おとうさん


母と共依存関係だった父
不満ばかりを言う口の悪い母に支配されながらでも
愛していると思っていたかったんでしょ。
母をなんにも出来ない人にしてったのは、あんたのせい。
いつも母の味方にしかならない母のロボットだった。
そんなにお父さんも怖かったの?わたしは、逃げ道を作ってほしかったのに
おんなじことしか言わない。
いつでもわたしが悪いことになってた。
「お母さんに向かって何言うとんのや。」
反発したい強い気持ち、抑えられ飲み込むしかなかった
そのお母さんって、何様?

実家にもう行きたくない
母のクエスチョンだけに応えようと
わたしを追い込んでいる感覚は、全くなかったの?
行かない理由、ちゃんと伝えたら納得できなくても理解してくれようとした?
わたしが無視するしかなかったことで、それに腹が立ったんだよね。
恐怖を受けて震えている娘へ自分らの正しさだけで踏み込んできてたことに
罪悪感を少しでも持ってほしかった。

急死するしかなかった父
ギリラインの生活保障を母に残し、世話を掛けることなく最後まで母を気にしてった人。
もう(母を)守ってやれないってことだったの

不全家族で育った苦労人のお父さん
あなたが作りたくて強要してきた理想の家族像によって
わたしは自分を失ったんだよ。どうしてくれるのよ
何度も家出を繰り返す度に、探し回ってくれた愛情?から
気づいて欲しかった。学んで欲しかったよ。
肝心なことなんにも話できへんと一人勝手に逝ってしまってさ。わたしへの責任を残していかれて悲しかった。

わたしはね
あんたら二人が知らずと植えつけてくれた正しさのコントロール呪縛から
解放されたいんだ。
残ったお母さんの寂しさ、よう責任もたないからね。
生き辛さにまみれた自分を自分で
やっと労わっていける見通しをつけて これからは意思ある行動を起こしていく。

















おかえり
2013年01月31日(木) 10時42分01秒



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