養母へ


そう言えば、あなただったわよね。

「そんなに○○が憎いなら○○を殺せ!」と、
あの男に言ったのは。

すりガラス越しに見えた、あの包丁の光。
あの時の「恐怖」、あの時の「失望」
絶対、忘れない。

だから、あなたも許さない。

独立し、揉める事も無くなって
あなたに第2の人生が訪れて、
今では、「いい母親」になってるあなたで
あっても私は許す事は出来ない。

もっと早くに「今のあなた」と出会っていたら
事情は変わっただろうにね。

最後に、あなたに対する私の評価は、

「油断ならない女」。



かおるん
2003年11月14日(金) 02時24分34秒



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