ここのところ私は週1で温泉に行っているが、昨日も私はいい天気の中、自分のインナーチャイルドと仲良くお喋りしながら(微笑ましい母子の会話を実践中)塩原温泉に行って「むじなの湯」に2時間ほど(出たり入ったりしながら)入ってきた。 入浴事態はいい湯だったのだが、ひとつ私が不快だったのは「頭がおかしい?」とまではいかないまでも、「こいつ頭の中にオウムでも飼っているのか?」そう私に思わせるほど「不快(後ろ向き)な話を、誰彼構わなく延々と同じネタを繰り返す」60の男性と場所と時間を共有せざるを得なかったからだ。 周りには年配の男性が2,3人居たのだが、皆閉口しているような顔付きだった。 もちろん私も。 その不快な内容は敢えて省かせていただく(思い出しただけでも胸糞悪い)が、私なんか「えぇ加減にせぇよおっさん。黙って聞いてりゃいい気になりやがって。『馬鹿の一つ覚え』みたいに下らない話、何回も何回もリピートしやがって。あんたは話したいのかもしれないけど、ここにいる皆があんたの愚痴や恨み話を聞きたいわけじゃないんだよ。ちったぁ『場を弁えろ』ってんだ」そう切れて私は糞親父に怒鳴ってやりたかったが、周りのことも考え私は黙っていた。 それでも延々と続く再生機能。 「ほんとこいつの頭ん中どうなってんだ? ボケてんのか? ボケてる風には観えんけどなぁ。でも(全て)後ろ向きな話を聞かされ自分がムカつくのは確かだ」 私は怒るに怒れず脱衣場に逃げ、そのボケ親父が出てくるまでの20分間、時間を持て余して待たねばならなかった。 やっと「周りが読めない」問題児が出て行った後で、皆でブーブーその親父の文句を言っていた。 せっかく温泉に来てのんびりしたいのに、どこぞの馬の骨につまらない話を延々と聞かされりゃ誰だってムカつくだろう。 ほんと「私は二度と会いたくない」親父だった。 たぶん彼はどこか精神に変調をきたしているのだろう。 じゃなけりゃあの「これでもか」というリピートは出来ないからな。 お喋りな私も「場の雰囲気」「相手の心理状況」を読んで気を付けてお喋りしなければいけない。 じゃないと自分だけの世界になって「独り善がり」になってしまうからなぁ。 それじゃ誰も共感してくれないしなぁ。 自戒、自戒。
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