我慢してきた。大変そうな人によくすがられた。そのたびに彼、彼女を私は「守り」、そしてその立場を固定化しようとしてきた。 人ってひどいですね。私が弱そうにしていると、いじめる。「お前が弱いからだ」と理由をつけては、私を自分の良いようにする、笑い者にする。それなのに、私が「強く」なると、かわいらしい女の子と比較され、やっぱり笑い者にする。弱ければいじめ、強くても難癖だ。私、どこまで頑張ればいいのですか? もう自分のためにまずは生きさせてください。ずっと隠してきたけど、守ってきた自分を私は少しだけ生きよう。「こんな運命私にはぴったりでしょう、私は不幸そうで」と思いながら今日は涙が止まりませんでした。子供の頃から「暗い、暗い」って言われてきたし、「おとなしい」と言われてきました。明るい子と比較されては、あんな子が欲しかったとも言われました。でも、この家族の中にいて、どう明るくなれっていうんですか。私は頑張ってきました。それでも認められたことはありませんでした。そのままの自分で良いと思えたことは子供時代は皆無でした。感情もすべて自分の内面の目でチェックし、評価対象でした。いじめられても、私のせい。心の底から信じて疑わなかった。「悲劇のヒロイン的な気持ち」ならまだ良い、私は本当にそう思っていたのです。何か、世界と自分って歯車合わない、「恵まれている」私が、どう見ても可哀想な子に対して「ずるい」という言葉を真に受けた。私はどんな人にもいらつかれる、特に女性の先生にはそうだった。私はどんな人の内面にもある暴力スイッチをオンにさせてしまうんだなあと思っていました。もう批判はいいです。すがりつきも止めてください。救っても止めてください。不幸な話しも聞きたくありません。ただ、頭をよしよしして欲しい。私と他者をきちんと線引きしたい。何よりも、誰かに「うんうん、それで良いよ、頑張り屋さん」って言って欲しい。
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