副作用の消えて行く中で医者に対して行き場のない怒りが沸々と沸いてきた。 腕を何度もヘシ折っても気が済まない。私を地獄の底に落としたあの医者。 毎日地の底を這いずり回る気持ちだった。 無限地獄。この言葉がピッタリ当てはまる。 あの時自分はこのまま死ぬのではないのかと思った。 119番できるように携帯だけはしっかり気にしていた。 このまま死ぬなら、自分で死んでしまおうと思った位だ。 地獄から生還した私は少しずつ地上の生活にもどりつつある。 まだ副作用は抜けきってない。 感覚の麻痺が残ってる。光、音に対する刺激がピリピリと皮膚や体に感じられる。昼間はあまり外に出られない。めまいが取れてないのだ。 夜は夜で電気や電化製品の音で刺激が出る。 今もネットカフェに居るけどあまり長くパソコンの画面は見られない。 医者に嫌味は絶対に言う。通じても通じなくても。 言う事でスッキリするのだ。 木曜に診察の予約を入れた。もう行かないと思うグループもこの曜日。 年内に全て終わらせて、新年からは新たなスタートを切ろう。 グループのファシリの人から誕生日プレゼントをもらったから、それも返さないとならない。ファシリの人は11月誕生日だったそうだ。勿論私は何もしてないし、する気などなかったがもらってしまった以上返すのが常識だし何より貸しは作りたくないから。「お祝いするのが好き」と言っていたが「お返し」を期待しないとは限らない。ACだし、被害者意識に苛まれて「お返し来なかった」 とグチグチ言う可能性もナキにしもあらずだ。 面倒臭い。 会社の人だったら楽なんだけど。貰ったら「ありがとう」と言って お菓子の一つでも貰った人や人達に配れば終わりなのに。 グループの中では誕生日の様な子どもにとって”特別な日”は祝うのを避けたいものだ。 今年も後少しで終わる。その最後の月の半分以上も副作用で潰れた。 来年になったら私は本厄。前厄は本厄へのエピローグという。 エピローグがこれなら本筋はどうなるんだ・・ 怖い。厄払いは勿論行くけど来年は本当に大人しくしていよう 今度は入院かもっと大きな病気になるかもしれないから。
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