辛いことと向き合うとき私はどうしても頭がテンパる。 それも仕方のないことだ。自分の無意識で見たくないもの、認めたくないものを無理やり引き摺り出そうとするのだから精神的防御が働いて当然である。 別に無理やり見なくても私の日常生活に特別支障はない。しかし細かいところに気がつけば「機能不全で育てられた影響が出ている」ってのが自分でよくわかる。そのせいで、気がつかないせいで私は今まで不本意な人生を送ってきた。 そしてそんな自分をこれから少しでも変えていくべく自分と向き合う、それしか活きる術がないのだ。
さて本題に入る。 今回私は肺炎となり5泊6日の入院を強いられ、今日の夕方退院してきたわけだが、プラスマイナスいろいろ勉強になった。 まずマイナスから。 @何といってもせっかくのGW,肺炎にさえならなければ私は30・1日は関東にて練習、2日移動日、3日から11日まで東北遠征と更なるレベルアップを図っていたのに全て台無しだ。まっ最悪東北でぶっ飛んで骨折ということを考えれば、今回の入院費¥56,500(税込み)は安いもんかもしれない。でもそれだけ金あったら風俗6回分だ。そう考えると私はすごく惜しい気分になる。スケベは私の活力源だ。
A改めて「うちの親はマジ狂ってる、宇宙人じゃねぇのか?」&「ほんと自分は可哀想な子どもだったな」と痛感させられた。あたしゃむかつくより涙出てきたよ。
GW前仕事が29日まであって、その午前中に私は意識が朦朧とし、瞬間意識が飛んで、辛うじて(本能的に「ヤバイ」と感じて)意識を取り戻すもののかなりきていた。昼食時私は保安室で風邪薬もらってなんとか午後を凌ぐも、帰宅後バタンキュー。 翌日午前午後2回の体温測定はどちらも39.6℃。私のイメージではそんな体温なら意識がないだろう→でも私は意識がある→体温計が壊れている?→寝てれば治るだろうという素人療法。日頃の打撲や捻挫と一緒くたにしている。「世の中寝てるだけじゃ治らないものがある」ってのが私はよくわかっていない。ここで普通の人はすぐ医者に行くのに私は1日半無駄に寝ていた。結果私が医者に行くことを決心したのは、2日の朝咳にうっすら血が混じって「こりゃヤバイ。マジ医者行かなくちゃ」となったからだ。これで吐血がなければ私はずっと無駄に寝ていて、どうしようもなくなってから救急車で運ばれたであろう。それじゃほんとのアホだ。 一体私は何を血迷っていたのだろう? 何ゆえ病院を躊躇したのだろう? たぶんその答えは金だ。セコイがゆえに結果自分の首を絞める典型的パターンだ。自分のチャイルドのことを考えたら迷わず医者に行くべきなのに、自分の愚かさで3日も余計に痛い思いをしてしまったし、させてしまった。馬鹿な男だ私は。 さてここでその愚かな私の親の話となるが、1日日曜の昼、私が居間のソファでアイスノンを額に当てて寝ていると、心優しきマイマザーはこともあろうか、そんな私には無関心で声も掛けず、「NHKのど自慢」を鼻唄混じりに見ながら時折り笑い声を上げている。 I don't believe! これが母親のすることか? もはや何も言うまい。彼女にはまともな感情など働かないのだ。そしてここまで来ると「お前それでも人の親か? 自分の息子がそこで風邪引いて(この時点では私は肺炎なんて思いもつかずインフルエンザだと勘違いしていた)んのに『氷枕持ってこようか?』とか『洗面器に氷水汲んでこようか?」とか言えんのか?」と激高することすら馬鹿らしく面倒だ。そんな素敵なマイマザーの仕打ちを意識の私は流せてもチャイルドはかなり傷ついた。否かなりなんてもんじゃないかもしれないくらい傷付いた。ほんとクソ婆だ。そんなチャイルドの怒りを感じた私は飛び起きて母親の首筋に後ろから思いっきり蹴りをぶち込みたい衝動に駆られたが止めといた。ほんとマジ死んでくれたらと思う。 そして父親も父親で輪を掛けて素晴らしい。人間が(狂って)出来ている。 私が「ゴホッゴホ」かなり咳き込んで苦しんでいるにも関わらず、容赦なく「親の言うこと聞かねぇからそうなんだ。今時若くて咳き込んでんのなんていねえから」とか、ここぞとばかりに散々おもいやりの欠片も見当たらない、非常に暖かいお言葉を私は頂戴した。もはや顔を見ただけ、言葉を聴いただけで自然と「殺意」を促す男だ、うちの親父は。法律と理性さえなければとっくの昔にぶち殺していただろう。 以上恥ずかしながら、読んでお分かりの通り、うちの親には「相手の痛みを感じる」ものが一切備わっていない。 私は改めて(こんな親に育てられたんじゃ)自分はほんと感情的におかしな子どもだったよな。道理で他人に対して思いやりとか労りとか感情が湧かなかったわけだ。だって親から体感として教わってないし、肝心の親自体にそうした大事なものが一切欠けちゃってるんだからな。 そうした親の心無い言動に私は「このまま(高熱のまま)意識が飛んでいってくれたらどんなに楽だろう」と少し死を期待した。 なんとも不幸なことだ。親の面をしたモンスターに子どもがこれでもかと無抵抗に痛めつけられ、また同じようなモンスターになっていく。 私も今のカウンセラーと出会わなければ間違いなくモンスターJrとなっていただろう。
今日は疲れた。プラスは次回に。 ACは大変だよ。
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