通勤途中で依存した男と良く似た人を見た。似た人は沢山いる。でも気のせいだと思うが気になって仕方ない。してはイケナイ事だがシステムで男が会員かどうか検索してしまった。居た。違う人かも知れないと思いながらも中味をみると紛れもなくその男だった。私の勤務先の近くに出現していた。本物の男だと解った時に私は パニックになった。体の震えに心臓が早く波打つ。怖い!と思った。自分の行動の範囲の近くに存在を感じたから。収まるにはしばらく時間がかった。その夜私は中々寝付けずにいた。辛かった時期を思い出し私は泣いた。自分が惨めだった事や 自分が頑張って絶えてた事や、自分が悪かったのだろうか?と思い泣いた。 次の日は私は誰とも話したくないと思った。声も小さく元気もなかった。 私はこの心の傷に決着を付ける事は出来るのだろうかと思った。 できると思う。私はあの家で生きて来たのだから。あの強さがあるから出来ると思う。傷が大きかったからか自信が小さくなる。でもこれを乗り越えなければ私はまた1歩踏み出せないのだ。新しい人間関係も。何もかも。でもこれほど強くPTSDの症状が出たのは初めてかもしれない・・。もうこの問題からも目をそらせないのだ。立ち向かって行かねばならない。これを乗り越えれば私はもっと自由になれるから。これから苦しい日々が続くかもしれないけど・・私は負けない。私には人生を楽しむ権利があるから
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