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私たちの物語 - 鏡の中の「私」(フィクション等)・過去ログ No.17
メッセージ数:340件

<340> ロヴィン改めアーネスト ■2005年03月20日 日曜日 21時43分27秒
綺麗な海に行きたい。
白い砂の綺麗な海に。何時間だっているよ,気が済むまでね。僕の先祖は商人でも武士でもなく魚だったんだ。そろそろ海に帰る時間がきたんだよ。全部、漂白してくれよ。体も心も。海の底には何がある? 絶望? 希望? 静寂? 
太陽よ,僕が沈んだこの海底まで光を届けておくれ。暗いんだ,暗すぎて何も見えやしないよ。一筋の光をくれよ。

深く暗い海。もし地球の中心に働く引力がなかったら海水が全部,空に飛んでっちまうぜ。そんなの勘弁さ。僕はずっと海底にいたいんだ,邪魔しないでくれよ。

海しかないんだよ,僕には。海しか友達がいないんだ。ここは気持ちのいい場所だよ。でも,だからって訪問はしないでおくれよ。ひっそりと静かに暮らしたいんだ。
<339> きりん ■2005年03月20日 日曜日 00時05分20秒
もしも すんごい病気が発覚したら、私の寿命として受け入れたいと思う。
何の為に この世に生まれるのか?そして苦しいながらも 生きていかなければならないのはどうしてなのか?って 苦しかった時に 教わった事。。。
この世での暮らしは 修行で一生懸命生きた人は あの世に戻ったとき 偉い何だっけ?とにかく天国で 快適な暮らしが出来るとか・・・そんな事聴いた。とにかく苦しい自分の生き方 これ以上戦う勇気も気力もないんだ。もう一生懸命自分の人生を頑張って生きてきたから。自ら進んでこの世から消える事はしないけど いつか迎えが来たら やっと修行が終わりなんだって 思いたい。
本当に私は何で生まれてきたんだろう。そしてなんで苦しいんだろう・・・。
周りの人たちには いい人とか言われるけど それはウソな私。上手く周りとやっていけないし 関わり方も解からないし 親のような人間になりたくないとか 選択肢を潰していって 残ったのがいい人な表現をするようになってしまったんだよ。本当に言ってしまいたいホンネは奥にしまってある。いつかそれが腐って 私までも腐ってしまったんだよ。苦しい。。
<338> ロヴィン改めアーネスト ■2005年03月17日 木曜日 22時53分27秒
濃紺の夜空にコンパスで半径1.5cmの半円を描き,くりぬく。すると,まるでその時を待ち受けていたかのように乳白色の月光が一気に漏れ出し紺色と混じり合って艶めかしい色を作り出す。雲は春一番の風に煽られて滑空していく。ドライアイスの煙をそのままパッケージしたような人工的な面持ちの雲だ。空は嫌に平面的に見える。一度,住宅街に目を移す。それらの家々は立体的で静的な佇まいをしている。でも今僕が目にしてる夜空には奥行きがない。もし僕に翼が生えているなら,その行き止まりを確かめに行きたいところだ。多分上空300Mくらいで天井に頭をぶつけそうだ。それぐらい遠近感を失った空。冷凍保存された煙状の雲は流れつづける。
<337> こくーん ■2005年03月17日 木曜日 05時07分48秒
(フラバ注意。不快の思われる方もみえると思いますのでお気をつけ下さい)


報いを受けている。
私の足枷、手枷は、過去の私。
私が散々切り刻んだ私自身。
いらないと。
消えてしまえと。
壊れてしまえと。
切り刻んで捨てた、私自身だ。

その塵になって積もった私だったものが、
私の行く手を阻む。
遮られる視界。
頭をかき乱す雑音。
迷ってしまえ、と。
今更救われようなんて、許さないと。
まとわりついてくる。

ごめんね。ごめんなさい。
たくさんの私たち。
でも、私はもう一度、戻りたい。
あの、光の中へ。
温かなぬくみの中へ。
希望に満ちていた、あの世界へ。
<336> kiwi ■2005年03月16日 水曜日 22時43分51秒
食べ物に関する妄想です。



四角い飾り気の無い白い箱を開けると
色とりどりケーキが沢山詰まってる

いちご、ちょこえーと、ばにゃにゃ、ちーじゅ、
しゅーくいーむ、ぷいん、あっぷーぱい、
こーしー、もんぶあん、おえんじ…

あっは〜!きれ〜い!おいしそう!すっごいしあわせ!(^^)
「kiwiは何が食べたいの?一番最初に選んでいいよ。」
えー!ホント?!いいの?!でも皆に悪いなぁ。(もじもじ)
「何でも好きなものを食べていいんだよ。」
あ〜、どうしよ〜。いちごかな〜、ちょこえーともいいな〜、しゅーくいーむもいいな〜(もじもじ)
「決められないならふたつにしてもいいよ」
うは〜!うれし〜!いいの?ホントにいいの?(指先がケーキの上を彷徨い歩く)
「ん?いちご?チョコレート?シュークリーム?」
ちょっと欲張りすぎかなぁ(えへへ)
「いいよ。みっつ食べたいのね。食べ切れなかったら明日たべればいいよ。」
「うん。」

あーしあわせー。
<335> マフマルバフ改めモハメッド ■2005年03月16日 水曜日 11時00分35秒
「へクソカズラ日記」・・・・・(Y女史からの便り)

 Y女史から大型の封筒が届いていた。当地は画廊が多く、画廊便りが各所に置いてあるのでYさんの個展がもうすぐだ、と言うことは知っていた。
 封筒の中には、出品作品をプリントアウトしたもので、空と大地を背景に豚や牛や山羊が描かれている。
 草原の向こうが地平線になっており、どこか東欧の草原地帯を想像するのだが、Yさんの身近な農村地帯を描いているらしい。
 どこか郷愁をさそうものばかりだ。
 
 近くに若手の作家を扱う画廊がある、そこには洗練され完成された絵画が並んでいる。どれもすばらしいと思えるのだが、見ていて疲れる。
 Yさんが今後どのような題材を目指しているのか知りませんが、今回出展される絵は私の目や心を癒してくれそうです。
<334> こくーん ■2005年03月16日 水曜日 04時31分53秒
手首に、足首に、
重い鎖がはまっているような錯覚。

ほら、人々は私の隣を軽やかに通り過ぎていくのに。
私は、足を前に一歩踏み出すのすら、危うい。

重りはますます重く。
手首に食い込むようで。

どうして?
あの人たちの背中には、真白な羽根が生えているのに。
どうして?
私には真黒な重い鎖なの?

天を仰ぐ。
空は青い。
手を伸ばす。
涙が流れる。
<333> soulmen ■2005年03月15日 火曜日 02時15分52秒
俺が死んだ時のたのしみ。
あの世で坂本龍馬に会う。

俺「あんた殺したの誰よ!?」
龍馬「知らんゼヨ!!」

俺「あの○○○(伏字)は慶喜?それとも山ノ内容堂?」
龍馬「ありゃ〜挑発よ。そこまで考えちょらんけ〜。」

<332> ロヴィン改めアーネスト ■2005年03月14日 月曜日 22時02分07秒
↓HN間違えましたm(_ _)m
<331> ロヴィン ■2005年03月14日 月曜日 22時00分27秒
爆発のあと
瓦礫も,粉々の窓ガラスも3年半かかって
ぜんぶ取り除かれた。

風がやんわりと吹いて,ちりの最後の一粒まで
綺麗に飛んだ

わたしはこの更地が好きだ。
更地に何を建てよう
<330> 花梨 ■2005年03月13日 日曜日 22時29分07秒
日が暮れる海。
暗くなっていくね。
ほら、シルエットになっていくよ。
あたしも、あなたも、あのこも。

そのまま、海へ、海へ。
もっと深いほうへ。
足が止まらない。
呼ぶのはだぁれ。

だぁれもあたしを呼ばないで。

もっと深いほうへ。
暗いほうへ。
みぞおちまで、濡れる。

呼ぶのはだぁれ。

必死な声で叫んでいた。
幼い子供。

あなたは黙って見ていた。
あたしが海に消えればよかったの?
それを望んでいたの?

あのときからあたしたちは、ばらばらになった。
<329> 大門 ■2005年03月13日 日曜日 01時41分02秒
家が荒れると、人も荒れるって言うのはやっぱ本当だと思う。

かーちゃんは乙女チックな人だった。
私は花に囲まれて生活がしたいのよーるるるーと毎朝寝室の窓辺で花に水をやってた。その小さな窓辺で目一杯鉢を置いて、いちごの苗なんかも植えて
「ほーら!見て!おいしそう」って摘んでくれたこともあったっけ。

けどある日台風が来て、窓の柵ごと下に落ちた。
ベランダも床が抜けた。ガラスも全部割れて水浸し。
あの時かーちゃんのささやかな夢はなくなったんだと思う。
それから家は荒れた。かーちゃんが家を見放した。
窓ガラスはそれ以来最後まで入れられることはなかった。

雨漏りのせいで、ある日階段が抜けて落ちた。
柱からはきのこ。

隣近所が家を建て直すとき、その家に住むものがわーっていっせいに自分の家に逃げ込むのを外から目撃してぞっとした。

2戸隣の家のヒロシんち。店の間っていう部屋があった。
そこでみんなでガンプラ賭けてカブで盛り上がってたとき、後ろでがさがさものすごい音がした。みんなが何気に振り返るとそこには赤鬼が紙袋を物色中。
「ぐはぁばれた!」って感じで、鬼はソッコーで押入れを開けるなりすげー勢いでばーんと閉めた。何あの赤い肌と背中の剛毛ってば。パンツはトラジマじゃねーじゃん!
「今の、見た?」ってユッキーが開けたときそこは布団しかなかった。
ヒロシ半泣き。
「と、とにかく豆だ。豆まいとけよな」って言うしかなかった。
ヒロシのかーちゃんがなぜかパンチパーマでハイライトをふかし
「トイレは大以外は流すな!」って言って鬼のように怒りまくるのも
ヒロシのとーちゃんが無職なのも、にーちゃんが急に養護学級に行くようになったのも、あれのせいだってみんな思った。
ヒロシの家が建て直しをしたら、あれってばまちがいなくうちへ逃げてくるんだろうなって思った。

真冬、寝てるとき、いたちの赤ちゃんが自分の手のひらで丸くなって寝てたり、ノラ猫が忍び込んできたり、風のない日に裏の工場のシンナーが家中に充満してばばぁが喘息の発作起こして倒れたりさ。
それでもかーちゃんが家に居たから、まだどうにかなってた。
けどさ、枠だけの家に住んだって金なんか貯まんねーよな。
DR.コパだって絶対そう言うに決まってる。
常識で考えたってそうだろ。貯めたって盗られるじゃん。
簡単に誰でも入れるのに、なのに夜中に子供置いて仕事に行く。
目が覚めたとき、家に人の気配がまるでしない。
あの時の凍りつくような恐怖を誰も知らないんだ。
物音がたくさんする。
トントン。何の音?風の音ーって、あんな遊びするんじゃなかったよー。
階段は2段飛ばしだから、そのリズムで上がってくれば家族。
6段目で変な音が鳴れば、親父。
足音足音足音・・?
カーテンが大きく揺れたら、飛び起きて屋根から外へ逃げよう。
そうやって眠れない夜を過ごした。
睡眠不足で頭痛で、部屋に仕切り戸のガラスがきれいなままあるのがムカついて割った。毎日イライラして気が狂いそうな程だった。
窓ガラスがないってだけで。

<328> こくーん ■2005年03月11日 金曜日 13時20分02秒
時に私は平伏す。
でも、私に変えられる部分だって、きっとある。
全てに振り回され続ける人生はいやだ。

今までの停滞。
私は何も変わらなかった。
私は何も変えようとはしなかった。
私は変化を起こそうとはしなかった。

私は、変わろう。
私は、動こう。
私は、変化を、起こそう。
<327> ほーる ■2005年03月10日 木曜日 01時38分10秒

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『一件』 のメッセージを再生します。

『イイコイイコシテモライタインナラベツノヤツニデモタノムンダナ
 オカネハアゲヨウ
 タダシイダケノコトバモワタソウ
 ダケドジカンハアゲナイ
 ココロモアゲナイ
 イッショウ、タニンノママデイヨウヤ
 ジャ、サヨナラ
 ……
 ……ブツッ』

三月 十日 午前 一時 三十七分。


再生が終わりました。
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<326> ミルキー ■2005年03月08日 火曜日 08時47分03秒
私は 中学生の頃から、18歳くらいまで、いそいでトイレの鏡を観にいったりしてた。
しばらく自分の顔をみないと どんどん頭の中で私の顔が醜くなっていくの。
授業中・・・あ やばい やばい 顔が〜・・・
休み時間 走って鏡を観にいく。
あ〜大丈夫だ。安心する。
次の授業中・・・顔が・・・どうしよう
休み時間 鏡を観にいく。
あ〜普通だ。安心する。

これ なんだったんだろう?
対人恐怖症??
<325> こくーん ■2005年03月08日 火曜日 03時33分44秒
あの頃の私が見える。

はりねずみのように。
全身を針のように砥ぎすませて。
怖い怖いと震えながら、丸くなって。
触ろうとするもの全てを刺そうとしている。

全てが敵。
全てが奪うもの。
だから私は守らなくては。自分を。

全身を凶器にしながら、眼をつぶって、
丸くなることで手一杯で、
それが自分に差し伸べられている手だとも
気づかずに、誰かを傷つけたこともあったかもしれない。

ごめんなさい。
あなたの手は大丈夫だった?
痛くなかったですか?
針がぱらぱらと取れて、
眼が開かれて、
やっと、外を見ることができるようになりました。
ありがとう。
<324> マフマルバフ改めモハメッド ■2005年03月03日 木曜日 01時36分01秒
「へクソカズラ日記」・・・・(都市に住む野鳥たち・私のできること)

 気温10、湿度58、昼過ぎより空が曇る。天気のよい日にフェンスの上でスズメが約10羽並んで日向ぼっこ。チラと見るだけで知らぬ振りをして通り過ぎた。
 野鳥とはこのような関係がいいのだ。何事も干渉しすぎはよくない。

 昨晩蒔いた野鳥の餌さを昼過ぎに公園に見に行ったら、跡形もなく食べられていた。公園に来る野鳥は昼までに採餌をすませてしまうのだろう。
 ツグミやセキレイ類だとほぼ一日中採餌している様子だ。。カラスもだけど。

 私はここまで観察を続けて思ったことは、野鳥を守ることは人為的に難しいことだとわかった。
 私がしなければならないことは、公園とは誰のものか、ということを説明することだ。これまでの野鳥の生態を写真に撮り、豊富な野鳥の種類や、樹木と柔らかい土(ミミズ類の餌さ)の必要性を訴える資料を作らねばいけない。
 そのためには根が浅くても育つ常緑低木樹、真夏にはミミズが干からびてしまわないように時折散水することも必要だ。
 木を植えることでグランドとの境界をはっきりさせることも重要だ。以前は笹類が繁茂していたのだが、それを、どのような事情か分からないが刈り取ってしまったから、事態は悪化しているのだ。
 どちらにしろ、木を切れという人達とは対立するだろう。。。。大変なことを考えてしまった。俺にできるだろうか?

 名前の知らぬ野鳥を2種類発見した。何ていう野鳥なんだろうか?

私は生きるってどういう意味があるのだろうか?と常々考えるのだが、やはり自分に合った「テーマ」を見つけることが重要なことではないか、と最近思います。
<323> 花 ■2005年03月02日 水曜日 23時40分48秒
私の中に私が立っているとして
言えない気持ちは、固まって倒れるひょうしに粉々になる。
ガラスの粉みたいにそれはたまっていって
埋もれて、ちょっとづつ傷ついて、見えないところで傷ついているようで、埋まりそうで、
傷つくのが怖いから、動けなくなって、誰かがひきあげてくれることを期待して、
でも私は重いから、自ら手を離したりして、助けてくれようとする人を、役立たずと憎んだりもして、このままでいいやと思う。寂しいままで。
私は一人になりたがる。一人になれすぎていて、誰ももとめられない。
握り締めて血が出て、寂しさのそこのほうから出られたら、私はどんなものに触れるだろう。
笑い声が嫌い。私はそんな風に笑えない。
大きな声が嫌い。びっくりするから。私は小さい声だから。
明るい顔が好き、私もそんな風になりたいから。
不自然な人が好き。理解できるから。
自然な人が好き。私も自然に生きたらいいのだから。
<322> こくーん ■2005年03月02日 水曜日 04時58分11秒
ママ。ママ。
どこにも行かないで。
パパは私のこと、いらないって言ったの。
だから、ママまでいなくなったら、
私はどうすればいいの?
ここには来たばかりだから、お友達だっていない。
知っているひとはだれもいないの。
ママがいなくなったら、生きていけないの。
ママ、いい子にするから。
ママがじまんできるようないい子になるから。
勉強がんばるから。
きらいな体育もがんばるから。
だから、いらないって言わないで。
<321> マフマルバフ改めモハメッド ■2005年03月02日 水曜日 02時21分21秒
「へクソカズラ日記」・・・・(都市に住む野鳥たち・野鳥たちの変化)

 空は晴れ渡り、よい天気になった。ベランダで猫が熟睡している。
私は野鳥のエサ箱をそっと観察した。スズメやウグイスやヒヨドリが音も立てずにサァーっと飛び去った。ジョナサンも地上で音も立てずに採餌していた。夜中に私が穀類をばらまいたからだ。ジョナサンの確認はできないのだが、一羽でくるのは奴だけだからだ。隠れてみたのに奴はすぐに私に気づいて振り向いた。目つきは穏やかであった。

 天気がよく気温もあがると野鳥の動きも活発になる。不思議だったのは、逃げたはずの数羽のスズメたちが音もなく私の方向に飛んできて、一メートルもないぐらいの距離まで近づいて、私を見てからまた飛び去った。ウグイスはエサ箱の下からでてきて、餌を食べてからまた藪の中に消えた。

 まったく鳴くこともなく、羽音も立てずにこのような行動をするのを見たのは初めてだ。
 すぐ側に野良猫がいることを知ってのことだろうか??

 たまに野鳥図鑑を見るのだが、キジバトはデデッポーと鳴く。と書かれているが、私の観察しているところでは滅多にキジバトが鳴くところを見た事がない。
 ジョナサンだってずっと一羽で行動しているではないか。(採餌と休息以外のところは見ていない)

 私は取り敢えず公園に観察に行った。ツグミが2〜3羽いた。スズメやムクドリに混ざって採食していた。遠くで車のドアをバン!と強く音を立てるだけで、スズメとツグミは一斉に逃げるか、木の枝にとまる。何もない事が分かると、すぐに戻るようだ。
 その採餌に夢中の野鳥たちの真ん中を、犬(小型犬)を連れた若い主婦が堂々と通ると、野鳥たちは道を開けるだけで逃げない。。。私がジッと見るだけで彼らは逃げるたりするのだが??????
 ツグミが小枝に止まって、グイーーーーーーと2〜3度鳴いた。ツグミの鳴き声を始めて聴いた。求愛であろうか。

 場所を移動するとキジバトが2羽枝の上で、巣作りに適当な場所を探していた。この時、グーグルックーとキジバトが胸をふくらまして鳴いた。私が見上げていると彼らは「何を見ているんだ」と言う感じで睨み返された。

 公園の三分の一はガキたちが踏み荒らして土がどんどん剥き出しになり固まっている。ここはミミズもいるのだが、この調子ではミミズも住めなくなるだろう。
 日陰となる樹木の密度がないと住めないのだが、木や枝を間伐するものだから、このような事態を招いているのだ。

 すでに空き地で野鳥を見ることはほとんどない。彼らは危険を察知できる能力があるのだ。。。かつては行政の無策のおかげで彼らの天国であった所だが、見限ることもできるのだ。しかし、これから先は行くところがないぞ。

 取り敢えず、俺は野鳥の産卵期を迎えるまで餌をばらまいて、野鳥が住めるように、できる限りの抵抗をやっていこう。

 0時 温度10、湿度58 晴天だった。

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This script written by Shintaro Wakayama.