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私たちの物語 - 鏡の中の「私」(フィクション等)・過去ログ No.22
メッセージ数:440件

<440> こくーん ■2005年07月24日 日曜日 16時14分49秒
※フィクションです。

(Cの手記)
他人から語られた自分のイメージを聞いて正直驚いた。だってそれは私自身が母に対して持っているイメージそのままだったから。これはいい。お笑い草だね!私はCではなく、リトルNだったわけだ!だとしたら、私の存在なんてなくていいじゃないか。あちらがオリジナルでこちらがコピー…そうか、私のCはコピーのCだったのかもしれないね。オリジナルが存在するならコピーは不要ってわけさ。こんなことを言えば、優しい君は言うかもしれない。だが君はその母親から今、離れて独り立ちしようとしているんじゃないか。君がオリジナルになるのはこれからさ…だとね。しかし、それはありがたい言葉ではあるが、的は射ていないんだ。残念なことに。どうしてか。私の最も大きい傷は
そのオリジナルに『失敗作』と言われたことなのだから。失敗作?そう。私はあの人の最も完璧にして最も失敗した作品というわけなんだ。ああ、あれかもしれないね。ほら写真に写った自分の姿を見て、『違う』って思うことあるだろ。あれさ。それが紛れもない自分自身の姿だなんて信じられない…。そんな写真をこっそりと処分した経験、1つや2つ持っていないかい?このみっともない姿をオリジナルにどれだけさらしたところで、オリジナルは永遠に気づかないのさ。それがまさか自分の真実だとは。いや?真実…少し違うな。『こうであろうとした姿』…理想と現実がない交ぜになったアンバランスな姿と言えばいいかな。オリジナルにとってそんなコピーは苦痛以外のなにものでもないだろう?君は笑うかもしれないが今なお、私は理想を追おうとするんだ。無意識にね。オリジナルからOKサインをもらうことを考えるんだ。
ねえ、君。私は正直もうへとへとなんだ。終わらせたいんだ。
…どうしたら、いいんだろうね?
<439> 花 ■2005年07月24日 日曜日 01時12分59秒
嫌になるよ。こんな事実が時に。いつだってこんな苦しみ抱えていきてゆくんだろうな。それでも、ここに生きていると事実を作った人。どうしようもないだめ親。他人とみれるようにならなくては。嫌になるよ。こんな事実。しんでくれればいいのにと思う。こんなに望むくらいなら。愛情なんてなかったよねたぶん。何だったんだろう。この気持の悪い関係は。殺され続けてきた感情は。今も自由になれない私は。本当に全てを制限されてきたなぁ。そして、それに従ってきたなぁ。望むものを手に入れようとする自分でいてもいいのかな。ただ離れたい。くっついているものをきる痛み。私は絶えられるけど。あの人どうだろう。そう思っていたかもな。いつだって自覚なんかなくて。時はすぎて。あっさりしんでしまうんだろうね。そのとき、わたしは取り残された気分でいるのかなぁ。何を思い出して、何を言葉に、何を支えに?子供は親のこと考えるように仕組まれてんだ。親は弱い。くっついているものを切り離せずに生きるのは、人の宿命か?あの人の為に、と、建前を持った。傷つきたくない自分。動きたくない自分。あの人の為に。と責任持てずにいるのだろうか。自分の人生に。しあわせに。自己犠牲のつもりだろうか。なんて立派で、なんて意味のない、なんて無力なことだろう。自己犠牲やめたいな。あの人の為にって言う自己犠牲。自分の為に生きるしかない。自分が幸せでいることが、あの人を犠牲にすることになったのだとしても。ずっとここへはとどまれはしない。自分が自分でいられない怒りと憎しみは、うけとれつづけはしないだろうから。
<438> アーネスト ■2005年07月19日 火曜日 15時33分56秒
インナーチャイルドは普段、何をしているんだろう?
時々、彼を見捨てたくなるね。本当は私は愛されて育ったしそんな概念私には必要ないって。でも一度気付いてしまってそして回復の先に、今までとは違った何かがありそうだから、こうやって別の生き方を探してる。
<437> きりん ■2005年07月18日 月曜日 22時12分46秒
カウンセリングでわたしが子供の頃の事 たどってみてる。
私 愛されてたときもあったと思っていたのだけど いくら探しても 数えるだけだった。嬉しかった事 私だけのセーターを編んでくれた事、お弁当作ってくれた事 かすかな記憶だけど兄弟の前で 絵をほめられたような・・それだけしか浮かばなかった。
楽しい思い出は運動会でリレーに一緒に出て勝った事。
セーターを着てった日は 友達や先生の反応気にしてた、リレーで勝ったときはチームの偉い人に媚売ってた。
結局 私 愛されていなかったんじゃないかって 全く愛されていなかったんじゃないかって思う。母は愛し方を知らないんだと思う。
テレビで 託児所を取材してて 先生って言おうしてお友達が先生って寄って来たら譲ってしまった子供を見た瞬間 ぱーっと 子供の頃の自分の視界が出てきた お母さんって言いたいけど他の兄弟に譲ってた。どーぉっと感情が出てきた。
テレビで少年院を出所した息子を立ち直らせようとする番組みた。
親の気持ちばっかり・・・態度の悪い息子が悪いように写ってた。息子の言い分なんて一個も言わせなかった。むかついた。確かに罪を犯したことはよくない でも そこに至った何かがあったはず。親は一方的に苦しんだって 言ってるけど 子供の真っ白なココロに色を付けていったのは親しかいないはずなのに 自分を見つめようとしないその態度は息子を苦しめるかも知れないなぁと思った。

一生苦しむのかな。人間嫌いだとか言いながら 誰も信頼できなくて愛される事も知らなくて 孤独を生きるのかな
<436> およよ ■2005年07月14日 木曜日 01時47分21秒
涙で曇って、前が見えないよ。
涙を拭いた私の目の前に、道が見える。
一本の道。両端は険しいがけ。
一歩足を踏み外すと、深い谷底に落ちる。

私の前にあるのは、その道だけだ。
他に道がない。私は恐る、恐る、前に一歩足を出す。
私は歩き出す、一歩、一歩、静かに、祈るように。
これからの道を歩いていけますように。
後ろを振り向くことなく、決して後戻りする事なく。
前に、前に、前に、歩いていけますように。祈る。
<435> およよ ■2005年07月14日 木曜日 01時40分56秒
何故に人間が作られた?
何故に人間は生きている?
こんなに何千年も殺し合い、愛し合い。
何故に人間は、神を見つけられない?
何故に悪が存在する?人々が苦しいままにされる?
何故にこんな大切な事の答を誰も、知ろうとはしない?
何故に人は生まれ、死んでいく?
死んだら、私たちはどうなる?
何故に考える事をやめる?
何故に答を捜そうとしない?
きっと、きっと、どこかにあるはずの答。
きっと、きっと、どこかに待っているはずの神。
私は探そう。一人でも、いつまでも、探そう。
<434> およよ ■2005年07月14日 木曜日 01時31分35秒
私の目の前に、石で作られた土偶がある。
それは、大きな胸大きな腰で、豊穣を意味しているといわれている。
でも、それは性を異常に強調している。
そこに、私は毎日供え物を持ってくる。
毎日、毎日、毎朝、毎朝、私は犠牲を捧げる。
それを受け取るのは、サタン悪魔、お前だ。
お前は性を、使って、人々を惑わす。
そして、人間を貶める。いやしめる。殺す。
お前は、神の前でも、ふてぶてしい。
もうすぐ、お前への裁きが下される。
私はそれを、今か今かと待っている。
私の流された血への、報復を待っている。
<433> およよ ■2005年07月14日 木曜日 01時25分38秒
あいつの世界は狂気
それに付き合わされた私は、狂人。
はじめは、狂人ではなかった。
いつのまにか、私は狂気の世界に入り込んでいた。
いやだ、いやだと私は叫んだ。泣き叫んだ。
狂人の世界は、人をいやしめる事が、無常の楽しみ。
人を操る事が正しい事。
悪が善、善が悪になる。それが狂気の世界。
すこしづつ、正常な世界の空気を吸い。
すこしづつ、森の中を徘徊し。
すこしづつ、狂気の城から、出てきた。

そこには、さわやかな、すがすがしい空気が流れていた。
しずかな、やさしい鳥の声が、かすかに聞こえてきた。
私は元の、静けさの中に、戻ってきた。
<432> およよ ■2005年07月14日 木曜日 01時15分21秒
私は貴方達の機嫌をとりたくって、美味しいケーキを上げたでしょう?
私は貴方達と仲良くなりたくって、面白いおもちゃをかしてあげたでしょう?
どうして、それを受け取ってくれたのに。
まだまだ、いじめるの?まだまだ、馬鹿にしたり、さげすんだりする?
「こいつは、苛めると余計に、オレになつくんだ」
「こいつは、馬鹿にすると、泣いて、しがみつくんだ」
「こいつは、頭がおかしい女だ。もっと、痛めつけて楽しもうぜ」
「痛めつけて、殺しても、かまわない」
「きっと、殺されたら、ありがとうと言うぜ」
貴方達の声が聞こえる。大きな声で、笑っている。
貴方達の考えが見えてきた。私はボロボロの布切れ。
やっと見えてきた、悪の中が。醜く、どろどろの世界が。

いつまでも、その世界で居たらいいでしょう。
それでも、何も罰がないと、思い込んでいる人達。
きっと、神は見ている。だから、貴方達の命がとられる。
それは確実。だから、私はもう、すべてを忘れよう。

報復は神がするもの。神は命をすべて取り去ってくださる。
<431> およよ ■2005年07月14日 木曜日 01時07分37秒
あいつは会うたびに、私に思いっきり泥をぶっつける。
腐った魚のような、いやなにおいがプンプンする泥だ。
あいつらは会うたびに、私に鋭いナイフを投げつけてくる。
そのたびに、私は切り刻まれ、肉が割れ、貴重な私の血がどくどく流れる。
いったい、いつまで、そんな奴らのそばに居る?
いったい、何か良い事があるのか?
いったい、どうして、そんな奴らの所に自分から、のこのこ出かける?
逃げろ!逃げろ!後ろを振り向くな!!
逃げるんだ!死にたくないなら、今すぐに、まっすぐに踵を返して。
逃げるんだ!!
<430> きりん ■2005年07月13日 水曜日 13時29分52秒
ココロの声聞こう。
ホントは働きたくないと思う、ホントはもっともっと時間があれば良いと思う、ホントはもっと・・・・見失っちゃってるかな。。。そう気付きながらも 突っ走ってしまった。。私ナンなのだろう。自分の存在がわからなくなってしまったよ。
なんだっけ?そうそう。昨日見てたテレビで 私みたいに機能不全家族を恨んでる女の子がいて カウンセラーみたいなおじさんが仲介みたいに入って、女の子は自分の気持ち 切り出した。きっともっと話し合いはあったのだろうけど 放送は お母さんが全然真正面から受け入れてなくて 体裁よくこれからずっと一緒に生きていくのだから ゆっくり聞きますなんて言ってた。あれはお母さんにも問題ありだった。
それを見てて うちもそうなんだろうな・・って思う。こっちは命掛けて苦しんでいるのに 私から言わせれば お茶らけてるんじゃないの?ってバカにされた気持ちになる。そんな親だと思う。私だったら余計にキズ付いちゃうよ。だから話せない。結局 一人自分の中に閉じこもるしかないんだろうな。。。
<429> およよ ■2005年07月11日 月曜日 19時22分06秒
あんなに長い間、泣く事もなく、生きて来れたのに。
自分は強いんだって勘違いしていた自分がいた。
涙も出ないくらい、ボロボロになっていたんだ。
今、すこし強くなって、やっと涙も出てくるようになったんだ。
夜号泣する。何を思い出して泣くんだ?
何も思い出すわけでもない、ただ泣いている。
わからないんだ。何故にこんなに、胸が痛い?
何故に、涙が流れる?何を私は失った?
何も持っていなかったんだ。はじめから、生まれて、子供時代も。
青春時代も、そして長い時間がたった今も、一人になっても。
何も持ってはいなかった。だのに、何を嘆く?
何を、求めている?何を、失ったわけでもないのに。
今更、どうして泣くのだろう。
これからも生きていかなければ、ならない事を泣くのか?
この世に、命を受けた事を泣くのか?
いつか、いつか、愛を拾える事を願っても、
現実になりそうもない事を泣くのか。
答なんかいらないんだ。泣けるから、涙が出るから、私は泣く。
今、涙が流れる自分がいる。それが、自分が生きている事の証拠だ。
<428> およよ ■2005年07月11日 月曜日 19時09分36秒
綱渡りをしている。下を見るのは怖い。
すこしの言葉で、深く傷つき、下を見る。
もう、綱の上を歩く事はできないと、つぶやく自分がいる。
もう、下に下ろしてよと言う、泣き言を言っている自分がいる。
でも、降りれない。私は、歩かなければ、前に、前に。
バランス棒をしっかり握り締め、汗でべとべとになった手で。
私は前に進む。今日も、夜の闇のように真っ暗な、サーカスのテントの中。
一人で、下で笑っている多くの観客を前にして。
私は無表情で、ただただ落ちないように、それだけで頭がいっぱいで。
私は、前に進む。恐る、恐る。今を生きている。
<427> 真名 ■2005年07月11日 月曜日 15時17分46秒
「親に愛されて、可愛がられすぎて、甘やかされてきたあなたに、私の苦労なんてわかるはずがないでしょ! このすかたんぽんが!」
そう言ってしまった後で、彼の姿はもうなかった。
それは正しかったし、彼を傷つけたから。
私は傷ついている。
それを認めることから始めよう。
<426> 筏葛 ■2005年07月07日 木曜日 01時15分19秒
正直、過去のことはもう朧げにしか思い出せない。
まるで霞がかかったかのように。
今の「私」にとってそれは救いであり、精神崩壊を防ぐ当然の結果なのだろう。
だが、「私」の中のもう一人の「ワタシ」は、それを許さない。

「許さない。ワタシを忘れることは許さない。痛かったのに。苦しかったのに。辛かったのに。」

憎悪と憤怒に満ち満ちた瞳の、幼少時の姿の「ワタシ」が真っ直ぐに「私」を見ている。
だが「私」も、きっと同じ目をしているのだろう。

「うるさい。黙れ。消えろ。お前のせいで、私は今こんなにも生き辛い。私もお前を許さない。」

「私」は「ワタシ」の存在を殺し続ける。

それなのに、ふとした瞬間、何気ない日常の一瞬、常に「私」は「ワタシ」と対峙している。
しつこくしつこく、思い出せない過去の代わりに、苦痛だけを忘れさせないために、「ワタシ」は現れる。
背後には、積み上げられた「ワタシ」の屍でいっぱいだ。

私はもう、オマエを愛することなどできないのだよ。
あの山の一番上に、「私」が積み上げられないよう、永遠に憎み続けることしかできないのだから。
<425> マフマルバフ改めモハメッド ■2005年07月04日 月曜日 01時51分25秒
「ヘクソカズラ日記」・・・・・・(都市に住む野鳥たち・お寺の鳩・川原の鳩)

 このところ雨が降り続くので鳩たちは原をすかしている。早朝の雨が降り止んだところを見極めてお寺に行った。
 ハトの餌の仕事もしているじいさんがパンをまく準備をしていた。ハトたちは神妙な面持ちで喜んでいる感じがしない。
 私が餌を配る必要も無いのかなと正門から境内に入ると、何とハトたちが私に群がって来てしまったのである。
 パンを入れた袋を持ったおっさんの前に一羽のハトも寄りつかないのである。
ハトは愛情のある人を見抜けるようだ。私はおっさんの仕事を奪ったようで気の毒に思った。フハハハハハハハハハハハアアアアアアアアア。

 最近お寺のハトは私が行っても自転車のバッグに寄り集まる事が多い。餌をやって帰るときは、ハトたちがゾロゾロと歩いて道路まで出てくる。餌は無い事を知らせるために両手を頭の上で振ったりする。
 10mぐらい付いてきて飛び立ち境内に戻っていく。これだけの数のハトに慕われると私も責任をもって彼らと接していかなければならない。

 その足で川原のハトに餌を蒔きに行くのだけど、一応餌を蒔き終えて様子をみていると、一羽の黒ハトがろくに餌を食べずに私に近づいて私の目を上目遣いにジッと見てくるのである。小出しに餌をまいても、何度も同じことをする。

 このハトの要求するものは何か?すぐには分からなかった。
私は最近パンを持っていかない事にしている。パンを持っていくと鴨やスズメはトンビにまで餌は回らないのである。
 このハトはどうやら、穀物よりもパンが欲しいと、要求しているのである。パンの方が柔らかくてうまいのだろう。

 ハトは柔らかいモノを食べると、卵のカラを砕いたものなど食べなくなる。

すると、お寺のハトはどうなんだろう。観光用にお寺の中で生まれ、野性の植物はないところで、ハトは人間に餌を依存するしかないのである。
 お寺のハトは私と遊びたいのである。過密状態のなかでハト同士の餌の争奪戦はすさまじい。いじめは口ばしで毛を抜いてしまうから、限界を超えると冬の寒さを生き抜けない者がいる。
 餌をたくさんくれる人間と仲良くすることはハトの生命線の保証につながるのである。

 野性を生きていけぬハトは哀れ。








<424> きりん ■2005年07月03日 日曜日 00時43分32秒
気が付けば しんじゃいたいなんて 言ってる。。。もうクタクタだよ。
日々の色んな出来事が 自分を引き裂いていくような感じ。
ひたすら休みたい。。一日中 色んな重たいもの背負わされているな。
助けてぇ。

もしかしたらフラバ注意かも。
夫と関係を持つのは嫌いだ。こんなに体が疲れているし、精神的にも調子がが良くないのに。
夫も知ってるはずなのに。口には言わないけど 夜の夫の何気ないところで わかる。だから 私ずっと自分のせいだとか 気持ち悪いし 自己嫌悪で。。夜はいつもそんな感じ。どうやって逃げようか そればっかり。逃げられなかったら?とか 知らないふりしてるけどものすごく責めてるし、、、何で普通に自分の気持ちや体を休めちゃいけないのか解からない。疲れて寝ようとすれば そばに来るし、いつも夫が寝ちゃうのを待ってる。早く寝たいのに・・。気持ち悪いよ。


<423> マフマルバフ改めモハメッド ■2005年07月01日 金曜日 13時09分12秒
俺へ。

 俺は今、自分と向き合う日々の中にあるといえる。静かで落ち着ける環境を、働くこともままならない状況が続いていた俺が手に入れるのは容易ではなかった。

 偶然そのような環境がもたらされただけのことである。しかし、このような状況が楽しいわけではない。
 自分と向き合うことが孤独も伴う事になるからである。
 自分を見る目がぼやけるほど俺のド頭はしびれきっている。

・・・・つまり、友達もいない孤独が始まりだしたのはいつからか・・。それは、直ぐに分かることだ。
 10歳ぐらいのとき、俺を置いて家族が夜遅くまで帰ってこない事があった。
 魚の買い置きはある。さばの捌いたものだったと思う。
 俺は恐ろしい不安と孤独の中でご飯を炊き、魚を煮た。醤油に砂糖にショウガ。見よう見まねで創った。

 母親は俺を置いて父親と上の兄弟を連れて別れ話をしていたようだ。

 誰も帰らないという孤独は10歳の俺にはショックだったと思う。カウンセラーに話していく中で思い出したのだが、俺は未だに鯖を煮る事ができないのだ。。。どうしてかは説明できない。
 トラウマであろうと思う。
視覚的には覚えているのだが言葉に出来ない。

 このようなショックを伴うトラウマは節目ごとに複合的にたくだんあって、年齢が上がるたび、腕のあるストーリーテラーも書けない様な複雑な出来事がカランでくる。

 10歳ごろを境に俺は寡黙になっていった。というよりも現実との境に何かがあるようで(今でいう離人感だろう)気弱な雰囲気がかもし出されていった。

10〜12歳までに周囲との違和感が完全なものに感じられてきて、それ以来俺は俺と向き合い、答えの出ない孤独感に舞いなまれ続けてきているのだ。

 自分と向き合うというのは、自分ひとりでできるものではないと思います(例外はありますが)。俺はいかなる言葉も介入してこないカウンセラーを捜すのに人生の大半を病の果てに浪費してきた。

 ウツ状態と忘我のハザマをさまよい歩き、孤独というものにウンザリしている。
 
 自分と向き合うということが孤独感の中であってはいけないだろうと思うのです。。。よき聞き手あってできることであろうと思います。

 言葉を吐き出す。とはこのような経緯を持って俺は自覚がもてるようになったのだろうと思う。

 忘我とウツは付きまとい絶えずずきんずきんとド頭は圧迫されていく中で現実から生。くたばりはてるまでの無様を自分で決める事にためらいはなくなっている。

 以上だあああーー。
<422> きりん ■2005年06月29日 水曜日 18時16分36秒
やはり 逃げてたみたい。。。カウンセリングで進歩を感じなかったのは 先生もそう感じていたらしい。一度予約の日 疲れすぎて休んでしまった そのときにもしかしたら もう来なくなるかも知れないって先生は思っていてくれた。実際 私ももう限界?かと思っていたし・・・。でも調子が悪かったし カウンセリングに行く事にした。良く来てくれたねって言ってくれた。
話してて解かったんだけど 壁にぶち当たってた。勇気無かった感じかな。
寝込んでしまったとき 気付けば 私は母と同じことしてた。くたくたになるまで働いてた。それで 寝込んでしまった。何で同じことしてんだろ? あこがれてたのかな。。
子供の頃は 勿論もっと甘えたかったし 愛されていたいと思ってた。
でも 母は朝から夕方まで働いて 帰ってくれば 田んぼの様子を見に行ったり その頃は家畜も少しいたし・・父が帰っていなければ 母が世話をしていたし。お母さん 仕事がいっぱいって 知ってた。でも私は甘えたい子供だったし。何にもお手伝いしなかった。そんなに大変なのに。寝込んでるときも何もしてあげなかった。甘えたい気持ちや色んな要求を我慢しなければならなかった。本当は甘えたい でも そんな時間も無かった。実際の私は甘えることは出来なかったしなかった。
感謝の気持ちも とりあえず ある。
あと これからの人生は 自分の人生として 有意義に過ごして欲しい。だから私はいまのこの辛さは あんたたちにあるとは 言わない。私一人が我慢さえすれば波風立てず、まぼろしかも知れないけど幸せな締めくくりが出来るし。それを親孝行としておきたい。
欲求を受け入れられなかった自分 親を恨んでる自分 そこから 感謝してるって言ってる自分。そこがつながらない。つながらない。そこにきっと何かがあるかもしれない。
<421> マフマルバフ改めモハメッド ■2005年06月28日 火曜日 01時03分33秒
「ヘクソカズラ日記」・・・・・・・・(都市に住む野鳥たち・風立ちぬ・野鳥つれづれ)
 我がジャングルの観察をしていると季節に応じて花は咲いたりするが、あらゆる植物がキラメキ生長していくのは、ほとんど五月中のようだ。陽を求めて狭いジャングルで争っているかのようだ。
 今年目だって勢いを増したのがヨウシュヤマゴボウである。10数本があちこちから他の植物を押しのけて下から順次成長している。早いのは3メートルを越している。ここから成長が鈍化しています。
 ヘクソカズラはその植物群のあらゆるものに巻きついて、柿の葉など3重に巻きつかれて丸くなっているのもある。

 植物や生物というものは、ある一定方向に成長したり、前進するように出来ているものだが、私が川原の芝生に座り込んでハトやスズメに餌をあげていたら、後方で餌にありつけないスズメが怒りとともに、私の横に来て「餌をくれよ」と小さい口をあけて意思表示してきます。
 小さくちぎったパンを与えると、口にくわえて奪われないように土手下の石垣や木陰にとんでいきます。
 
 同じように、後方からスズメが飛び上がると同時に瞬間強い風が吹いて、スズメは前方に少し飛んでから、風に吹き飛ばされて1メートル弱後ろに着地したのですが、スズメは前に飛ぼうと翼をばたつかせている。ばたつかせたまま後ろに飛ばされてそのまま着地したのがおかしくてしょうがありませんでした。

 スズメだからできる芸当なのではないでしょうか?鳥は風の吹く方向に飛ぶはずです。

 スズメも観察していると実に可愛いです。スズメの砂浴びや水浴びは見ていてほほえんでしまいます。
 ハトも私に近づいて、愛嬌を振りまきますが、その表現の仕方は書くハトで細かく違いがあるのです。
 私に近づかず、少し離れたところを王様のようにのっしのっしとあるく体の特に大きいオス鳩など・・・・・・・・・・。

 鳩のサイズを少し超えた大きさの黒い鳩もいます。カラス鳩との雑種なんてことは考えられないし、分からない事もたくさん出てきます。

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This script written by Shintaro Wakayama.