お母さんが、伯母さんが末期がんで入院したときに伯母さんに言った一言が忘れられない。「姉さん、うちはとっても幸せなのよ」って。私はびっくり仰天したよ。びっくりした自分がおかしいのかな?って疑ってしまいぐらい… 伯母さんがすごく落ち込んでるときに、そんなことがいえるのって母ぐらいじゃないかと思ってしまう… あと、母が「幸せだ」って思ってることに驚いてたんだと思う。母の本心なんだろうか?母はいつも「離婚したいと思ったことはない」と言ってたけど、これもうそでしょう?って思ってた。でも、全部母の本心だと今は思うかも… 父に暴言を吐かれながら、せっせと父に尽くす母の生きがいは結局お金と洋服で、この二つが満たされてることが母にとって幸せなんだろう。母に経済力があったら、父なんてとっくに捨ててたんだろうって昔は思ってたけど、今は違う。母に経済力があったとしても父を捨ててはいけないと思う…
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