「嗜癖・依存」からの続きだが、最悪の事態も想定して私も覚悟を決めておかねばならない。だから私はこちらに書く場所を移した。
その最悪の事態とは? 私がAさん、Bさんの立場なら「自分のした公私混同の行為が恥ずかしくて」自助グループには2度と参加しないかもしれない。 そうなると「誰がチェアマンやるの?」という問題が起こる。 またAさんがBさんとの事実を皆に説明する・しないに拘わらず、「もう私にチェアマンは無理」と言って降りてしまう可能性も無きにしも非ずだ。 まっそれもAさんが「この1週間でどれだけ自分と向き合い反省したか?」によるが・・・ 嗜癖なんて簡単に治るもんじゃない。それは明らかだ。 そして起こってしまったことは仕方がない。誰にでも取り返しの付かない間違いはあるものだ。 問題は、Aさんが人間として、大人の女性として、カウンセラーの卵として、チェアマンとして、ACとして(これは余計かな?)これからどうするかだ。 私のAさんに対する希望としては「皆に事情を説明しなくてもいいから、私にも(最悪)説明はいらないから、これからは『チェアマンとしての自覚と責任』を常に自分に問いかけて、自分の嗜癖を意識に置きながら自助グループの健全な運営に携わって欲しい」それがAさん自身のためにも、そこに参加する皆のためにもなると言うものだ。 以上、Aさんの前向きな対応を期待して書いたが、逆にAさんBさんに開き直られた場合、私はどうするべきか? いざという時のための選択肢は多いほどいい。 その時はその時でもうしょうがない。 ぶっちゃけ自分が観た事実を皆に公表して、そのBさんとの行為が「Aさんがチェアマンとして信頼できる行為なのか否か?」皆の判断を仰ごう。 そして「NO]と判断された場合には、暫定的にでも多数決なり立候補で新しいチェアマンを選ぼう。 参加するACそれぞれの回復のスピードは違っても「皆で回復に向かって行ける」それが大事なのだ。 そして最後に、人間として、男として、ACとしての自分のけじめもつけておこう。 AさんBさんが縁りを戻すならそれでもいい。 ただ今後、今回のような公私混同の行為を集会所内で行ったのなら、疑惑を持たれたのなら、私も2回目は決して許さない。 そういう行為はいらぬ疑惑を持たれぬよう、今後は診察室なり、ホテルでやってほしい。 違反した場合は「これこれこういうわけで」と私は集会所のオーナーにも訳を話し、チェアマンであるAさんの降格または脱退を皆の前で迫り、集会所の鍵もオーナーに返却してもらう。 そのことは今日の自助グループにAさんが参加したなら、私はAさんにはっきりと言おう。 自分のしたことに対しては何らかの責任をとってもらわないと困る。 いつまでも「ACだからごめんなさい」じゃ社会で通用しない。 今までAさんが自助グループで築いてきた信頼も、今回の嗜癖に支配された行為でおじゃんだ。 「自分のけつは自分で拭くしかない。それができないのなら他へ行ってくれ」って感じだ。
何にしても12時間後に大方の答えは出る。遅くとも22:00までには。 例えどんな結果になろうとも、自分のできる範囲内でやろう。 できないことはできないのだ。 本音を言えば、私は「裏切られてAさんへの不信感は大きいが、それでもAさんの努力を信じてみたい」のかもしれない。 一抹の微かな望みを持って。
大人になるってのは大変だ。 そして子供のときの痛みを思い出すのも私には苦痛だ。 でも前へ進むしかないんだな。 じゃなくちゃ、いつまでたっても自分のインナーチャイルドも大きくならないもんなぁ。 一緒に成長して行こうね。私のインナーチャイルドたち。
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