すべてを奪った、あなたへ(フラッシュバック注意)


なぜあなたは僕からいろいろなものを奪ったのですか?
あなたは僕に望んでばかりでしたね?
愛情、仕事、遊び相手、いろんなことを望み、いろんなことを強要しましたね。
あなたは貧乏な家庭に現れた足長おじさんにでもなった気ですか?
知り合って数年はよかった、
けどあなたは僕たちをこんな誰も友達も知り合いもいない、孤独な場所に閉じ込めた。
僕はまだあの頃近所の公園で友達と遊びたかった、なのにあなたはこんな遠くに連れてきて、夕食の時間なのに帰りが遅いとかいいましたよね?
そんなことのせいで僕はみんなにすんでる所を嘘つかなければいけなかったんだよ。
あなたはまず僕から地元の友達を奪った。

あなたは知ってますか?
僕が夜中、トイレに行くとき忍び足で静かに行っていたのを。
紅茶を作るとき、砂糖をかき混ぜる音を必死で押さえてたことを。
それをうるさいと感じるならなぜあなたはリビングのソファーで寝ていたのですか?
ほんとに恐怖を感じていたのですよ。
僕は家に帰ってくるとき、必ず駐車場を確認していたのを知っていますか?
車がないとものすごく安心していたのですよ?
僕は家にあなたがいると安心していられなかったのは知っていますか?
そんなあなたをどうやって愛せと言うのですか?

姉がなぜ出て行ったかわかりますか?
あなたはいつかわかってもらえるなんて思っていたみたいですが、完全な性的虐待ですよ?
姉が夜中に電気を消して泣いていたのを知っていますか?
僕らは人間の心があるのですよ。

あなたは僕の一番遊びたい時期に僕をこんな所に連れてきて自由を奪ったのですよ?
僕はそのせいでつきたくもない嘘をたくさんついたのですよ。
そのせいで自分に自信が持てず、人とのコミニケーションが下手になったのですよ。

「俺はお前たちをほんとの子供のように思ってる』
それなら、あなたが僕たちのためになることをかんがえて行動した?
僕ら家族でテレビを見てたとき『なんで三人でコソコソテレビ見てんだ?あっちでみんなで見ればいいだろ?』って言ったよね?
家族の時間なんだから邪魔しないでほしかった。
あなたは家族じゃないんだから。
『もうお前たちの人生を狂わすのやめようと思う』
今頃気づいたって遅いんだよ!

たぶん僕はあなたを自殺に追い込んだ張本人でしょう。
あなたにはもっと違う人生を送ってほしかった、本当の自分の血を分けた子供と、愛してくれる奥さんをもらってほしかった。
結局、どちらにとっても不幸な結末にしかならなかったね。
もっと適当な距離感があればうまくいったと思うよ。

僕は今いろいろな後悔をしているよ。



あたる
2006年12月22日(金) 03時35分02秒



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