微笑みながら、泣いてしまいました。
マスクの固定が幼い頃からの癖で、一人の人、ひとつの顔。顔に付随しない感情は、自分自身、その場では分からない。何か伝えたいことが、あるような気がする。そんな靄を感じるだけで。
接点のない場での多重生活しかしていなかったことと、感情のお仕着せが原因だろうなあ、マスク間の自由度をあげたいし、時には素顔で居たい。とは思っても、その必要を切実に感じたことがなく、多面性をもてあまし気味にいたのだけれど...。
話の可愛らしさに微笑み、ままならない現実を悲しんで涙。なにも、一度に両方表現することもないでしょうに。勝手に溢れてしまった。
心を強く、深く揺すぶられるのって、心地よい。
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