私は飛行機に乗っている夢をよく見る。何故だろか。いつも、一人で乗る飛行機は、さみしい。夜の星を眺めならが、一人の自分がいる。そんな経験が夢を作るのかな?けれども、今回は彼が出てきた。私は隣の坐って知り合いと、話をして入る。それは彼の事を、話している。そして、シートを倒して、眠ろうとした時、後ろにいる人の顔を見たら、彼だった事に気がついた。
彼の顔は今聞いた事を、聞いていなかったように、無表情。彼はいつも、私の前では、怒ったように、無表情。でも、彼の気持ちがわかっているので、私は、彼の気に障るようなことを言わなかっただろうかと、自分の話していたことを思い返して、そんな事はなかったとほっとした。
そして、彼は後ろに坐っていて、私の話を興味津々で聞いたいただろう事を想像して、すごく温かい気持ちになった。飛行場で道に迷った。もう、彼を見つけることは、できなかった。いつも、夢の中に出てくる。同じ飛行場なんだ。
私の夢では、電車の駅もいつもとてつもなく大きな、駅。飛行場もとてつもなく大きなものなのだ。そして、いつも同じ場所なんだ。夢を見る日は違うのに、何故にいつも同じ場所が、出てくるんだろうか?そういえば、いつも同じ場所はおおい。それはすべて現実には、ない。でも、いつか私が感じたそんな場所を描いたら、そんな感じになるような、心の風景が具体的な場所になっているそんな感じがする。
月の光もない、真っ暗な田舎道。橋。橋は沢山色々な橋が登場する。子供たちの遊び場。私は旅が好き。一人でいつも、行動していた。いつも一人。私はその知らない町、知らない人の仲にいることが、すごく心地良いのだ。きっと、今までの自分を誰も知らない。その感覚が嬉しいのだと思う。きっと、新しい私になれる。過去をすべて捨てることができる。
私は写真を過去の物は、大抵の物は、捨てている。子供の時の物、結婚の時の物。全部捨てた。哀しそうな、辛そうな顔をして入るその事実を消して今痛かった。私は幸せだったんだよ。と自分に言い聞かせたかった。あまりに、哀しい過去だから。私はいつも、過去を捨ててきた。そして、生きる力を得てきたんだ。いつも、前に向いて歩くしかないから。終わった事は、終わった事なんだ。
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