はっきりと分かっているのに怖くて避けてきた 嫌な人と関わる癖があるのにそれを考えないようにしてきた 終わってる人にすがりついたり 終わってる関係をしつこく追い求めたり 好きじゃないのに仲良くしたり 嫌いなのにそれに反比例してご機嫌を取ったり それはつまり、そうしないと一人になる 寂しくなる 居場所がなくなり孤独になり生きていけないという 漠然と、だけど確たる思いがあったからだ 私はそれを学生時代のトラウマだと思っていたけど きっと違う 親や、家そのものだったのかもしれない 私はなんだかんだと愛されてると思っていた 今になると、どこが?と 何一つ私を愛してくれていたという記憶が無い その場所にいたときは、それしかないから気づかなかったけど 違うものと接していくと良く分かる 何もなかった 嘘と誤魔化しと、それと何かの代償にかまってやると言うもの 騙されていたとしか思えないのに驚いた それがつまり、対人関係に無意識に出てしまう 気づいていても行動してしまう その原因だろう 機嫌をとって、こばかにされて、ピエロでいれば存在価値を認めてやると じわじわとそう仕組まれてきた結果だろう それに気づいてしまったから、少しでもそういったことで付け込まれたり、搾取されたと感じると、途端に激しい怒りを覚えて大変なことになる 自分でも嫌になるし、疲れる なによりいけないのが、最終的に自分を責めだす 攻める必要は無いと思っても、刷り込まれたこの感覚はなかなか消えない 攻めないと駄目な人間になると、本気で思っている自分がいる 書きながら、どこかでまだ思ってる
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