もう自分がどうにもならなくなった。自分が頑張っても、偏見の壁は崩れない。「女だから」そこから出られない。もう自分を認めてもらえないことに疲れた。中学校では、高校に行くために勉強して、高校では大学に行くために勉強して、留学して。自分の好きなことをしてきたはずなのに、どんな喜びがあったのかわからない。大学も卒業して、思うところに就職して。夢を描いて。でも、私生活は不幸だった。友達もできず。寮で食べ物を盗んで。大学の下宿でもやった。ダイエットしようとして、我慢できなかった結果。今も我慢できないんだけれど、一人暮らしだから自分で食べてる。心の病。ずっと、彼氏がいれば良くなると思っていた。痩せれば、良くなると思っていた。私は病んでいる。きっとうまく行くと思うのは、楽観性ではなくて、自分ができないことを見つめられないせい。多重債務者のHPを見て、ああ同じだな、と思う。小心者だから、何百万もの借金なんて怖くて作れないけれど、精神的構造は同じ。心の病を抱えながら、よい夫、妻のいる人は、本当に幸運だなと思う。そんな人に嫉妬する。本人がどんなに苦しんでいても、寝込んでいても、生活の基盤が崩れるわけでも無し、カウンセリングも医者代も払ってもらっていて、楽なもんじゃんと思ってしまう。
|