考えてみると・・・あの家の共依存を支えてしまったのは私でしょうかね? 真っ先にイチ抜けしたつもりだったんだけどね。 両親自ら人質役を買って出ちゃうような人達だから、私もヘタなことはできなくってさ。
「ほっとけない性分」というものはあるでしょ?『共依存症』なんて言葉じゃなくてもね。 壊れかかった家だったけど、「だったら、さっさと壊してしまえばいい」ってものでもないでしょう?そこで暮らす人はいたわけだしさ。 いくらかは私も支えたし、別の意味の悪循環の結束でなら、それこそ必死に支えていた人達がいたわけだからさ。 それでも、やがて倒壊する瞬間はくるわけだから、そこまで黙って見守る(いや、「見届ける」の方かな?)ってのでもいいかな?とね。 というか、それでしか終わらないことだったしね。
家が倒壊する原因、それはシロアリだったりするんだな。(という小説を読んだよ) シロアリを放置したまま、脆い土台の上で、彼らは何を頑張って暮らしていたのでしょうね?
いつかは<あのコ>もわかってくれると思って?ちゃんとモノのわかる大人になってくれると思って? あの〜、そんなことだけ言い続けながら、<そのコ>はもう40歳になろうとしてますけど?? <そのコ>の周りには、もう夫や子どももいて、そして<そのコ>の暴言・暴力・振り回しに苦しめられていますけど??
父の最期は、どんな思いだったのかな。トラックが迫ってる反対車線に、自分が運転する軽自動車で飛び出した時はさ。 母の最期は?病院のベットで、情けなさに泣いていたっけね。 でも二人とも、その後のことは知らずに済んだわけだったよね?
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