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私たちの物語 - 鏡の中の「私」(フィクション等)・過去ログ No.32
メッセージ数:632件

<632> マフマルバフ改めモハメッド ■2006年09月25日 月曜日 14時56分39秒
【 近代という病について 】

「お彼岸」

近所にお寺が多いせいかお彼岸の前後は家族づれでお墓参りに来る人が多い。
古いお寺ばかりだから近所に住んでいる人はほとんど居ないようで たいがいタクシーで来るケースが目立つ。
遠き地に移り住みお墓の維持費もバカにならないだろう。皆さん正装して「いかにも中流」を演出している。
いつもは門にカギがかかっていることが多いのだが この時期はカギがはずされている。
普段着の近所のおばさんらしき人が墓地の入り口にある「閻魔(えんま)さん?」に向って両手を額にくっつけ深く瞑想しているかのように身動きもせずひたすら祈っている姿を早朝の公園に向う時に見た。
「何を祈っているのだろうか?」
「・・・お迎えが来て彼岸についた時はどうぞよろしくお願いします」ってな気持ちだろうな。
オレはおはぎをもう何十年と食べたことがないような気がする。子どの頃に食べたことは覚えている。
小豆を煮るところから作るので自家製のおはぎしか食べたことがないのだ。
家庭が精神的に崩壊し始めた頃(これは主観的な問題で他の兄弟はそのような自覚はない)から自家製のおはぎは作られることはなくなり おはぎとお彼岸が関連のある物だと言うことすらよく知らずにその後を生きてきた。

大形のスーパーで「彼岸セット」なる果物や花を売っているのをみてそういう習慣があることを改めて思い出したのであるが 家族揃って墓参りするようなそのようなことをした体験がないことに愕然としたのである。
そういえばその頃は母親はお寺に合同の奉仕作業があり(おはぎや料理を創るのではなかったかと思う)出かけていたと思うのだが お父つぁんはしこたま酒を飲んで鎌と榊(さかき)をもってこっそりと出かけていたように思う。
幼児期の私はそのようすが不気味で人を殺しに行くのではないかと脅えていたものである。
すでにウツやらptsdの後遺症があったのだろう。外出するにも酒を飲まないと出かけられなくなっていたようだ。
現在は落ち着いた生活をしているせいかそのようなことはなくなっているようですが・・。

自分の底なしの寂しさの側面を「お彼岸」を思い出す事によって垣間見たようである。
それは私という個人的な悲しい事実であって それを思い出すことによって深い感慨にふけるというようなことには まったくならない。

そこに私の成長と過去を払拭した事実を発見するのみであった。

<631> 秋 ■2006年09月22日 金曜日 15時06分49秒
誰かが来ると拒絶してる。
素敵な人はそんなことしないよね、
あたしはひとりきりでいい、、そう考えたり
<630> 秋 ■2006年09月21日 木曜日 09時21分24秒
悲しくて悲しくてよく泣いてたちいさいころ。
そのときに決めてしまえばよかった。
なにを迷っていたんだろう・・
大人になってこんなに苦しむなら、そしてこれからも
この苦しみから抜けることができないなら。
自己形成って親からの愛情必要だと思う。
お金で買えないものだからね。
私、最近人とうまく話せないから。
人と接する事の難しさ。
私はどこに向かっているのかな・・
自分の生き場所さがして、求めて、
これから先も生きていく。。
<629> 海龍 ■2006年09月20日 水曜日 08時54分15秒
自分の気持ちが分からない。
なにがしたいのか、どうして欲しいのか。

ただ、分かって欲しいだけかもしれない。
自分の気持ちを知って欲しいだけかもしれない。
でも、今わたしがしていることって押し売りかな。
「いらない」って言われてる気持ちを
「受けとってよ」って押しつけてることになるのかな。

いらないって言われちゃうのが寂しいんだな。
いらないって言われるのが悲しいんだ。
だから怒ってるの?恨んでるの??

でも、恨めばよけい、悲しいだけだよ。
どうにもならない他人の気持ちに
振り回されているだけだ。

彼女に重ねているのは父?それとも母?
自分にはなにもできないどうにもできない
そんな無力感を感じ続けるのが嫌で
彼女にも執拗に執着しているのじゃないだろか。

だけど、放っておくのも違う気がして。
それなら独りでいればいいじゃんって思うんだ。
彼女も本当はそれを望んでいるはず。
自分を保護してくれる“保護者”さえいれば
他の誰も必要とはしていないはず。

他の人は、どーでもいいんだ。

態度に、言葉に、現われてるから
どうにも不愉快にさせられる。ただそれだけ。
あんたなんて価値がないと言われているようで
そんなことないって言い返したくなるだけ。
自分の価値を認めさせたくなるだけ。

そっか、そーゆーことか。
なんかちょっと分かった気がする。

彼女はいつも全身で言ってる。
「あんたには価値がない」
その言葉に、わたし、腹を立ててたんだ。
悲しくて許せないって思ってたんだ。

彼女に向き合おうとするだけ無駄と思う。
彼女はそーゆー人なんだ。自分でも言ってたけど。

彼女に対してムキになるほど
自分に「価値がない」と認めることと一緒かも。

諦めることも必要かも。
それは「自分に価値がない」と認めるのではなく
彼女がわたしにとって関わる価値のない人だってこと。

自分が付き合う相手は自分に選ぶ権利がある。
自分で自分を守ることも大切だよね。

こんなこと言っても、負け犬の遠吠えにしか
聞こえないかもだけど(笑)
<628> マフマルバフ改めモハメッド ■2006年09月19日 火曜日 09時37分21秒
「調子がいいというか気分がよくなるのは何故なんだろう」

先日まではすごく体長が悪かったのに日曜日から調子がよくなっている。
どうしてこのようになるのか考えざるを得なかった。
いいにくいことですが日月の休日でパチンコに勝った事によるものか?
それは確かに気分をよくする要因ではあると思う。しかし本質的なことではないと思う。
遊ぶことが出来ないオレがパチンコで遊び 女の子にも腹がよじれるようなギャグを言えた事だろう。池のメダカ並の低俗で大阪風のギャグを 真面目で堅物風のオレが急にくにゃりと柔らかいギャグをいうギャップがおかしいのだろう。
 オレに「おはよう!」と元気よく声をかける女の子はエネルギーがあふれすぎていて不ツーに話すのに気合を入れて話さないといけないので こちらの女の子は話掛けられないように逃げている。
自分というものを主体的に明確に意思表示するから オレが少し元気がないと見抜いてしまうのだ。目をそらさないタイプの子でしっかりしている。田舎はオレの近くの県だ。その県の人はこういうタイプが多い。だから つい内面を隠そうとする自分が居るのです。これが対人関係において億劫な気持ちを引き出してしまっている。

ともかく 気分がいいのはこのような事も関係があり遊ぶことは重要なんですよね気分転換も出来るし。

そのようなこと以外では住環境も大きく影響している事に気づいた。
深夜にわずかにもれるTVの音声。バイクの音。などの雑音は寝ようとしている時はそんなことは大したことではないと思っていたのだが 寝入りが悪くなっていることと無関係ではなさそうであること。
日曜日からTVの音もまったく聞こえず 静寂そのもののうちに眠れている。
(旅行に出ると風の音や 空き缶の転がる音などが気になってまったく眠れない。だから不用意に旅行も出来ない)。

オレは熟睡に近い状態で寝ないいと 起床後すぐに起き上がれなくなったり 充分眠れて居ないせいか忘我の状態に入ることがある。周囲が見えないわけではないのだが言葉が出なくなってしまう。
このような状態が長く続くと体調に出てくるようだ。

・ ・・・オレは乖離について医者に問うたことがある。「時間がたちすぎている」。それ以外過去のことはまったく聞いてくるようなことはない。
君が努力すべきことだ。と医者は言っている。


<627> マフマルバフ改めモハメッド ■2006年09月17日 日曜日 02時06分17秒
「調子が悪い」

キーボードに向うだけで思考停止状態になる。疲れる。横たわる。眠ってしまう。

窓辺にくるキジバトを観察するのが精一杯である。キジバトは年齢差による固体識別が可能かもしれない。

以前からヴィィーと鳴くのは早朝から餌を狙ってきている3歳移住のハトで横顔が長いようだ。
このハトがここに縄張り意識を発揮して 他を蹴散らしていたのだが 早朝からけんかになり 年長のほうが負けてしまうのだ。
昼以降は姿が消える。子どものキジバトがその分餌を食べられるようになった。
今威勢を増しているのが体の張りもいい2歳以上のキジバトである。キジバトはハトと比較して翼が少し短く 尾羽が重層的に生えている。3層ぐらいで下の羽根が短くなって先は丸い。
側で見ると羽根がきちんと揃っていて実に美しく色も胸のほうはピンク色に見える。
ハトのように鼻のコブが大きくならないので体格で見分けるとか、横に通した鎖から餌さ箱に降りるのは羽根を広げて体をひねらないとうまく着地できない。
この技巧でも年齢を見分けることができる。
若いキジバトは空中に飛んで餌さ箱より少し下まで落ちてから身体をひねり少し羽をばたつかせて餌さ箱の橋に捕まるという具合だ。
賢いのは電線から餌さ箱に捕まる。もう少し自信のない奴はしたのブロック塀から上昇してくる奴。
これは餌さ箱が実に不安定でうまく掴まるには技巧が必要になるからで それぞれの飛行技術を考えてくるのである。
餌さ箱は広いのだけど木の花壇の高さが12センチその横に豆腐の空ケースに水を入れている。これで片側半分はゆるやかにうまり 残りの半分の面積に餌をばら撒いている。
今日子どものキジバトが2羽なかよく餌を食べにきたのだが 木製の花壇の端につかまって餌を食べようとするからバランスを崩して頭から落っこちるので その瞬間羽根を広げて顔面直撃を防ぐのであるが、同じことを三回繰り返しているのを見て一人で私は笑い転げてしまった。
かれは考えてもう一羽は餌さのあるところにいるからその後ろから餌さをと動いたのだが 前にキジバトの片足が水入れにひっかかり水をすっかりこぼしてしまった。
慌てて立ち去り すぐに戻ってきて今度は一羽だけで餌を食べたようだ。

このようにキジバトは技巧や行動で年齢が分かるのです。

それを見ているうちに寝入ってしまい おきた時は暗くなっていた。何だか酒に酔ったような痺れた感覚が頭のなかにあり 気分転換ができないどころか 静かに発狂していきそうな感覚に襲われた。

体がすごくだるく動く気に成れなかったのだが 思い切って地下水をもらいにペットボトル3本もって出かけた。
やはり外に出ると気持ちはいく分変化し 頭の重さもとれていくようだった。
帰りに明日のイベントで使う木の迷路があったので入ってみた23時を過ぎていた。
木の香りがして気分が良くなった。でると遅い仕事帰りらしいリクルート服のめがねをかけた女性が私の様子をうかがっていたので 簡単に出られますよこうしてこう行けば すぐに出られますよ。と言ったら彼女は好きなのか「あら そう」と言って逆の方向から入っていった。時刻は23時15分であった。薄暗いところであり少し心配して様子をうかがっていたのだがガードマンが徹夜で見回っているので大丈夫だろう。

それにしても部屋に居るだけで頭は重くなり 体はだるく無気力になっていくばかり。何は鳴くとも外に出て考えたほうが良さそうだ。そうしないと気分転換の機会さえなくしてしまうよ。
。。。でないと発狂しそうだ。
<626> りん ■2006年09月08日 金曜日 09時55分29秒
インナーチャイルドと一緒に生きなおしていく。

・いま欠けてるものは?  喜怒哀楽 感情 

・どんな毎日?  ノン家事 ストレスと対決しない。逃げるが勝ちだ ひきこもり 好きな習い事を週一日&ボランティア週一日 たばこ   

・貴重なアドバイス 「無」「なにもかんがえない」  

・薬 調子が良くても必ず飲むこと OD(センセに申告 言うことが大切)

・好きな言葉 愛 拒否るとしんどいから、テキトーに受け入れる 夜は考えない 眠れないならゲームる 誰でも叶えたい夢がある 

・好き 酒 たばこ レンドルミン 趣味 友だち おっと 笑顔 


寝る
<625> 秋 ■2006年08月30日 水曜日 18時09分13秒
無我になりたい、某プロレスラーではないが。
たくさんの煩悩に囲まれて自分が小さくなってる。
仕事するのが一番いいのかもね。
家で考えて考えて騒音に悩まされて、いいことなんにもない。
働いてもお金もらえる以外楽しみないけど、被害は少ない。
働いてお金ためて一発勝負にでてみるか?株とか
30前だし、女としてはもう終わってるし。
30だって周りには輝いてる人もたくさんいるが、私に限っては
もーなんの魅力もない、自分が一番分かってる。
だから、なんか大きなことをしたい。
悪いことじゃなくて、自分の証明というか。
んんんーーー、何かに賭けてみたい。
考え方プラスなのかマイナスなのか分からんが。
私、生きててもいいのかなってことをしたい。
<624> マフマルバフ改めモハメッド ■2006年08月25日 金曜日 10時29分41秒
『 近代という病について 』

「平穏という実感」

フィフィと約一ヶ月暮らしてきたせいか 朝は鳥のように早く目覚めることができるようになっている。
毎朝早く起こされることが多かったからだ。
寝るときはあらゆる窓を全開している。
以前だともしドロボウや誰かが侵入したら危ない・怖いという恐怖感があってそんなことはできなかったのだ。
夜になると眠い。我がわび住まいに人は通らないのだ。治安的にも安心できる場所でもある。周囲の人は地の人たちばかりで互いの監視は行き届いている。知らぬものが通ればすぐわかる。
だから窓を開けて寝るお家は他にもいる。世帯主がみな若いところばかりである。
夜は日中に比べてぐっと涼しくなり静かである。

早朝に公園に行くとフィフィは激痩せしていた。羽毛は毛羽立っておりすぐに発見できる。
歩き方がヨタヨタしており自然の中で食べられるものの区別が出来ないからおそらく水以外は何も口にしていないだろう。
屋根の上で時々一人孤立する時があるようだが飛ぶ時は群れと同一行動をとれるようだ。
飛ぶといっても屋根の上までの短い距離だが。
空を見るとツガイでかなり高空を飛んでゆくハトがいる。フィフィもあのように飛べるように成れるだろうか。
それよりも生きていけるかどうかの切実な問題解決が先だ。双眼鏡で見ているとフィフィは私に対して必ず右目で見るようだ。
左目が少し変だ。実は部屋で保護している段階で視力が悪いのではないかと気になっていたのだが 部屋の中で飛び回る様子をみて私の危惧に過ぎないと思い込んでいた。

これが事実ならいよいよフィフィの前途は危ういものになってしまう。

公園ではパンを投げ与えたのだが猛然とパンを奪いに行くのだがすべて動きの機敏なハトたちに奪われてしまう。どうなるかと思ったが最後の一切れをうまく口で拾い上げ大きめのパン片を素早く口の入れることが出来た。
長らくハトを見てきているので子供のハトがあのように口の中にしまいこむのは至難の技であることを私は知っている。

双眼鏡で観察しているのでいろいろなことが分かった。

噴水の調子の悪さを近所のお爺さんと話し砂場の清掃をしているおじいさんともおはようございますと挨拶が出来た。

砂場では子供が遊ぶ姿をほとんど見かけない。クーラーの効いた部屋から出てこないのだ。幼児が夏に外遊びをほとんどしない。というよりも母親が出たがらないのではないだろうか?

日が上がるとさすがに気温は急上昇して額に汗が滲んできた
<623> マフマルバフ改めモハメッド ■2006年08月24日 木曜日 00時48分00秒
『 近代という病について 』

「フィフィのいない夜」
先週2日ほどフィフィを公園に放鳥したのだけど 同年齢のハトと比較して少し細すぎることや同年齢のハトに比べて羽毛が生え揃っていないことなどから もう少し体力をつけてからと考えて保護していたら 速度の遅い台風がやってきて風力が3・4と強いため本格的な放鳥が遅れてしまった。
昨日の夕方 フィフィがどこをねぐらにしているか探しに行った。
予想通り東屋造りの屋根の梁の上で一羽でうずくまっていた。
群れの中に入るのは中々出来ないことなのかもしれない。ここは夜は騒がしくなるところであり別のところに移動させようと呼びかけたのだが
頑なにうずくまるばかりであった。動こうとしない。2時間後暗くなってから行くとさすがにそこにはいなかった。おそらく樹の幹にしがみついて夜を過ごしたことだろう。

翌朝早く餌を持って公園に行くとフィフィは驚いた様子で私の視界から逃げようとしていた。
暫く公園にいてフィフィの様子をみていた。やはり同年齢ぐらいのハトに近づいて何を食べているのか見ている風であった。土を口ばしで払って何か食べている。その何かがフィフィには分からないから横から口ばしを入れて食べようとする。相手が驚くとフィフィもそれ以上手出しはしないようだ。
群れの中のルールが分からないのだ。首の後ろ側の羽毛がまだ生え揃っていないのは成長の遅れではなくストレスのせいかもしれない事に気づいた。
フィフィが野生化していくためにはべったりと人間と仲良くするのはどうかと思って胸を撫でること以外 手に乗せたり抱っこしたりはしないでいた。
餌を食べてくれたらそれでいい。という考えでいた。

ただ放鳥の日は朝から部屋で暴れまくって私を起こした。何度も体の上に乗ってきて歩き回り頭の上に座り込み私の毛髪をツガイのハトがするように毛づくろいをしてくれたり 首や肩に乗ってまとわりついて離れない。退屈で寂しさも募ってきたのだろう。
餌さと水を確保できるだろうか?それだけが心配であった。

少し離れたところから双眼鏡でフィフィを観察すると フィフィは私の存在をすごく気にしていることが目の動きから推察できた。樹の裏側に隠れて出てこなかったりする。
かなり空腹なようでやけになって土の中に力いっぱい口ばしを突っ込むことを繰り返していた。いくら掘ってもそこに餌は無いよ。
パンはハトのえさとしてあげたくは無いが少しでも食べさすためには必要かもしれない。

夕方から部屋を少しずつ片付けているが 餌の散らかり方がすさまじい。あらゆるところにこぼれ落ちている。フンも少し乾燥状態で散らかっている。

7月26日に保護してから夜の明かりや雑音を出さないように気遣ってきた。
フィフィのいない夜は2日目になる。私は何だかホッとしている。
<622> きりん ■2006年08月20日 日曜日 03時12分46秒
鳥かごの向こうのOさん。。。
あなたの居る 自由な空へ 私も行きたい。。。
この鳥かごから 外に出たいと思うよ。。。
外に出ることは怖いし不安だし、でも あなたの空を一緒に飛んでみたい。。
だから あなたの後ろ 付いて外に出たいと思うんだ。
あなたが居てくれた事に感謝。。。 
<621> マフマルバフ改めモハメッド ■2006年08月16日 水曜日 12時00分04秒
『 近代という病について 』

「フィフィの放鳥」

今日でフィフィを公園に放鳥して3日目になる。徐々に飛び方を身に付けているようだ。
広い公園があってよかったよ。
群れの中に入ると端っこをウロウロするだけで石ころや土や砂の上を歩く時足がふらふらしている。これは部屋の中では爪を立てずに過ごして来たからだろう。
群れの中で一緒に行動できないようだ。昨日も噴水の水を飲みに行ったのはいいけれど そのままドブンと水の中に浸かって遊んでいやがるのはフィフィだけ 私も足を入れてみたけど生ぬるかった。
16時ごろフィフィを連れて帰ろうと公園に行ったのだが群れの中では捕まえることが出来なかった。フィフィにも体裁というものが有るのだろう。
暫くほっといて一人になった時「フィフィ」と呼びかけると知らん振り。背中が空きだらけだった。これは捕まえてもいいよと「わざと隙をみせているのだ」ということが分かった。
公園で一人夜を過ごすのはまだ無理であると思うのだ。夜は街灯が明るすぎるし 犬の散歩者や花火の音で眠れたものではない。
フィフィは6時前には眠ってしまう習慣がついているので連れて帰る必要があった。
部屋に帰ってからフィフィの胸を撫でてやると実に嬉しそうに「フィフィ」と鳴いて羽根を震わせて喜びを表現する。顔も笑っているようだ。
喜び・楽しさ・満足を実に思いやりの深い仕草で表現できることを知った。不機嫌なときもあるのだが実に良く伝わる。
フィフィが早朝に私を起こす理由もわかった。キジバトが餌を求めてきているのだが餌が入れてないから「キジバトが来ているよ」という理由で私を起こしているのだった。
何という細やかな気配りであろうか。

今朝はフィフィを公園で放してから暫くすると松の木の枝に四羽でとまり休息していた。
木の枝に止まれたら充分だ 後は空高く風に乗って飛べるかどうかだ それまでにはまだ数日がかかるだろう。

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This script written by Shintaro Wakayama.