた。 そのズレが 理解し合えない原因らしいと分かってきた。 分かってきただけで 今はまだ どうすればいいかは分からない。 でも 今後の人間関係において ヒントにはなる気がする。
驕らず 謙虚でいたい。 ただそれだけのことなのに なんてむずかしいんだろう と思う。
「自分の行ないは すべて自分に還ってくる」 心に刻んでおきたい。
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