親と住んでいる時、私はダイエットをいつもしていた。結婚しても、同じだ。綺麗じゃないと、愛されない。私はデブだから、愛されないんだ。と信じていた。でも、自分のために金を出して、服を買う事ができなかった。だから、着ていく服もなくて。いつも、外出がいやだった。完璧にしないと、外に出れなかった。家の中では、いつもどうでもいい格好をしていたのに。 ダイエットそれは、私の生活の中の一部になっていた。それを親、兄弟は笑った。そして、夫も笑った。いつも、馬鹿にされた。食事を二食食べるのが、普通だった。朝ご飯を食べると、太ってきた。それを毎日夫に責められた。私の体のことは自分がよく知っていて、朝はよわくって、だめなんだと、何度言っても聞いてもらえなかった。毎日食べられない朝食を食べて、胃を壊した。 夫はとても大食家だった。でもいくら食べても太らない体質だった。私はついていけなかった。食事の事が人生で一番大切といった生活がすごく、つらかった。私は食事には、あまり気を使わない方だった。忙しくって、食べる事は忘れるほうだった。 夫がきらいだった。私を見て、いつもデブと言って、馬鹿にした。人前で私の顔や体のこと、性格のことまでも、馬鹿にされたのはいつものことだ。 家に帰って、そのことを攻めると、私が気持ちの小さい人のように言われた。 一番、愛されたい夫に一番、自分の体の事をけなされ続けてきた。きらいなのは、夫だ。私は私の体がすきだ。そして、とても大切だ。私自身が大切にしないと、誰も私のことを大切に思わないのだ。そんな無言のメッセージを私が他人に投げかけていたのかもしれない。今、だんだんそんなことがなくなりつつある。外見も、中身も私。大切な私。どんな外見でも大切な事には、変わりない。人の目なんて気にしない。私は私が大切だ。
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